新型ワクチン その後

今朝は、新型ワクチンを打ってもらってきました

このワクチンは、先週のうちに４本納品されてて、
当初は医療従事者も『２回接種』だったので
「先生二人と看護婦さんのぶんやな～？
　私ら受付スタッフは一般患者の後回しでもビックリせぇへんで～」
‥と、思っていましたが
（実際、どの病院でも受付や事務のスタッフまで数えてたら、
　ものすごい人数になるし
　そのあたり、どのへんまでを『医療従事者』として扱うかは、
　それぞれの院長の権限にまかされていたようです）

医療従事者も１回接種になったので(←！？)
思ったより早く打ってもらえことになったようです

しかし
それでも、スタッフ全員ぶんには足りないので
主に受付・患者さんの応対・会計の業務をしている、私ともうひとりを
優先して先に打ってくださる、とのこと

『まさしくインフルエンザ陽性』っていうひとの間近まで行って、
リレンザの使用法など何度も説明してるので、
今さらっちゃあ今さらな話なんですけど

それでもそのへん、それなりの対処をして頂けるのは
大変ありがたいです


あちこちで、副作用についてイロイロ言われていますが
少なくとも私にとっては、
毎年受けている季節性インフルエンザの予防接種よりも
「注射液が入ってくるときの痛み」が全然なかったし
接種部位の腫れも、季節性のものと同程度です


このワクチン
先日も書きましたように、今、最優先の人たちの
（妊婦さん、基礎疾患を持つ人たち）受付をしているんですが

喘息の人は『最優先』なんですよ
このインフルエンザは、呼吸器の症状が悪化して重症化する子が見られ、
↑これは、季節性インフルエンザにはなかった
新型の特徴やとか新聞で読んだ気がするし‥
そういうことになってるんでしょうね

ほんとにね
日々、新型インフルエンザの患者さんたちを見ている訳だけど
もともと健康な子どもたちは、
あっさり熱が下がっているケースが多いようだし、
たいがいの場合は、皆さん様子が元気そうなんですよ

そして、ほとんどの場合は、罹るのは子どもたちだけ
親まで感染してしまった～っていうケースは、
ひっじょーに少ないように思います

‥なので
自分や小学生どもに関しては、あまり怖く思ってはいないのですが
我が家のエくん(そしてかつてのユちゃん)は、
『喘息』と診断されたことはないんだけど、
風邪のとき、喉がゼイゼイ・ヒューヒューいいやすく、
『喘息性気管支炎』との病名がつき
喘息のひとにしか出ないようなお薬を処方されるひと(たち）なので
先日もゼイゼイと咳が酷く、食べたものを全部吐いていたくらいなので
エくんに関しては、ちょっと怖いな、と

そんな訳なので
我が家は、小学生どもには季節性ワクチンだけ（既に１回目接種済み）
エくんには新型ワクチンだけを予約しました

つまり、エくんはにわか喘息患者ということにさせてもらって、
（このへん、医院で仕事をしていると融通がきいて有り難い）
妊婦さんたちと同じ最優先ワクで11月半ばから接種可能になる‥
予定です

ま、その優先ワクでなくても、
１歳～小３までの子どもは、１１月終わりごろから予約受付開始で、
１２月半ばから接種可能（予定）になるんやけどね


ところで
今年の季節性インフルエンザのワクチンは、
新型ワクチン製造のために、
例年の７,５割～８割くらいの量しか製造していないとのこと
連日「まだ予約できますか？」との問い合わせの電話に、
「申し訳ありません。」「すみません。」「もうなくなりました。」と答え
電話を切ってから電話機に向かってもう一度「ごめんね～」と
つぶやく日々です

「自分は予約させてもらってるけど、～～（家族）もお願いでけへんか？」
といった問い合わせも多いです
‥それでもやっぱり、「ごめんなさい」です。

事情を知ってるので、アタシの家族のぶんは
ずいぶん前に確保させてもらっちゃいましたが
‥ごめんなさい

そんなこんなで
いつものつもりでいたら、
季節性のワクチン予約はどこの医院でもできなかった、というひとたちが、
たくさんおられることと思います
今、そのつもりをしていれば、
少なくとも小３までのお子さんなら、
年内に新型ワクチンは接種できるはずですから

接種を希望される方は、１１月終わりごろからの予約をお忘れなく～

‥ですが
仕事先の医院などでは、「～～の家族だから」とかいう理由で、
まだ予約を受け付けていない優先順位にあたる人たちも、
予約を受け付けて欲しいと言われるので
接種時期はずいぶん後になる（予定は未定）と了解していただいた上で、
既に全てのワクで予約を開始している状況です

接種を本当に希望されるなら、
一日も早く、医療機関に行ってみても‥いいかもしれません