晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

平和の日

2017-08-15 06:44:52 | 社会のこと
お盆が終わって今日は8月15日です。
終戦記念日です。
平和への出発の日ですから。
本来ならこの日を国民の祝日として後世に語り継ぐべきでは。

我が家の玄関や居間には、
長い年月とともに薄れ消えかかった絵が数枚掛かっています。
大好きな、いわさきちひろの絵です。
調べたら一枚一枚にタイトルがついていました。
これは「五つぶのえんどう豆」


絵本作家として戦争を憎み平和を愛し続けた生涯でした。
子供の姿をいつもは優しく愛おしく描き、
時に怒りをもって戦争の惨禍に苦しめられる幼子を絵にしました。

長野へ旅すればちひろ美術館に度々足を運びました。
没後も黒柳徹子さんの「窓際のとっとちゃん」の挿絵になったり、
現在も全国で絵画展が開催されています。
こんな時代だからこそ、
ちひろのメッセージを受けとめ受け継いでいきたいですね。

これは「帽子の少女」です。


もう一枚あるのはかなり薄れてしまいました。
タイトルも不明です。


今朝の中日新聞にも引き込まれました。
作詞家で小説家の「なかにし礼」さんが生涯かけてのメッセージです。




現在の憲法は最高の芸術と語っておられます。
読んでいてうなずくことばかりです。

今朝4時からの深夜便は、
プロ野球解説者の張本勲さんも被爆者として、
核戦争の悲惨さを語り継ぐと語っておられました。

72年前の平和への旅立ちの日に、
何をなすべきか考える一日にしたいですね。

< ミサイルが子に惨禍生む分からぬか >



コメント (6)
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