きちんとした家計簿をつけた事は
ないが、この十数年間の夫と2人
暮らしの生活費は概算で記録して
きた。
その額は仕事を辞めて年金生活に
なった今も大きく変わらない。
という事はずっと前から年金生活
レベルでしか暮らせてなかったわけで、それが幸か不幸か今の生活を
たいした苦もなく成り立たせるのに
役だった。
収入が年金のみの今、この先冗費を捻出する手立てがなく、気分は凹み
がちになるが、昨日夫と話したように、我々は数年前までは先が見えなく未だに労働を強いられていても
不思議は無かったので、それを
思えば何とか老後生活にソフト
ランディングできて幸いだったと。
リタイア生活で増えたのはやはり
水道光熱費だ。
ひねもす在宅では、さもありなん。
あと車両費、通信費が経費で賄えな
くなりもろ地腹、たいして使えなかったが交際費も然り。
夫の年金手取り額で何とか生活しようとすれば、節約意識は欠かせない。
年金だけでは暮らせないと言うが、
年金だけで暮らすしかないので
しょうがない。
まだ先の希望があると信じ、意識しないで冗費を使っていた若い時代にはもうどうあがいても戻れ
ない一抹の寂しさを感じてしまう。