晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

あったかいんだから

2016-03-12 06:56:11 | じねんじょ
昨日は5年目の3月11日でした。
自然の驚異になすすべもない人間と、
人間の強欲の報いでしかなかった原発被害で、
二重の苦しみを味わうこととなった東北の人たちです。

過去の大震災に比べても復旧への道のりは何倍とかかることでしょう。
次は自分と言う覚悟を持って防災への備えと、
原発の再稼働だけはさせてはならないと思いを新たにした一日でした。

日中はあたたかく気持ちのいい一日でした。
自然薯づくりの始まりは土づくりからです。
2月に完熟牛糞堆肥を入れて耕起してあり、
3月に入り暖かくなり地温も上がってきています。

次に連作障害やセンチュウ対策で土壌消毒を行います。
先日の雨で湿気を適度に含んでいる今が適期とみて開始しました。


栽培予定畑に散布して耕運機ですきこみます。
白い微粒剤ですが劇毒指定の農薬です。
マスクとメガネを装着しての作業です。


耕したらビニールシートで覆います。
微粒剤が土壌中で水分によって分解され、
活性成分であるメチルイソチオシアネート(MITC)となり、
土壌中に拡散します。


この状態を3週間ほどつづけてシートが取れる4月から実質作業の開始です。
今日も天気が良さそうなので残りの畑で同じ作業をします。
コメント (8)
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