安倍晋三氏を支持し支える会

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~密着 LNG獲得交渉~“ジャパンプレミアム”を解消せよー卒原発は慎重に進めるべき

2012-11-28 20:46:54 | 意見発表
No.3280
2012年11月28日(水)放送
“ジャパンプレミアム”を解消せよ
~密着 LNG獲得交渉~
 
去年3月の原発事故以降、火力発電の燃料、LNG(液化天然ガス)の輸入が急増。その輸入増加額は1兆円を超え、昨年度、過去最大となった貿易赤字4,4兆円の原因の一つになっている。背景には、日本がLNGを、欧米と比べ3倍以上の高値、“ジャパンプレミアム”と呼ばれる価格で買わされていることが大きな要因となっている。中国やインドなど新興国も環境負荷が小さくエネルギー効率が高い天然ガスの需要を増やしている。原発に依存してきたエネルギー戦略の見直しを迫られている日本政府も、商社の権益確保の後押しに乗り出した。番組では、電力・ガス会社のLNGの価格交渉の現場や安定確保に向けた商社・国の動きに密着。日本経済の先行きを大きく左右する天然ガス争奪戦を追う。
 
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1.脱原発、卒原発と言う方向は納得できます。しかし、世界が原発化を進めている中、日本はやってゆけるのでしょうか。日本経済が成り立つのかということです。
 
2.碁で下手な人の打ち方で「見えしたけ皆打つは下手そかり」と言うのがあります。脱・卒原発を訴えて当選しようと言うこともあるでしょうが、じっくりこの日本の先々を考えて提案されているとは言い難い。見えたところで公約をぱっつぱっつと作って、この指とまれとやった。卒原発なんて言う言い方は卒業してほしい。目新しい言葉で気を引こうっていうのでしょうかねー。一野党で終わるつもりなのでしょうか、政策実現のためなら外交を含めた国政全般の方針が必要ですが、卒原発と見えたところだけで党をつくるのは無責任だと思う。
 
3.日本が脱・卒原発を進めると今の所、再生可能エネルギーに手当てができていない中、LNGに頼らざるを得なくなる。ということは日本のLNG需要は急に始まったもので、当然LNG相場を引き上げたし、別枠で日本分が高い値段を提示され、何が何でも脱原発でエネルギーを賄わなければならない日本は、日本用特別価格で買わなければならなくなっている。それでジャパンプレミアムといわれている。欧米と比べ3倍以上の高値ということで日本電力会社は当然電気代に転化してくる。その日本の電気代は世界一高くなるでしょう。そういう中で日本企業は国際競争に勝てるわけはない。
 
4.何事にも言えることだが、安全性を高めようとしたらコストは高くなる。コストを抑えようとしたら安全性を低めることになる過去の原発計画はこの安全性を考えないことで、無視することで電力料金のコストを下げることを目指してきた。
民主党は初代首相鳩山はCO2を25%削減するとさらなる原発推進にアクセルをかけた。民主党は過去の原発導入の責任を自民党にあると主張したが、それをチエックしないで、さらに進めようとしたのは民主党である。全責任は民主党にあるといえる。
そして、福島原発は管首相の指揮ミスであり、人災と考える。
 
5.もちろん自民党は反省しなくてはいけない。あまりにも安全性については軽視しすぎてきた、それは誰の責任であるかは事故調でも追及されていない。
 
日本の安全性の軽視思想は、これはゼロ戦の設計でも言えることでゼロ戦は安全性よりもコストを下げ、機能性追求を図り、世界一の戦闘機と言われた。しかし、墜落機を再生しその欠点を研究され、安全性軽視が明らかにされ、欠点が明らかにされた後はアメリカの戦闘機には勝てなくなったという、その伝統を引き継いでいると言える。
 
5.脱、卒原発ということは、ゼロ戦で言えば脱・卒ゼロ戦と言うことになります。飛行機なんて危険だから全然取り組まないと言うことに等しい。
だが、世界的に考えて脱・卒原発が進む方向でしょうか。特別な国をのぞいて反脱・卒原発の方向を進んでいます。戦闘機で言えば戦闘機は必要だということで、より良い戦闘機の開発を進めているのです。軍隊で戦闘機無くして戦力にならないと同じです。だが日本は戦闘機は不要だと言っているのです。これでは戦闘力は強化できません。
 
6.外国のLNG関係者の知りたいことは何か知っていますか。嘉田知事さん。
「日本の原発再稼働するのか」と言うことが知りたいのです。そこにあなたがかっこよく原発を卒業しましょうってぶち上げると、日本の電力会社のエネルギー源は現在は化石燃料に絞られてくるではありませんか。そのことはLNGバイヤーにとっては最高の情報になり、3倍の価格が4倍でも5倍でもいくらでも花上がることになるのです。嘉田知事は電力会社の値上げ要求の責任者です。
脱・卒原発は日本国民の皆んなが考え自民党も考えています。ただ政権与党となる身では再生可能エネルギーの調達状況、化石燃料の調達状況、原発の安全性の強化の方法、エネルギーの需給バランスを考えて清朝に進めて行くべきでしょう。
「見えしたけ皆打つは下手そかり」日本未来の党にはそう言う浅はかな点が見えます。
20人そこらの党員では日本の改革はできません。その上小沢悪党を抱え込んで、体の良い看板になって悪党隠しに、日本人騙しに手を貸していることになるのではないでしょうか。
日本維新の会のどこが気に入らなかったのでしょうか。維新の会も脱原発は考えていますよ。
 
7.補完電力の対策ができていない中、日本は急激な脱原発をすすめれば危険です。超超安全な原発をつくるように奨励すると言う方法もあります。「卒アメリカ原発」と言う考え方もあります。嘉田さんは東芝、日立の原発もやめさせるのでしょうか。
 
8.卒原発の前に、電力自由化・発送電分離、ミニ電力会社育成、など研究すべきところはたくさんあります。
 
9.世界では日本に化石燃料を高く売りつけようとしています。これはTPPの将来同じようなことが起きてくるのです。いくらでも高く日本は食糧を買うぞ、今こそ食糧で日本を攻撃してやろうって。所で嘉田知事、TPPはどうなんです。尖閣はどう守るのです。
 

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