晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

七十五にして矩を踰えず

2024-01-07 06:04:40 | 人生
1月6日からは七十二候の一つ『芹及栄(せりすなわちさかう)』です。
芹及栄とは芹が生え始める頃のこと。
芹は春の七草のひとつで冷たい水辺で育ちます。
春の七草を使った「七草がゆ」を食べるのは今日ですね。

そして私の誕生日でもあります。
いよいよ人生の最終章に入りました。
かっては人生を「青・壮・老」の三分割で語られていたが、
長寿化した現代は「青・壮・壮老・老」ぐらいの四分割が言い得ているのかな。

孔子 は「論語」で自身の人生をこう表している。
子曰わく、
吾十有五にして学に志し
三十にして立ち
四十にして惑わず
五十にして天命を知り
六十にして耳順い
七十にして心の欲する所に従へども矩を踰えず(のりをこえず)

七十代にあって孔子は、
どんなに立派な人でも、
自分の行動を完全にコントロールできるようになるのは、
七十歳くらいになってからだとあるが、
我が心をもってしたら七十五歳になってもその域ではない。

こんな思いを持ちながら、
最終章の自伝小説を書いていこう。 

< 孔子諭した矩を踰えず我が誕日 >
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