晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

緋連雀

2020-04-24 06:07:42 | 山野草鳥花
週末は小寒い日が続くという。
5月近しというのに天気図は西高東低の冬型なんだと。
今日も午前中は晴れるが午後から傘マークがついていた。
 短時間で自然薯の共同作業を終える予定です。

昨日は珍しい野鳥の群れに出会ってつい興奮してしまった。
目視で鶏冠が立っていたのでカシラダカの群れかと思い込んでいたが、
望遠で撮りだしたらやけにカラフルだし初対面の鳥と確信した。
先ずは見てやってください。
何か歌舞伎役者みたいだね。

日本野鳥の会のネットで丹念に調べたらいた!
「ヒレンジャク」だって。
10月から5月あたりまで日本で越冬する冬鳥です。
お国はシベリア東部から中国東北部らしい。
 
群れで移動しているというが電線に何羽留まっているか分かるかな。


正解は23羽だよ。
 
特徴はアイラインに黒い筋が入り喉も丸く黒い。
何より尾の先が真っ赤にペイントされている。
なおそっくりな鳥で尾の先が黄色いのが「キレンジャク」


食事はというと主に木の実らしい。
ちょうど何か実らしきものを咥えて食事中なのが一羽いた。

飛び立つ写真も撮れた。
意外と5mくらいの近くまで寄っても逃げないでくれた。

鳴き声は体に似合わず優しい音色だった。
「チリチリ」と小声で聞こえる。
合唱してくれてやっと確認。

もうすぐこの仲間たちで北帰行かな。
そう言えばジョウビタキもツグミもいなくなった。
旅立ったようだ。
 
< 緋連雀渡りの前にご挨拶 >
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通せんぼ

2020-04-23 06:16:03 | 社会のこと
今朝は起きた時に室温が14℃しかなく寒い。
昨日も小寒くて身体を動かしていないとブルルって感じだった。
灯油はとっくに切れて朝夕はエアコンで過ごしています。

新型コロナウイルスの感染が一向に収まる様子でなく、
政府の専門家会議から接触8割減へ「10のポイント」が出された。
近づくゴールデンウイークに向けて国民への訴えです。
片田舎に暮らす老輩にはほぼ達成できている事だが、
いつまでこんなことが続くのだろうかと不安が増すばかり。

テレビで日本はまだ諸外国に比べと少ないと言っていたが、
それでも隣の韓国が感染者数10694人で死者数が228人とつい比較してしまう。
こちらは感染者が昨日だけで+450人で、
向こうは+11人で生活はほぼ平常に戻っている。
プロ野球も5月から無観客ながら開幕するそうだ。
終息の見通し立たずの日本の現状は何なんなのか

沢から下りてきたカニ君が通せんぼしていた。

人間界の大騒ぎにいてもたってもおれず、
コロナを通せんぼしに蟹君まで駆けつけてくれた。
「神頼み」ならぬ「蟹頼み」したい!

< 新コロナここまでと蟹通せんぼ >
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迷いながら

2020-04-22 06:14:43 | じねんじょ
じねんじょづくりは基本マイ畑で栽培するのだが、
優良ムカゴから栽培する種イモづくりと、
新規就農者向けには研修用畑での共同作業となります。

極力人と接しないよう不要不急の外出自粛が求められている中、
三密にはあたらない屋外での農業なのだが、
責任者としては迷うところです。

市場流通はささやかであっても中止してしまえば、
今年と来年に消費者へ届けれなくなります。
あくまでも任意の団体なので強制していないが、
昨日は研修畑へ新人中心に20人もの人が来てくれた。
皆さんの熱い思いに感謝です。


前日までの雨で畑には入ることが出来ず、
栽培容器に真砂土を詰め込む作業だけなので、
やや過密な作業場となったが、
全員マスクと手袋着用で必要な会話しかせず黙々と作業し、
11時に終えることができました。

植え付けを来月までにやってしまえば、
6月以降は管理作業が主なので二班に分けて作業するつもりだが、
来月末までに後4回の作業が残っており、
早く新型コロナの蔓延が治まってくれることを願うばかりです。

< 薯のちから美味いだけじゃない仲間力 >

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久しぶり

2020-04-21 06:02:44 | 人生
このところ雨の間隔が短く畑へ入れません。
排水性がいい河川敷だと大雨が降っても、
次の日に何事も無かったかのごとく畑仕事ができます。
しかし我が山懐の畑だと土質が粘度系だし、
ちょっと下の方には山からの水脈があって中々乾いてくれない。

三ヶ月ぶりぐらいに自然薯を擦り下ろしました。


販売用の自然薯はもうとっくに無いけど、
細かったり小ぶりなのは冷蔵庫で眠っています。
産直市場で冷凍すりおろしも販売しており、
賞味期限が近づいたのを入れ替えるために作り直した。
粘りは健在ですね。

今日は部会の研修畑での共同作業です。
畑での作業はぬかるんでやれそうにないけど、
栽培容器を埋めこむ前の準備作業はやれるので、
コロナに用心しつつ作付作業を一歩進めます。

< ねばり腰でコロナうっちゃれ薯づくり >
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一本だけ

2020-04-20 06:20:49 | 八曽モミの木キャンプ場
人が集まる施設へ県から休業要請がされていますが、
対象外であっても外出自粛の余波で商いが成り立たなくなり、
休業せざるを得なくなっています。

地元の組合で運営している八曽モミの木キャンプ場も、
今日から5月31日までの休業を決めました。
特に大型連休は県外のキャンパーが多く、
デイキャンプでは屋外といえBBQは濃厚接触の場となります。

今は役員を卒業したので主たる運営メンバーでないが、
苦渋の選択であったと思う。
自粛での休業には補償や協力金はないのだろうか。

春の山の幸といえば筍です。
例年4月20日ごろの雨上がりが適期なので、
マイ竹林を覗いたところ一本だけ発見です。

10日ぐらい前に覗いた時は、
既にイノシシがまだ地中にある筍を掘りつくしており、
よくぞ一本だけ頭を出してくれたものだと感謝です。
今日ぐらいにはささやかに食卓へ上るかな。

< 字崩せば猪も群がる旬な竹 >

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