白亜紀の精霊

昨日、相良先生の講演会後、
Ｍちゃんに頼まれていたので（？！）
手を挙げて、先生に質問しました

だいたい私は
育児において「悩まない」ことを
鉄則にしてやっているので、
(だって、時間が経てば解決することが
　ほとんどなんだも～ん)
そんなに困ったことって、実はないんだけど‥。

強いて困ったことを挙げるとすれば、
タのこと。
やらなければならないことの優先順位が上手く決められず、
例えば、宿題を終わらせるのに、ものっっすごい
時間がかかることを話しました。
まずは、とりかかるまでに、すっげー時間がかかる。
彼の自主性も尊重したいので、
「何時から、宿題やるの？」
と訊き、「○時○分！！」との答えをもらい、
「時間だよ～？」と知らせても、
返ってくるのは、生返事。
恐竜のフィギュアを動かしながら、白亜紀の精霊と戯れている、
本の世界から帰ってこない‥etc.

ようやく、始めたかと思っても、
教科書のずいぶん先のところを黙々と読んでいる
消しゴムと鉛筆が机の上を走り回っている
歌を歌っている‥


何かに集中しているのを邪魔したくはないんだけど、
次から次へとその集中の対象を移されては、
いつになったら、宿題が終わるのよぉ～！？

学校では、授業にも集中して、
先生の言われたことは遵守し、
意欲を持っていろんなことに取り組める（らしい）のに
家では、だらだらだらだらだらだらだらりん～
と、時間を使っている
‥というあたりを相談（？！）しました。

先生も、
「う～～ん、それは難しいですねぇ」と仰って
もう一人の、来ておられた先生に、
「事例をたくさん知っておられるでしょ？」
と、意見を求められました。
その先生が仰るには、
「学校ではちゃんとできるのに、家ではリラックスして
　好き放題‥というのは、悪いことではないですよ」と。

そう、そう？？
そう言っていただくと、救われるわ～

さらに、
「私が知っているお子さんで、似たタイプじゃないかと
　思うお子さんがおられたんですけどね‥。
　お母さんに『お願いだからぼくの好きなことをさせて』と、
　お願いされた、というお子さんを知っています。
　そのお子さんは、毎日１時間、ミニカーやなんかで、
　とにかく一人で、集っ中して遊ばれたそうです。
（おぉ～タ、そのまんま、やんかぁ～）
　そのお子さんは、Ｎトルダム小からＲ星中高に進まれ、
　どこか、国公立の大学に入られた、とききましたよ。」
ま、学校の名前はこの際どーでもいいんやけどさぁ‥
ともかく！！
集中して遊んでいる間は、前頭葉が活発に働いている訳で、
脳ミソにはえぇっちゅうこっちゃね～？？

でもやっぱり、
宿題はなかなか終わらへんのですけど‥

「それでも、『なんとか』終わってる訳なので、
　これからどうなっていくか、楽しみにしながら、
　見守っていくことにします」
と、先生の答え（？）に私が答えると、
相良先生は、その『楽しみに待つ』と私が発言した点を
たいへん褒めてくださいました

いつもいつも、なかなか実行できてはいないんだけど、
心がけていることの中身を認めてもらった気がして、
母は、とってもとっても嬉しかったのでした

帰ってくると、相変わらず
カッチーんぐわわぁあ～～
なんやけど‥
「ぐわわぁあ～～」と出してしまう前に、
すこぅし呼吸をすることができるようになった‥？
気がした木曜日だったのでした。

‥この一呼吸を、
忘れずに、いこうと思います