晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

リニア新幹線

2016-05-13 06:36:54 | 地域の文化や出来事
2027年に開業予定というリニア新幹線ですが、
11年も先では乗ることも携わることもない乗り物と思っています。

このマップは飛騨木曽川国定公園の指定エリアをあらわしています。
右の上下に流れる赤い線でリニアは地中深く通過します。
(これは私が勝手に書いたので正確でないかも)

私が暮らすのは入鹿池の畔ですからピンクや緑の保護区域に囲まれています。
犬山市にも関わりなさそうです。


昨日電力会社の社員が我が家を訪れて、
リニアに電力を供給するための説明とお願いをしにきました。
といっても私の町内エリアを電力線が通過する訳でなく、
人や車の出入りのお願いが主たるものです。

愛知県や犬山市からは世界遺産の入鹿池や国定公園内は通過しないでくれと言われており、
既存の変電所の位置からすると必然的に境界線を通るルートとなったとのこと。

現在はオオタカ等の猛禽類の営巣調査を定期的に続けて、
夏には地質調査に入る計画だが、
オオタカの営巣確認もされたそうです。

リニアは地中深く進む超高速列車という触れ込みですが、
人口が減少し低成長時代となるこの先、
本当に必要な箱ものなのか疑問がついてまわっています。

短期的にはプラス志向となるだろうが、
長期的には子孫への負の遺産となってはいけません。
政治家はこの辺を見極める力でもって臨んでほしいです。
コメント (6)
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