フクロウは夕暮れに

接触場面研究の個人備忘録です

一日雑感。

2008-06-12 23:44:29 | Weblog
朝から雨。雨期です。ひさしぶりに防水のウィンドーブレーカーを着て、新傘を使う。どちらも好調。

大学に着き、まず遅れていた4月のアムステルダムの旅費申請。年度末をまたぐ旅行だったため、3月中は昨年度の申請で、4月からの分は今年度の申請で、手続きをすることになったのだ。ついでに7月の韓国の学会出席のための出張願いの用紙をもらってくる。

雨が時々強まるのを窓越しに見ながら授業準備。教授法のところ。しかし、教授法となると、ついついそれぞれをまるごと教えたくなるけれど、それはつまらないし、自分の趣旨でもない。そこで今回は日本語教育とは言語問題を解決するストラテジーであるということで、「言語習得の問題」をテーマにして話している。それぞれの教授法はどのように習得問題を考え、解決しようとしていたか、ということ。今週でこれが終わると、来週からは「コミュニケーション問題」となる。

午後は教授会。最後、少々長引く。カルトについて、この大学でもかなりの数の学生が勧誘活動をしているとのこと。「勧誘」という言葉が何度も出てくるので、学生達の研究テーマを思い出してしまった。

教授会の間に雨が上がる。急速に世界が明るくなる。むっとした室内で疲れ果てたが、帰宅。娘の新体操に付き合い、ジャスコの本屋で『日本語と韓国語』という新書を購入。この機会にハングルぐらいはマスターするつもり。

今週BSハイビジョンでアルプス・トレッキング番組。最終回はイタリア・アルプスからモンブランを望むトレッキング。絶景。トレッキングをするたびに自分が新しくなるという。大学社会にいつづけるのは、「酸素がない」と言ったウィトゲンシュタインではないけれど、まったくよくない。人間社会からときどき離れるべし。

夜、月が明るい。久々に望遠鏡を出して上弦の月を観望。清かなり。
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