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晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

最終処分場

2016-01-27 06:27:37 | 地域の文化や出来事
最終処分場と聞けば核のゴミの行先を連想します。
効率がいいからと作るだけ作って排出されるゴミ(高レベル放射性廃棄物)の行き場すら決まっていないのが原発です。
そして福島で原発事故があったのに再稼働にまい進する政府には到底納得できません。

核のゴミとは違う最終処分場が私の町内の山中にあります。
ここは一般ゴミの焼却場から出たゴミのゴミを処分するところです。
全ての自治体にこの施設があってゴミ焼却場があることを知っていますか。

設置して既に30年近くになり役所と地元町内会とで公害防止協定が結ばれており、
昨日は防止委員会が開催され私もキャンプ場代表委員として出席しました。


焼却場から出てくるゴミは焼却灰等ですが、
ここに埋めるのと海の埋め立て用にも使われています。
最近はゴミの分別が進んで総量が少なくなってきたとのことで、
この施設は後20年は延命させたいとのことでした。


現在新しいゴミ焼却場の建設候補地が絞り込まれているので、
そうなると新技術でここへ持ち込まれる量はもっと少なくなるでしょう。

一昨年に更新された設備によってクリーンな水の排出が保証されたとのこと。




地元としては排出される水が耕作する田畑で使われ、
更には農業用水として何万人が使う入鹿池にそそぐ水だからこそ、
管理がなおざりであってはなりません。

年2回行っている水質検査の値でしか判断できませんが、
ここで手を抜いたら100年後の子孫たちに顔向けできません。

更に地元と結んだ協定書の中にあるキャンプ場への進入路の拡幅は、
30年目にしてやっと前進してきました。
とかく行政は物言わねば金がかからぬようおざなりにしたがるもの、
具体的な提案と有効な手段で臨んだ結果進み始めました。
コメント (2)
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