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小心者の旅行遍歴
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二日目(3)【モスタル~スプリット】(バスターミナルにて)

2017-10-18 20:15:56 | '17ヴェネツィア共和国(少しBIH)

10:45、部屋に戻るが車がない。お兄さんどこか行っちゃったかな。
小雨が降っているが歩いてバスターミナル行くしかないか

荷物出してキーは部屋の前において、置手紙を書いて敷地の外に出たら
車のクラクション、お兄さんの車だ。

バスターミナルまで車の中で少しお話。
観光シーズンは6~8月、冬の間は観光客もいないので、
アメリカ南部に仕事に行っていて、もしお客が来たときは彼の兄弟が
世話しているらしい。道理でなめらかな英語を話すと思った。

昨日の迷いながらに比べると、まさにあっという間にバスターミナルに着いた。
お礼を言ってお別れ。チップを渡そうとするも受け取ろうとしない。

ありがと~

お兄さんを見送ると、そのすぐあとにも車で送られてきた旅行者がいる。
さっき橋の近くで見かけた人だ。日本人っぽいね。

モスタルもサラエヴォ同様、バスターミナルと駅が隣接している。
車で来たので時間があるし、ちょっと見てみようと思ったが、入口分からず断念。


スプリット行きのバスがもう来ている。人が集まっているところに行くと、さっき
僕の直後に送られてきた旅行者(女性:20代かな?)と目があった。こちらに来る。
 日本の方ですか?
 はい
 スプリットへ?
 はい

おー、こんな路線で日本の方と一緒になるとは

彼女はもう荷物を預けたという。売店でお菓子でも買ってくると言うと
その間に僕の荷物を預けておいてくれるというので、
代金の2KM渡してお願いして売店へ。

スプリット着は15:30の予定。お昼食べられないので、小さめのお菓子二つ。
そしてやっぱりNESTEA。ボスニア・ヘルツェゴビナでは4本。
いずれも2KM(=1euro)だった。

バスに乗ると、その時点で乗車率は60~70%といったところ。
2席空いているところはもう少なかった。おっさんが隣じゃ鬱陶しいかなと思って、
近くの別の席に座るとどんどん席が埋まっていく。
こんなに混むなら隣に行ってもいいかな、どうしようかなと考えていると背中をたたかれ
 こちらに来ませんか?
 そうしますかねぇ(←口から出た声)
 いくいく!(←心から出た声)
ってことで、お隣の席へ

気が付いたら結構な乗車率。予約しといてよかった~

バス出発

いろいろお話をすると、デンマークを基点にヨーロッパを旅行しているとのこと。
サラエヴォから来たのも同じで、僕の前日に来たらしい。
電車で来たようでやっぱり30分くらい遅れたんだとか。

 あなたは知らないかも知れないけど、僕にとってはサラエヴォと
 言えば黒岩彰っていうスケート選手でねぇ・・・

 私がサラエヴォ行くと言ったら、両親もその人のこと話してました
 僕はあなたの両親と同じ年代かぁ
 いや、うちの両親の方が上だと思います

気ぃ遣ってくれてありがとう

彼女もスプリットは以前にも来たことがあるので、
残念ながら素通りで次の目的地へ向かうという。
しかし、その次というのがこちらの翌日の目的地でもあるサダル
それも二泊するってことだから、明日もサダルで会うかな。

バスに乗る前は小降りだったのに、走り出したら結構降ってきてる。
景色が楽しめない上にwifiがつながらない。
そんな時に話し相手がいて非常にありがたいなぁ

彼女は事前に知っていたようだが、途中バスの乗り換えがあった。
バスの乗り換えというよりバスの交換かな。雨の中、別のバスに全員で乗り換え。
乗り換え後もお隣に


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