阿部ブログ

日々思うこと

大手町再開発計画「1-2計画」と “将門塚”

2013年08月10日 | 雑感
東京・大手町の再開発が着実に進行中だ。「解体される大手町の 『旧三和銀行東京本店ビル』 ~大手町再開発1-1計画~
在りし日の三和銀行ビル↓
              
今は、解体されて跡形も無い↓
                        

NTTのコーポレートが入居しているこのビルも解体される↓
                        
NTTビルの裏手にある旧郵政のビルも解体される↓人が居ないビルは一見してわかるものだ。
          

さあ、旧三和銀行&マルハの「大手町1-1計画」の次は、いよいよ「大手町1-2計画」だ。

勿論「大手町1-2計画」では神田明神建立の地である「将門塚」には一切手をつけない。羽田の鳥居じゃないが、動かしたりすれば大手町の会社もタダではすまないだろう。
この地は戦前、大蔵省や内務省のあった土地で、関東大震災で被災した役所を立て替える時「将門塚」を切り崩して大蔵省の仮庁舎を大正15年に建設した。が、大蔵大臣・早速整爾や現職課長など職員数十名が次々と死亡する状況を惹起したため、昭和3年に元々塚のあった所の庁舎を解体し「将門塚」を再興した。この時、大蔵大臣や幹部職員一同、神田明神の宮司による慰霊祭を挙行している。しかし、平将門の怒りは収まらず、昭和15年には落雷により、大手町官庁街は焼け野原となってしまい、庁舎の再建を諦め大手町から霞ヶ関に移転する事となった。
                

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