まいにちはなたば

キレイな花、枯れた花、トゲだらけの花。
毎日いろんなことがあるけど、遠くから見れば、やっぱりきれいな花束だと思うよ?

お下がり

2009-10-22 15:52:58 | こども
昨日は書写の時間があったらしく、
タが持ってかえったきた習字セットの筆を洗ったりしていたので

「ユちゃんの習字セットも、そろそろ買わないとね~
 リコーダーも、3年生から使うんだよ~?」
なんて話をユにしていたんですが

だって
学校で販売されるヤツって、ものすごく高いんだも~ん
H和堂の特招会で買ったタの習字セットもユの絵の具セットも、
学校で販売されたものの半額以下だったよ!?

だから、絶対に早めに安く買ったる~!!
と思ってるんですけど
(実は、ユちゃんのふでばこも、年長さんになってすぐ、
 新学期用品の売り尽くしセールで安く買いました

ユちゃん曰く
「あ。でもリコーダーは買わなくてもいいよ?
 だって、家にあるじゃない。」と。

「え!?でもそれって、オトウチャンのか、
 Yっちゃん(ユちゃんの伯父さんになります)のだよ?
 それでいいの?」

「うんっ。なんで~?」

なんて言うので。

「ユちゃん、アンタ偉いなぁ
 おかーさんは、おかーさんのお兄さんのリコーダーを使うのが、
 自分だけ違う色のリコーダーだったから、なんだか少しイヤだった。
 なのに、お父さんのでもいいなんて、偉いね~
 ‥でも、リコーダーのケースはかわいいのを作ろうね?」
と、手放しで誉めときました


そのことを晩ご飯の食卓で話して、
じいじばあばからも偉いと誉められ、すっかり得意げなユちゃん

しかし、そんなことは初耳で
去年新しいリコーダーを買ってもらってしまったタは
「だ‥だって、僕はそんなこと聞かれなかったから‥」と、不満げ

‥なので

「そやね、タの時にはそんなこときかへんかったもんね?
 タに同じこときいたら、タだってきっと、
 お下がりでも全然構わないって言ってくれたやろうね

と、フォローをいれたものの
ユちゃんばっかりが、偉いえらいと誉められたのでは、
なんだか面白くなさそう

そこで、思いついたのは

「タにはタの偉いところがあるよ
 このごろ、ユちゃん、自分が少しでも早く学校に行きたいからって、
 ほんのちょっとタを待っていてあげたら一緒に行けるのに、
 待ちきれなくて、先に一人で行っちゃうでしょう
 タは、ユが一年生のとき、今みたいにさっさと用意ができなくて、
 すご~~~く時間がかかっていたときでも、
 『早くしてよ!!先に行っちゃうよ!!』って言いながら、
 いつも、ちゃあ~んと待っててくれたよね?」

と誉めると。じいじばあばも、ほんまにタは優しい子やと、
今度はタをベタ誉め

‥すると当然、面白くないのは、今度はユちゃん

「でも、タだってさぁ
っと、始まってしまいそうに
‥こんなことやってたら、きりがありません

「いま、それぞれにおかーさんが『ほんとに偉いなぁ
 と思えるところの話をしたの!!
 ただそれだけ!!今はお互いを責めんでよろしい!!」と
宣言したのでありますが

『誉め育て』はとても大事なことやとは思います
でも。
家に子どもが複数いると、
それぞれの『誉めポイント』を親としてちゃんと意識しておかんと、
却ってややこしいことになりかねない

っということに気づきました

毎日、注意したいことのほうは、
本当にイヤになってしまうほど、見つけまくりなんですけど
ちゃんと意識して、誉めポイントも探しとかんとねっ??

ってか
後者は、意識してないと見つけられへん
っと、つくづく思うよ~~!!