数日前の暖かさから一転して、
シトシト雨と肌寒さがいっぺんに晩秋を思わせます。
でも季節はまだ10月半ばです。
今日三か月ぶりに予定していたゴルフを、
一週間順延しました。
岐阜の山の上だと雨と寒さは半端じゃないでしょう。
閉じこもっていてはいけないと、
歩いて数分だが小雨の中、
入鹿大橋周辺を散策してみました。
かなり年代物となった入鹿池の案内表示板。
筋は絵柄でなくヒビです。

大橋が出来たのが30年ほど前です。
今ではパークウエイに通じる観光と産業の架け橋です。

この橋の下の川は入鹿池に流れる五条川ですが、
私が大人になるころまで渡し舟がありました。
この先には田んぼや山ぐらいしかなかったが、
もっと先には今井という集落があります。
古から山を超えても人の行き来が続いていたため、
村人にとっては交通の要所だったのでしょう。

池と直結しているので川の水量が多く簡単には渡れません。
そこで考え出されたのがたぐり舟です。
船頭がいる訳でなく自分でロープを手繰って、
川を渡りました。
理屈は少し考えれば思いつきますね。
池が出来てから犬山藩の援助を受けながら、
村人たちが管理してきました。
その様子を示した案内板が橋のたもとに立っています。

今は池の水量がかなり減ってきています。
池辺にはブラックバス釣り、
ボートでは早くもワカサギ釣りが始まっています。

道が広がり橋が出来て、
一瞬にして通過できる現代の便利さの裏側には、
営々と続く暮らしとともに、
一つの歴史を再認識するひと時でした。
< 古から暮らし運ぶたぐり舟 >
シトシト雨と肌寒さがいっぺんに晩秋を思わせます。
でも季節はまだ10月半ばです。
今日三か月ぶりに予定していたゴルフを、
一週間順延しました。
岐阜の山の上だと雨と寒さは半端じゃないでしょう。
閉じこもっていてはいけないと、
歩いて数分だが小雨の中、
入鹿大橋周辺を散策してみました。
かなり年代物となった入鹿池の案内表示板。
筋は絵柄でなくヒビです。

大橋が出来たのが30年ほど前です。
今ではパークウエイに通じる観光と産業の架け橋です。

この橋の下の川は入鹿池に流れる五条川ですが、
私が大人になるころまで渡し舟がありました。
この先には田んぼや山ぐらいしかなかったが、
もっと先には今井という集落があります。
古から山を超えても人の行き来が続いていたため、
村人にとっては交通の要所だったのでしょう。

池と直結しているので川の水量が多く簡単には渡れません。
そこで考え出されたのがたぐり舟です。
船頭がいる訳でなく自分でロープを手繰って、
川を渡りました。
理屈は少し考えれば思いつきますね。
池が出来てから犬山藩の援助を受けながら、
村人たちが管理してきました。
その様子を示した案内板が橋のたもとに立っています。

今は池の水量がかなり減ってきています。
池辺にはブラックバス釣り、
ボートでは早くもワカサギ釣りが始まっています。

道が広がり橋が出来て、
一瞬にして通過できる現代の便利さの裏側には、
営々と続く暮らしとともに、
一つの歴史を再認識するひと時でした。
< 古から暮らし運ぶたぐり舟 >