フクロウは夕暮れに

接触場面研究の個人備忘録です

ウリナラガ...

2009-03-13 23:54:21 | Weblog
今日は新入生の入学手続きの日のようで、キャンパスが賑わっている。

図書館で文献探し。じつは千葉大の図書館は図書館員の奮闘にもかかわらず予算がなくひどい状態で、ほとんど行くことがない。検索用のコンピュータも10年も前のヴィンテージ物。何とかネットワーク化は進んだのだけど、それはまるで鉄道などのインフラ整備が出来ないために車の道だけが発達した途上国のようなものだ。あまりに足を向けないので、10年もいるのに、ぼくは図書館で使えるコピーカードを申請することも知らなかった。なんだかんだで何とか文献のコピーを済ます。

さて、今週は後期の入学試験などもあり、その間、時間の隙間を使って昨年7月に2時間勉強したのにすっかり忘れてしまったハングルの再学習をしていた。去年は文字を目で見るだけだったので、今回は書きながら覚える方法を取ったり、ぱらぱらとテキストの別な場所をめくって楽しんだり、日本語や広東語との類似した部分を探したりと、ストラテジーを工夫してみた。単語を覚えようとするのもその1つで、その中に、ウリ(われわれ)、ナラ(国。そうそう、日本の奈良はこの韓国語の「国」が語源だそうですが、ホントかな?)、ガ(格助詞の「が」)といった単語があった。昨日、たまたまニュースを見ていたら、北朝鮮のアナウンサーが衛星打ち上げの話をしていて、一瞬意味が分かった気がしたのだけど、それがこの「ウリナラガ」だった、なんて出来すぎかな。
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