Blog About Nothing

小心者の旅行遍歴
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徒歩で帰宅

2011-03-11 22:49:45 | 日記
地震怖かった

ちょうど立ってプリンタ出力したものを取りにいくところ。立っていたことも
あり、すぐには気付かず、「地震だ」と言われても「このくらいたまにはあるさ」
と思っていた。すると揺れは強まるばかり。机につかまらなければ立っていられない
ほど。液晶ディスプレイの上の置物は落下し、引き出しが開いたところもあった。

あとはあまり仕事にならず、5:50頃徒歩の帰宅を決意。パソコンを横にして
会社(山手線内ほぼ中央)を出た。4時ころから帰ろうかなと思っていたが、
らしくもなく躊躇してしまった。それでも会社では一番早かったと思う。

さて、家は武蔵野地区。20kmくらいあるはず。不動産屋の住宅情報の徒歩何分
というのは1分80mというのを聞いたことがある。速足なので100m、という
ことは1時間6km。途中疲れることも考慮すると、3~4時間と見積もった。
かばんは会社において、雨が降るとの情報もあったので折りたたみの傘だけもった。

■18:00 退社
まずは靖国通り。思った以上に人が多い。ヘルメットかぶってる人
もいる。
■18:29 コートのボタン外す
体があったまってきた。しかし手は冷たい。コンビニで手袋を買おうとするが
ない。おにぎりやサンドウィッチなどはほぼない。あまりお腹はへっていなかった
のが幸いだ。
■18:31 明治通り
人が多くなった。何しろ新宿が近い。角の靴屋が繁盛していた。
■18:37 甲州街道
新宿駅を越える橋は歩道が狭い。地上の道を駅に向かうべきだった。
■18:43 新宿駅南口
坂を登りきって南口へ。テレビカメラ数台が来ていた。電車待ってる人がいるが
多分徒労に終わるだろう。
■19:03 初台
歩き始めて一時間たって初台。予定通りなのかどうかわからない。
■19:14 幡ヶ谷
■19:21 笹塚
■19:32 環七
ずっと実家に電話をかけていたがつながらず、この辺でようやく母の携帯に
つながった。実は実家に帰る予定だったのだが、当然帰れるわけもない。
家は無事なようだった。
■19:41 井の頭通り
井の頭通りの看板を看板を見て、「井の頭通りか」と独り言。この辺から
独り言を言うようになった。結構これで自分を鼓舞したような気がする。
ここで甲州街道に別れを告げて井の頭通りへ。少し人が減って歩きやすくなった。
■19:45 コンビニ
ミニストップでトイレを借りた。ありがとうございました。助かりました。
■19:57 永福町
この辺のコンビニであったかいコーヒーを買った。これが帰宅途中唯一の飲み物。
■20:27 環八
駅でいえば荻窪。このあと、また歩道が詰まっていたので追い越そうとして
車道に出て少し走った。すると歩くより走る方が足の負担が軽いのに気付いた。
疲れるまで走ることにした。
■20:46 武蔵野市
「武蔵野市」の看板を通り過ぎた。これで安心。このあたりで走るのやめた。
■20:55 吉祥寺
駅前はバス待ちの列で歩きにくい。
■21:20 最寄駅
通っているスポーツクラブの前を通るとビルの点検のために休館。いきつけの
うなぎ屋に行ってみたがもう閉まってた。駅前のとんかつやはこの時間にしては
すいていた。夕食。
駅前はタクシーやバスを待つ人も列を作っていた。電車は当然止まっていた。
「終日禁煙となっております」の駅のアナウンスはなんのため?止められないのか。
■21:40 帰宅
やれやれ。エレベータは止まっていて階段で。オートロックのマンションで
階段からでは通常ドアに鍵がかかっているのだが、大家さんが開けてくれて
いたようだ。両隣の部屋の方も在宅のよう。
液晶テレビと本棚が倒れていた。冷蔵庫の位置もずれていた。ガスが止まって
いるようで風呂入れず。コーヒーも飲めず。テレビの津波の画像を見ると、
このくらいは我慢しようという気になる。
コメント
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