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韓国政府「大陸棚 沖縄近海まで」=国連に文書提出へー日本の領海はどうなるのでしょう

2012-11-25 23:35:05 | 意見発表

韓国政府「大陸棚 沖縄近海まで」=国連に文書提出へ

聯合ニュース2012年11月25日(日)19:00
 【ソウル聯合ニュース】韓国政府は25日までに、朝鮮半島から延びる大陸棚は東シナ海の沖縄トラフ(沖縄近海の海溝)まで続いていると主張する文書の国連に提出するための国内手続きを終えた。早ければ11月中に、遅くても年内に提出する予定だ。東シナ海の大陸棚の境界をめぐっては、韓日中がそれぞれ異なる主張をしている。比較的、主張の近い韓国と中国は意見の調整を済ませたもようだ。文書を提出すれば、日本の反発が予想される
 複数の韓国政府消息筋によると、外交通商部は22日の次官会議で大陸棚境界に関する公式文書を国連に提出する方針を確認した。27日の閣議に報告する。
 今回、韓国政府が提出する文書は2009年5月に国連大陸棚限界委員会(CLCS)に提出した大陸棚の境界に関する予備情報文書と同様のものになるとみられる。同文書では、韓国の領海基線から200カイリを超える済州島南方の韓日共同開発区域(JDZ)内の水域までを自国の大陸棚と規定している。延長を主張している部分の面積は1万9000平方キロメートルに達する。
 
東シナ海の大陸棚は、サウジアラビアの10倍近い天然ガスと石油を埋蔵しているとされる。
 政府は文書提出にあたり、中国と緊密な協議を行ってきた。韓国と中国は両国の大陸棚が沖縄トラフまで延びているとの認識で一致しているが、一部で相違点がある。ただ、韓国政府が国連への提出を決めたことは、中国との調整が終わったことを意味する
 大陸棚が沖縄トラフまで延びているという韓中の主張に対し、日本は「日本領海の権益を侵害すること」と反発している。ただ、日本は自国の大陸棚に対する見解をCLCSに伝えていない。
 国連海洋法条約は、排他的経済水域(EEZ)に当たる200カイリを超える大陸棚を設定する国に対し、CLCSへの申請を義務付けている。委員会は科学的・技術的ガイドラインに従い提出資料を検討し、勧告を行う。同勧告に基づき設定された大陸棚の境界は最終的なもので、拘束力を持つ。
 

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1.日本との関係はどうなるのでしょうか。また新たな紛争問題が生じたのでしょうか。

 
 
 
     
東シナ海の自国大陸棚延長 年内に公式申請=韓国
 【ソウル聯合ニュース】韓国政府は年内に済州島南方沖の東シナ海の大陸棚に対する韓国の公式見解を盛り込んだ正式文書を国連に提出する。文書は自国の大陸棚が沖縄近海まで延びたとの内容。提出時期は当初、「早ければ今月中」とされていたが、日本政府の反発などを考慮し、「年内」に調整したとみられる。

 外交通商部の当局者は6日、聯合ニュースの電話取材に対し、「国連海洋法条約に基づき大陸棚の境界線に対する情報を、年内に国連大陸棚限界委員会に提出する」と話した。

 韓国政府の正式文書には、「朝鮮半島から自然に延びた大陸棚が沖縄近海の海底地形『沖縄トラフ』まで達した」とする内容が盛り込まれる見通しだ。

 同部は5日、「国連に正式文書を提出するための実務手続きを完了した。早ければ今月中に提出することを推進している」と明らかにしていた。これを受け、藤村修官房長官は同日午後の記者会見で、「韓国が200カイリを超えて大陸棚延長をすることはできない」と述べ、韓国側の大陸棚の延長に反対を表明した。

 韓国当局者は、「政府としては大陸棚の境界線情報提出は国際法に合致している上、第三国の海洋権益を侵害していないとみている」と話した。藤村長官が「境界画定の問題がある海域での申請は、関係国の同意がなければ審査できないことになっている」と指摘したことに対しても、「境界画定会談を通じて解決する問題で、大陸棚の境界線に対する情報提出とは関係がない」との見解を示した。

 韓国は2009年に正式文書ではなく、予備情報を国連に提出している。当時、提出した予備情報は、領海基線から200カイリを超える済州島南方の韓日共同開発区域内の水域で、面積は約1万9000平方キロメートルとされる。

 東シナ海の大陸棚はサウジアラビアの10倍近い天然ガスと石油が埋蔵されていることが明らかになり、韓日中3カ国が主張する境界が重複している。このため、韓国政府が正式文書を提出すれば、日本と中国もそれぞれの立場を盛り込んだ正式文書を提出する可能性もあり、3国間の資源獲得争いが表面化することも懸念される。


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