歯石

昨年の夏、初めて健康診断の為、ペット
クリニックへ行った時、歯石がついている
と言われた。

無知だったわたしは、それならすぐ処置
してくるものと思ったら、全身麻酔が
必要で費用も3万円くらいかかると言わ
れた。

こちらから聞かない限り必要最低限の
事しか言ってくれないので、まだ何も
しなくていいのだろうと勝手に解釈。

ケアはデンタルガムではダメで、食後に
ガーゼで拭き取るようにと言われたが、
その時はトンデモナイ、やっとこさ
クレートに入れて連れてきたのに、
口の中を触らせてくれるなんて有り
得ない。

その後予防注射で行った時には、まず
するべきは去勢手術だと言われた。

手術の是非はそれなりに調べて、前立腺
肥大等になるリスクを避ける為にした
ほうがいいだろうと踏み切った。

全身麻酔をかけるついでに歯石も取ろうか？ と
言ってくれないかなと思ったが
何も言われず、去勢手術だけでも3万〜
なので結局見合わせた。

今のところ歯槽膿漏になってないだろう
し急いでする必要がないのだろうと。

気休めにデンタルガムだけはやっていた。

去勢手術は結果やって良かったと思って
いる。

マウンテイングもマーキングもしなく
なったし、術後太りもしなかった。

取り返しがつかない事をしたなんて
書いてあるサイトもあって何で！？と
びっくりしたこともあった。

物事にはメリット、デメリットの両方
あるのが普通だから断定的で一方的、
極端な説はそもそもがおかしい。

で、結局歯石が気になったままだ。

最近は口回りを触らせるが、軽く呻るし
歯の裏側まで見られない。

今更大人しく歯磨きさせるわけはないし、
ガーゼでほんの数秒触るのがやっと。

鶏の骨を常食させれば歯石も取れるという
説があるが、加熱すれば縦に避けて
食道などにひっかかるリスクを否定
できない。

デンタルガム以外はたいてい丸呑み
しているし。

さりとて今のように小さく切って与えて
いては効果が期待できない。

生の骨なら砕きながら食べても大丈夫
らしいが、やはり菌や寄生虫のリスクを
否定し切れない。

何事も正反対の説が溢れていて、何が
正しいのかは自分で判断するしかない。

そのうち今年も予防注射に行くので、
そのときしっかり相談してみようと
思ってはいるが。

予防注射もワクチンの類も不要との
説もある。

諸説それぞれ一理あるのだが、鵜呑み
・盲信するわけにも行かない。

犬も人間も千差万別。

癌も切らないほうが治るみたいな説も
あったけど、、、

万能な説なら誰も好きで手術なんか
しないわけで、本当にそれで解決できる
なら世話はない。

“長生きしたけりゃ肉は食べるな” なんて
堂々と本まで出した当時73歳？の老女も
いたけど、個人の体験はあくまでも
参考事例に過ぎなく確信的に流布する
のはおかしいと思うが。

この2、3日 わたしが飼ってから初めて
ワンコが軟便 嘔吐 →下痢になった。？

恐らくドッグフードからの切り替えを
急ぎ過ぎたせいだと思う。

元気で食欲もあり、今朝は普通に戻って
いた。

昨晩は蒸した鶏肉、キャベツ、リンゴと
大根のすりおろし少々。

水分補給にブロッコリーを茹でた汁が
あったので、やってみたらゴクゴク。

旨味とかすかな塩分が判るんネ。

ブロッコリーもやってもよかったが
少食にしておいたほうが無難だし
もともと我々のオカズだから

絶食させるのが手っ取り早いが、無理
だろうし返ってストレスになるだろう
から加減して食べさせるしかない。

鶏の骨がデンタルガム代わりになって
くれればと期待したのだが、そう簡単に
上手くはいかないネ。

商業主義に踊らされるのも不本意だが、
全部を否定して安楽、快適、愉快に
生きて行かれるわけでもない。

ワンコ１匹飼うだけでもペット産業の
裏表、獣医師の選択とか考え出したら
疲れるヮ。

当のワンコは何処吹く風。
次のごはんの時間がくることしか
考えてなさげ。