函館は故郷なので、他処に行ったときとは違う観光客目線になる。
期待していた朝食も拍子抜け。
会場が感染対策で3カ所に分散して
明らかにスタッフ不足。
食事内容も手抜き感が顕著。
大浴場に行きつくまでがひどく
複雑で遠いので朝風呂も敬遠。
部屋は広く景色が良いのが救い。
早めにチェックアウトし、駅近で
墓参の花をクーポン2枚+αで買う。
残り1枚(千円分)は夫の好きな
イカ飯を買った。
駅のコインロッカーに荷物を預け
タクシーで市営墓地へ。
運転手さんに待ってもらい、慌ただしく墓参。
阿さ利ですき焼き弁当を受け取り
贔屓にしていた元祖カレーの小いけに11時開店に行ったら、中から看板の行燈を抱えて出てきたおねーさんに、ドアが開けるのに邪魔扱いされた。
一応お客なんですけどね。
夫が一緒でなければ、その場で
帰るところだが、ほかを探す時間もないし、夫も疲れ気味だろうから
我慢した。
地元民には人気で、まだ11時過ぎなのにすぐに常連客が次々に入ってくる。
我々はJRが12:15 発だったので
開店時間に来たわけだが。
札幌行きの特急が相変わらず
ガラガラ。
中国語のアナウンスも流れるようになっていたが、全く聴き取れない。
中国語かじってもう10ヵ月経ったが、最後の謝謝你だけしか解らないとはなんとも情けない。
JR北海道もせっかく中国人観光客へのサービス向上を図ったのに、
今や中国人の姿はない。
観光業はインバウンドから我々のような老老旅行者にシフトせざるを
得ない。
帰宅し、休むなも間も無く預けた
ワンコを迎えに行く。
手術で入院したことはあるが、
散歩つきの病院のペットホテルは
初めてで、看護師さんとは馴染みが
あっても犬の理解はどこまで
及んでいるか?
先日の歯石取りのときに病院に
置き去りにされたと思っているので、今回も病院の前で少し抵抗した。
ドアを開けないうちから、わたしが
迎えに来たことに気付いてはしゃぎ
看護師さんが慌てて押さえた。
食欲もあり問題なしだったみたい
だが、帰りの車の中ではまた
鼻を鳴らし続けていた。
寝かしつけてから、レンジで温め卵を用意してゆっくり味わったすき焼き弁当
美味しくて旅の疲れが吹き飛んだ。