おやじとクソおやじの間(はざま)で

おやじになった自分から見た、クソおやじ像を考える

入院~その後

2010-04-24 00:09:30 | こどもの行事/こどもと遊ぶ
入院して3日目。本人はやや明るくなったが、こちらは相変わらず、何もしてやれない。できることといえば、1分でも長く側にいてやることぐらいだ。夜の面会時間終了間際、長男は涙目で゛寂しい゛と本音をもらした。辛抱強い彼にとっては珍しいことだ。

と言っても、ずっと側にいることもできず、”明日も来るから、頑張ってね゛としか声がかけれなかった。

入院4日目。看護士の配慮で、同年代の子供がいる部屋に移動した。DSを渡したこともあり、前日より表情は明るいなったが、帰る頃になると、やはり゛寂しい、早く帰りたい!゛と涙目で訴える。まだ9才だから、仕方ないことだ。

入院5日目、主治医から゛明後日退院な!゛と宣言される。長男の表情が輝いた。やっと退院の目処が立ったのだ。本人にすれば、゛あと二日辛抱すれば、ここから出れる!゛という目標ができた。それは彼にとって、光が射した瞬間だっただろう。

二日後、無事退院。長男にとって初めての大きな試練が終わった…。


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