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フクロウは夕暮れに

接触場面研究の個人備忘録です

接触場面研究の意外な効用

2007-05-02 00:37:41 | Weblog
朝の内、まだ雨が降っていたのに、すぐに雲が消えて青空が拡がりだし、気温も25度まで上昇。せっかく授業を休講にしたのに、某会議に出席して一日なくなってしまうことに。

話は変わって、先日、韓国から帰国した山本さんの話の中に、千葉大で接触場面について学んでいたので、外国人として生活していくことを客観化できたし、ことばの不自由な自分を楽しめたという話があったけど、そう言えば、同じ韓国に行った今さんが関連したような話をしていたと思い出す。日本語を教える前にまずコミュニケーションを、っていうようなこと。

ぼくの授業は日本語非母語話者の接触場面での行動について話すことが多いし、そこから日本語教育に応用できるような基礎研究をしていたつもりだったわけです。逆に言うと、あまり直接に役に立つような研究ではないと思っていたんだけど、山本さんや今さんの話を聞くと、意外なところで役に立っている。海外に行く教師の接触場面経験とかそんなところに。また日本に戻って日本語学習者に教えるようになれば、今度は学習者がどのような接触経験をしながら日本語を学んでいるかがよくわかる先生にもなれそうですね。

まんざらでもないと言うべきか、どんなへんなものにも存在理由はあるものだと言うべきか。

さて。
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