続 誰がために近所はあるの

先週の金曜日のお昼前、また突然の

外に洗濯物を干していたＣ夫人はすぐに取り込んだ。
Ａ夫人も在宅だったが、その日は干してなかった。

Ｂ宅は、我が家からは洗濯物は見えないが、朝ゴミ
捨てで通ったとき、干してあったのを見たような・・？

車がなく、恐らくＢ夫人は外出。

外へ出てみたら、やっぱり干してあり、Ｂ夫人は不在。
にも出ないので、バスタオル1枚以外は
全部ハンガーを使っていたので、ハンバーごとさっとと
外して、玄関フード内の円型のコートハンガーが空いて
いたので、そこに掛けておいた。

外から見ると、ちょっと変なのでバスタオルを上から
掛けておいた。

で、近くのスーパーに行き買物を済ませて、会社へは
直行せずに寄ってみた。

Ｂ夫人がちょうど帰ってきた直後だった。

パニクって急いで帰ってきて、コートハンガーに
洗濯物が掛けてあったを見て、これはわたしが取り
込んだと思ったそうだ。

Ｂ夫人もいつもなら、外出時は干し放っしには
しないのだが、午後までは降らないだろうと
思いこんでつい出かけてしまい、慌てて戻ったと
言う。

わたしはたまたま出勤前で家に居て、朝に洗濯物の
存在も何となく記憶にあったからだが、本来はこういう
ときには、Ａ夫人が登場すべきなのだ。

何故なら、このン十年間、Ｂ夫人が母上の介護のため
殆ど在宅状態なのをいいことに、自分が外出するときに
何の遠慮もなく「洗濯物外に出してあるので～♪」と、
頼んでばかりいたからだ。

一度、Ｂ夫人に頼み忘れて（頼まれなくても雨に気が
ついたときは、Ｂ夫人はやってあげていたが）、
たまたまＣ夫人が取り込んだら、翌日、外出の際に
Ｂ夫人に改めて頼みに来たと言う

Ｃ宅からのほうが見えやすいのに、Ｃ夫人に洗濯物を
取り込まれのはイヤだということらしい。

と言うか、まさかＣ夫人が取り込んでくれるとは、
想定外だったのかも。

以前はご主人とふたり在宅していても、外が暗く
なったのに気がつかず干しっ放しにしているので、
わたしが出勤時のポツポツ状態のとき知らせに
行っていた。

つまり長い間、在宅時なら自分が気がつかなくても
わたしが知らせてくれる、外出時ならＢ夫人が
取り込んでくれるというべったり依存の生活だった。

今はＢ夫人も午前中外出することが多いのを承知
しているはずだし、”お互いさま”なら、少しは
気にしてもいいはずであるが、その日は自分が
干してなかったからか、無反応であった。

振り出す直前まで、庭に姿があったので、不在
ではないはず。

ま、当てにはされても、反対の立場になったとき
当てにはできないお方だとは、Ｂ夫人もわたしも
解ってましたが、ちょっとは期待したわけで・・・

じじぃのぼやき

わたしが”ろうばのつぶやき”なら、夫は
じゃ自分は”じじぃのぼやき”だと、数年前に
言った。

しかし、数年前はまだぼやくことはなかった。

それが、今年７０歳になったせいか、ことの
ほか”老化”に敏感になり、ぼやきが出てきた。

ネット上で見つけた言葉だが、

”70代の老いのスピードは60代の3倍は早い”

”だから、価値ある６０代を楽しむべきだ”

もう、70代の夫には言えないョ

ちなみに80代は5倍のスピードだとか！

夫と同い年のＴさんも、会うたびに

「もう同級生の一割は亡くなってる。だから今、
　できるだけ楽しむんだ」

それに比べると、平均寿命が男性より長いせいか、
周囲の70代女性は、わたしの知る限りだが、
元気でもあまり積極的に楽しんで暮らしている
ようには見えない。

まぁ、ひとそれぞれ楽しみかたは違うだろう
けれど。

10数年前、郵便局で７０代後半くらいの杖をついて
足がやや不自由な老婦人が、窓口で何やら相談後、
待合イスに座っていたわたしに聞かせるように
振り返って

「三千万あるんだけど、どうしようかと思って・・・」

と、言うではないか。

使い道ではなく、どういうふうに預けるかで迷って
いるということらしい。

そのころ、わたしは今よりもっとお金に困っていたから、
超フクザツな思いで、ただただシラーッと見つめ返して
いた。

今でも、はぁ～とためいきしか出ない。

お金のある老女は羨ましいと思うが、恐らく
お金を楽しみに使うことができない老女になっても
仕方がない。

たとえン千万あっても年を取れば、若い時に普通に
堪能できたことがどんどんでき無くなってしまう。

いくら預けても郵便局や銀行は、あの世までは送金
してはくれない。

お金は使うために必要なんだと、もともとお金の無い
我々が言っても、説得力に欠けるけど・・・

わたしも７０代になったら、つぶやきじゃなく
ぼやきになるのかも

職権乱用

先週の土曜日、Ａ宅前にはいつもの貞子（ウォー
キング夫人）の姿はなく、４、５人ずつの若い
男女が。

Ａ夫人の娘さんが、車で数人どこからかピック
アップしてきたりとか、頻繁に車が出入りする。

大学教員の娘さんが、自宅に教え子を招いた
のかと思いきや、草刈要員！だったと判った。

敷地一軒分の空き地は、春先に一度草刈しても
今頃はまた草ボーボーである。

これまで親戚のおじさんや、シルバー人材セン
ターに依頼していたようだが、こんな手を
考えつくとは、さすがＡ夫人親娘

お昼に庭先でバーベキューをするつもりらし
かったが、なんとこの日、ピンポイントの
天気予報でも降水確率０％だったのに、昼近くに
いきなりの

バーベキューは、結局ガレージ内の煙もうもう
状態でしていた

それで解散かと思いきや、雨が止んだあとに
またしっかり草刈、ビニール袋がたくさん
積まれていた。

翌日曜日もにわか雨があるのかなと思ったが、
ずっと

一昨日のあの時間帯だけだった。

晴れ渡った外でのバーベキューなら、気持ちよく
堪能できたことだろうに、まったく間が悪いと言うか・・

単位のために（？ ではないだろうけどネ）センセイの
実家の草刈させられるでけでもカワイソーなのに。

日曜の夕方には、やっぱりウォーキング夫人が
やってきて二人悠々と縁台に腰掛け、大声で
おしゃべりし、あくせく庭弄りしているわたしを
眺める構図。

雨が降ってきたわけでもないのに、止めて家へ
入るわたしもカワイソー

今年はトマトが当たり年

昨年はきゅうりだったけど、今年はカラカラ
天気が長く続いたせいだろうか？

黒さんご２本が早々と枯れて、結局抜いて
しまった。根を見た限りでは病気とは
思えなかった。やはり水不足で葉が萎れ→
全体に枯れてきたようだ。

夏すずみが２本、無事で残っているが、あと数個
収穫できるかどうか？というところで、昨年と
比べたらかなり収量減。

反対に乾燥に強いトマトは今までになく、大玉
トマトがよくできた。

桃太郎など例年は右↓の大きさが大半なのだが、
今年は左↓のように一回り以上大きいのが多く
生る。




野菜は（果物も）天候の影響が一番深刻だと
わたしは感じているが、まだまだ解らないこと
だらけだ。

よく行く取引先の近所のお宅では、毎年同じ
場所（壁沿いのかなり狭いところなのだが）に、
同じ夏野菜を育てているが、すごく良く生って
いる。

連作障害もなんのそのという感じだ。
狭さを逆手に取って土を入れ替えているのかな？

そして極めつけはきゅうり。

狭さなんかなんのその。
上に伸ばせばいいだけ！　なのネ

それにしても摘心しないで、２階の高さまでも
伸ばせられるとは！？

確かに毎年こういう状態。
いつも感心して、見上げてしまう。

ベランダビアガーデン

以前は、夏休みになると車で出かけていた。

知床や摩周湖へ行ったのは何年前だろう？
記憶も呆けてきた

今年は全然出かける気にならなかった。やっぱ
トシだ。

１３日の朝も、仕事で霊園へ通じる道路沿いまで
行ったのに、暑さと渋滞がいやでお墓参りも
キャンセル。

旅や遠出は、やはり行きたいと思ったときに、
躊躇せずに行くべきなんだと実感した。

今ならとてもじゃないないが、積丹までうに丼
食べに行く元気もない（うに丼は食べたいが）

年とってヒマだけできても、ハンディが増す
ばかりだ。

結局、極力出かけないで、観られるものをと、
前夜にペルセウス流星群とやらを観ようと、夫と
ベランダに出て、１時間ほど上を向いて（何故か
口が開く）いたけれど、夫は３ヶ、わたしは２ヶ。

尾の超短い流れ星で、カネ欲しい！と言う間など
なかった

やっぱベランダは夏に星を見るところではなく、
を飲むためにあるのだ！てんで、１４日の
夕方は焼肉＆

で、やっぱトシなのか、肉よりも野菜多め



そして年寄りは、見るのに集中力の要る流れ星
よりも、デカいお月さんでも眺めているほうが
いいのだヮ

続 貞子の恐怖

お盆休みの間はＡ宅には息子さんも帰省して
いるし、貞子、いえ、ウォーキング夫人は
さすがに現れないだろうと思っていた。

いや、お盆だからこそ、ホラーキャラは登場する
ものなのだネ。

１４日(日）あたりから、朝な夕な出没。
昨日の朝は、またまた貞子ヘアーでしゃがみこんで
いたので、持って出たゴミを落としそうになった。

空き缶・空き瓶の日だったから、落としたら音が
して振り向かれたら怖いよ～

雨天だから、まさか来ているとは思わなかったが、
横に傘を広げたまま置いて、Ａ夫人と話こんで
いた。

ゴミステーションで会ったＣ夫人。

Ｃ「朝早くから、窓を開けたとたん、ギャハハハって
　 笑い声が聞こえて気分が悪くなるったらありや
しない」

以前はＣ夫人の話し声が聞こえてくるとビビった
ものだったが、最近はＣ夫人が大人しい人に思える
ほどのツワモノキャラが跋扈し始めた。

困ったことに、Ａ夫人が不在時に訪れても、すぐに
立ち去らず、横庭へ回ったり勝手に花壇をいじったり
して滞留しているので、Ａ夫人が留守と知ってて安心
して前庭に出ていたわたしは、結局視線が合わない
うちに、とっとと家の中へ退避することになる。

こちらの姿を捜し、いつごろ出かけたとか聞いて
きそうな雰囲気もあるし

彼女がＡ夫人とつきあう分には、別にかまわないが、
目と鼻の先だけに、要らぬ火の粉が降りかかって
欲しくない。

こう頻繁に出没したり、勝手知ったる他人の家の如く
行動がエスカレートしていくさまを見ると、遠目から
野次馬で”サダコだぁ”と面白がっている場合じゃ
なくなりそう

夏バテで夏太り

一昨日は、蒸し暑さに耐えられなくて、１６時に
職場放棄

家に戻ると、ガレージとＢ家の境にＡ夫人が
しゃがみこんでいた

草むしりをしていたＢ夫人に貼りついて、
おしゃべりをしている。

普段なら現れない時間にわたしの車が入って
きたので驚いたのか、固まっていた

とっとと家の中に入り窓全開。

シャワーで汗を流したら生き返った。

晩のＴＶで、翌日の天気予報が脅迫する。
明日は曇りだがもっと蒸し暑いと。

夫に、職場放棄続行宣言！　１１日だけ出て
手伝ってくれればかまわないと言ってくれた

で、昨日は風があって、思ったよりしのぎ易かったが、
だるくて何もしたくなくゴロゴロしていた。

頭はぼーとして身体はだるいのに、食欲だけは
なくならない　

一日ゴロゴロしたので、だるさは抜けた。

今日は早めに家を出てヘアーカットに。６月末に
切ったときもっと短くしておくべきだった。

ババなのに、髪や爪が伸びるのが早い気がする。
ババになったのに、若いときより汗かきだ。

ということは、新陳代謝がいいということか？
なのに、なにゆえ痩せぬ

痩せなくてもいいヮ・・ゴロゴロしていたい。
明日から短い夏休み。

今年は義息子も来ないから、おさんどんは手抜きで
済むし、夫とふたりベランダでまただ。

金曜の夜はなんとか流星群が見られる
とか。

☆に願いを！　もう働きたくない、カネをくれ

3年ぶりにビアーデン ＆ ＶＳ 雨女

雨女のＹ枝さんが、またビアガーデン行きを提案。

先週の金曜日（５日）の夕方に決めていた。

週間予報を見ると、連日晴マークでなんと
５日だけに雨マークが。

Ｔさんと我々夫婦は、いつも遊びに行くと雨に
当たらない晴れ晴れトリオなのだが、Ｙ枝さん
夫妻は旅行すると、天気に恵まれなかった話ばかり
聞かされる手ごわい雨カップル。

Ｔさんが、急に歯痛になり参加が怪しくなった
時点で、天気はますます期待できなくなった。

で、当日、朝から晴れていたが、夕方から雨らしい
ので、夫とわたしは傘を１本持って、地下鉄に
乗った。

約束の１６時少し前に、地上の大通に出ると、
路面が濡れていた。

かなり激しく降ったようだが、地下鉄内だった
ので、全然分からなかった。

歯科に行き、歯痛が治まったＴさんも雨に
遭わずに到着。

５分ほどして、Ｙ枝さん登場。

家を出た時点で雨に当たり、ひとりだけ傘を
使用してきた

やっぱり女ぶりを証明。

今年は、取引先のＫ夫妻もお孫さん２人と
参加。





テント内は予約席で座れず、雨が心配だったが、
Ｙ枝さんのご主人は、仕事が済んでからの参加だし、
晴れトリオＶＳ雨女ソロでは勝負あり。

夕日がガンガン、超暑くなりがすすむ。

１７時をすぎると、空席がどんどん埋まり超満員。
Ｙ枝さんのご主人は、仕事が詰まって、来られなく
なってしまった。

子供たちも飽きて来て、わたしも酔いが回りすぎ
黄昏どきに解散。



この日も蒸し暑かったが、土日もかなり暑く
なった。

北国の短い夏は暑さも今がピークだが、食欲は
衰えず、夏痩せどころか、今年も夏太りが
決定

自分でできること

かってのわたしなら、「抵当権の抹消登記手続き」
なんて聞いたら、頭から超めんどいと思い込み、
「ハハーッ、お任せします」と専門家に丸投げして
いたはず。

信金の担当者も、知り合いの司法書士に頼むか、
いない場合は、信金お抱えの司法書士にさせる
ので、どちらにするか、後で連絡くださいと夫に
言って帰ったそうである。

新人の担当者で、わたしはまだ会ってなかった。

私「頼めばン万円かかるぞよ」

車で１０分ほどの法務局の支所は、いつも空いて
いるし、そこでできるなら、行くのは簡単だ。

超不景気で仕事が忙しいわけではないし、
面倒だなんて言っていられない。

ネットで調べたら、自分でやれば印紙代２千円が
かかるだけ。

担当者に、こちらですると連絡したら

「えっ、そうなんですか！？　そうできるのか
　どうか確認してみます」

私「（あれっ、金融マンでも知らないの？）できる
　　はずですけど。そちらの書類だけいただければ」

夕方、融資の担当者から電話がきて、

「奥サマがゴ自分でなさるそうで・・・」

何かコバカにしてるような、してないような。
もしかして、やはり超面倒なわけ？

急に不安になったけど、遠くないし、
期限があるわけでもないし、できるまで
何度でも通ってもいいわいと。

カネはないが、今はヒマがある！

早く書類くれ！と待つこと数週間。
やっと昨日、持ってきてくれた。

夫が言っていたように、新担当者は若いイケメンの
おにいちゃんだったので、遅かったけど許す

法務局へは、事前に電話して、今回のケースでは
夫ではなく、わたしひとりが行くだけでＯＫで、
委任状も要らないことを確認。

で、今日、書類と認印だけ持って



ここで、親切なおじさんが、

「ハイ、ここに住所と名前を書いて・・・この番号を
　書いて・・・」

日本人で義務教育を終えた者なら、誰でも書けるョ

ものの１０分で済んで、あとは来週以降、登記完了の
書類を受け取りに行けばいいだけ。

それも頼めば、書留で自宅へ郵送もしてくれる。

拍子抜けするくらい簡単に済んだ

続々 知ればしるほど

B夫人のズッキーニの葉の白い斑点は、葉の裏が
きれいで、やはりうどんこ病ではなさそうだった。

Ｃ夫人のキュウリも、大丈夫っぽい。

それよりわたしのキュウリの１本の葉が、全部では
ないが、萎れてきた

自分のは、勝手なもので、絶対病気だとは思いたく
ないものだ

水不足だと思いたい

周囲は、今年もキュウリはよく採れているらしい。
Ｂ夫人、Ｃ夫人は、息子さんがあまり食べないからと
せっかく生っても、そのままにして大きくして
しまっている。早くも食べ飽きてしまっている感じだ。

わたしは、きゅうりこそ、近くのスーパーの品とは
味がはっきり違うので、絶対はずせない。

１年目は何も分からず、花のお尻に実が生るのを
面白がって見ていた。

２年目、労せずけっこう収穫できて、甘く見てしまい、
３年目定植に失敗、天候も不良できゅうりは散々だった。

昨年は天候に助けられて良かったが、今年は
まだビミョー。

わたしの場合、ナスよりキュウリのほうが難しく
思えるのだが。