ろうばのつぶやき

もはや逆らえないわが身の老化と世の中のIT化、パソコンを前にひとりつぶやく昨今。

思案の果てに

2008-10-30 20:03:42 | Weblog
古い冷蔵庫は電気代がかってるよと、よく
言われるので、買い替えを検討してみたのだが、
結局見送った。

今どきの冷蔵庫って背が高すぎっ!!
殆どが180cm以上だ。

そんな高い位置に物を置いてどうする?

そしてツインドアタイプとかいって両面開き
なのも、なんか圧迫感があるし。

一番違和感があるのは冷凍室が引き出しで
下にあること(それが今は常識だとしても)

パンフには市販の冷凍食品がぎっしり収納
している写真が載っているが、まだ市販の
冷凍食品をそんなに買い込む人が多いのか
ね~?

いろいろ機能が増えているせいか、肝心の年間
消費電力量というのも期待したほどエコじゃ
ない。

小さいものほど消費電力が大きいというのも
解せない。買うときは安くても、大きいもの
より電気代が多くかかるとはネ。

そんなんで、うちの超古い冷蔵庫、まだ捨て
難い。

高さも170cmくらいで、冷凍室が
一番上にあり棚が2段ついているから、ポリ
容器にちまちま冷凍したものも取り出し
やすい。↓



商品陳列の仕方で習う、”ゴールデンライン”
(目線上)に当たるのでストレスがない。

冷蔵室は中段で広くはないが、”上から目線”に
なるので、奥も見通しやすい。

そして基本的に一週間で食べ切る分しか買わ
ないし、小分けして冷凍しちゃうから、週半ばに
なるとガラガラになる。

一番下にある野菜室も根菜類は入れないし、
今は殆ど畑から直接取るので、やはりガラガラ。

うちのように冷凍室がぎゅうぎゅうで、冷蔵室が
スカスカなのが、一番電気を食わないらしい

携帯電話やデジカメなどは仕様が老人向けでなく
ても慣れれば使えると気にしないが、冷蔵庫は
一昔前(いや、言えないほどかなり昔)のオールド
ファッションのほうが、どう見ても老夫婦
ふたり暮らしに合っている。

今や主流の、上から重なったものを取りださなけ
ればならない、引き出し式の冷凍室が、慣れれば
わたしにも使いやすくなるとは、どうしても
思えなくて
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歯が足りない

2008-10-28 18:51:14 | Weblog
検診を勧めるハガキがきて、ちょうど歯石も気になり
だしたので、約一年ぶりに近くの歯医者さんへ
行った。

なんと診療台に乗ると、目の前には昨年はまた
無かったPCのモニターが!で、見慣れたWindowsの
ロゴがひ~らひら。

診療台と一体になっていて、キーボードも
ないし、どこで操作?とそればかり気になった。

先生が来てすぐに解った。

ワイヤレスマウスを器用にひざの上で動かして
いる。デジタルレントゲンで撮ったわたしの歯が
写り、説明してくれる。

昨年のように歯石だけ取ってくれると思って
行ったのだが、歯肉のチェックでちょっと
ひっかかってレントゲンも撮られたわけで。

結果、特に治療の必要は今のところ無かったが
帰りにくれた”歯と口の治療管理”の控の用紙に
あった歯の配列図(?)をまじまじと見たら・・。

20代のころから、親知らずが生えなくて
歯が足りないのは知っていた。

上下・左右1本づつ、計4本足りないのだと
ばかり思っていたら、2本づつ×がしてあって
計8本足りない!

親知らずが生え揃う人は32本。
それに比べたら、わたしは全部でもともと24本
しかないのだ

ネットで見たら「先天性欠如歯」だって?

歯の数が少ないからと言って、特に歯が大きい
わけでも、隙間が広いわけではない。

顎が特に細いわけでも口が特に小さいわけでも
ない。

歯が足りなくて、噛むのが不自由に感じた
ことも今まで全くない。

しかし、問題はこれからだ。
歯が少ないほど、人間として進化していると
いう説もあるらしいが、そんなこと何の
慰めにもならない。

厚生省(というから古いのだろうが)のデータ
では65歳で52%の人は、自分の歯は12本
しか残ってないそうな!

わたしはもともと歯が少ない!!
これってすごいハンディだ。

幸い、”歯の動揺”(ぐらつきのこと?)という
チェック項目は”なし”だったので、来年60歳に
なっても、なけなしの24本を維持できる
可能性は高い。

80歳で20本は、かなりの難関だろうけど。
8020運動ていうのがあるんでしたよネ)
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不審者とは

2008-10-27 17:47:04 | 世間
”そこに居ることが不自然な人、不自然な挙動を
している人など、何かが違うというような人”の
ことを指すらしい。

しかし不審者というより、最近はわりと近所に住んで
いるとしか思えない人が、資源ごみの日にアルミ缶
だけ持ち去ったりとか・・。

最初は自転車でコソコソという感じだったが、
最近は堂々と小型車で来ているが、どう見ても
近所のおじいさんといった風体なのだ。

今日もA夫人宅前の歩道でうろうろしている男の
人がいた。後姿は家の中を窺っているようにも
見える。

ジャージ姿で小さめのポリ袋を下げて
いて、いかにも近所の人っぽい姿である。

次の瞬間、その男の人は、歩道から玄関先まで
入りこんで行き、何とデジカメを手にかがみ込み
玄関横に置いてある自転車を撮り始めた。
(わたしは出かける直前で、鍵を確認するべく
 窓に近づき、偶然見ていた)

その自転車は、数年前に盗難にあったもので、
パンク→放置されていたらしいく、警察が見つけて
つい先日届けてくれたものだった。

で、どうもそのパンク箇所あたりを写していた
ような感じなのだが・・。

何が目的でそんな行動をしているのか、さっぱり
わからない。

そして自然に散歩を続けるように歩き去って行く
ので、ますます不可解になる。


もっと以前になるが灯油のタンクローリー車が
A夫人宅の給油を終えて去った直後に、

「○○(灯油販売会社)ですが、支払いを
お願いします」といかにもそれらしい男の人が
来たという。

社名の入ったタンクローリー車がA宅に横付け
して給油しているところをどこからか見ていた
わけである。

A宅は毎回、灯油代金は銀行口座引き落としに
しているそうで、集金はありえないのである。

対応したご主人が、奥さんに聞かなければ分らない
からと断って難を逃れたが。

どうも思うに、初めからいかにも”不審者”っぽい
行動を取るわけではなく、近所を普通に通り抜けて
いる人たちの中には、何かと”偶然なチャンス”を
窺いながら、一見のどかな町内を徘徊している人も
いると見たほうがよさそうである

「人を見たら・・・」とは思いたくはないのだが。
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無花果

2008-10-24 16:43:54 | 
無花果いちじくも、今まで食べた記憶がなかった。

これも北海道ではなじみがないのだ。
夫は食べたことがあるという。
わたしはTVで見て、さかんに

「食べたことな~い!」を連発。

夫はあると言うので

私「どんな味?甘いの、酸っぱいの?」

夫「・・・」

私「何かにたとえて表現しなさいョ」

夫「・・・」


神サマは食いしん坊でうるさい妻に”迫害”
されても、いつも無抵抗な夫を哀れんでくださった。

数日後、たまたま仕事先のビルの地下の
ケーキ屋さんの前を通った夫の目に入ったのは

じゃ~ん! ”無花果タルト”↓



さっそく買ってうるさい妻に食べさせた。

妻は喜んでパクパク食べてから、ひとこと。

「うん、何となく想像したとおりの味だった」
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再び町内会費集め

2008-10-22 20:16:06 | 世間
班長のわたしが集めた町内会費を受け取っても
何故かその場で領収書を書いてくれない組長サン。


今回は受領印だけでももらうべく、対策を立てて
行ったのに、あえなく撃沈

”組長”宅の正面はシャッターがあり、横の路地の
玄関が暗くてよく分らない。

うろうろしていたら、パートの仕事先から戻って
きて、またまた路上トークになってしまった。

しかも18時過ぎでは日が落ちて外は真っ暗。
さらに窓からなんとデブな飼い猫が、空腹で
エサを催促しているのか、早く家に入って
こいとばかりに鳴き続ける。

結局

「領収書、またお宅の郵便受けに入れておくわね」

泣く子とデブネコとこの組長サンには勝てない・・。

翌日、お昼になっても持ってきてくれなかった。
会社へいく前に寄るつもりで、電話してみたら
留守だった。

夕方、先に帰った夫に電話し確認したら郵便受けに
入っていたので、午後に持ってきたようである。

朝、散歩で必ずうちの前を通るくせに。

まぁ、これで今期の会費集めは終わり領収書も
回収したので、来期の班長(順番からいけば)の
C夫人とやりあってもらおうじゃないか

C夫人が果たしてわたしのように、それって変じゃ
ない?と思うかどうかは、はなはだ疑問だが。

なにしろこの界隈は、わたしの常識=他の奥方の
非常識な空気感がしないでもないもんで・・。
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官僚体質のNTTが撒く災いの種

2008-10-21 17:30:42 | パソコン他
8月にひかり電話対応ルータの不具合が判って
新聞各紙が報道したとのことだが、見落として
いた(すなわち、全然知らなかった

だから昨日「重要なお知らせ」が郵送されてきて
ちょっとびっくりした。

おねぇ言葉に訳すと↓

”ファームウェアのバージョンアップを自分で
やってよネ。

やらないのならNTTが勝手にやるわヨ。

実施時刻の指定は受け付けないから、いきなり
ネットが切れたり、電話が5分間ほど繋がらなく
なっても、文句言わないでネ。

それがいやなら、とっとと自分でおやり!”

NTTが遠隔での実施時間というのはなんと
11/12 正午~翌々日の正午まで。

こちらの営業時間にかぶるなんておかまいなし。
最小限の迷惑に留めようなどという配慮なんか
しないのだ。

操作自体はどうってことないが、言い訳やら説明やら
3枚にも及ぶ”通達”をまじめに読むと腹が立って
くるし、「ルータのファームウェア~!?」という
人だっているはず。

導入時にファームウェアを「自動更新」に設定していて
くれるわけもなし。

それをターゲットにしてか、早速電話が掛かってきた。
評判(かなり)よろしからぬNTTの某販売代理店

コミ○○○○○○○テレ○○

「今年8月にNTTの・・・・ご存知ですかァ~?」


今回もまた
”電話機リース詐欺”のような被害が出なければ
いいが。
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温泉&インドカレー

2008-10-17 18:07:10 | 札幌&近郊スポット
”旅に出たい病”なのだが、今年は出そびれたままで
終わりそうである

ならば近場で行楽~てなわけで、混雑を避ける
ために、経営者兼労働者唯一の特権:平日(昨日)
サボタージュ権を行使。

午前中、必死こいて夫と仕事を済ませ、Tさんと
3人で、定山渓の”豊平峡温泉”へ。



ところが、平日なのに午前中は超満員だった
らしい。わたしたちが着いたころには、だいぶ
空いてきた。

私 「Tさんみたいに毎日が日曜日な人ばっかなんだ!」

Tさん「紅葉シーズンだからかな~? 普通は平日の
    この時間ならガラガラなんだけど」
    


源泉100%かけ流しとこの景色の中でのは、
少々遠くても来た甲斐あり。

それともうひとつ楽しみにしてきたのは
インド人の料理人が作る本格的なナン&カリー



何ゆえにこの超ひなびた山あいの温泉で、北インド料理が
名物料理になったのか?

厨房には確かにインド人二人の姿があった。

焼きたてのナンは文句がつけようがなく
美味しいし、カレーも然り。

食券を買ってセルフで受け取り、イス席も
あるけど、床暖の効いた座敷で、あがりに
紅葉を眺めつつ、ナンにカレーをつけて食べる
幸せ(ササヤカだけど)で変な日本人
よかったと思った日。
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後を絶たない振込め詐欺

2008-10-15 20:20:14 | 世間
ひと月ほど前に、夫の友人、Tさんにも電話が
かかって来たと言う。

声が息子さんより暗い感じだったが、息子さんと
思って話をしたと言う。

何故なら、息子さんと交際中の女性に絡んだ話
だったそうである。

幸い、Tさんは

「金なんか出さない、お前が自分で解決しなさい」

と、突っぱねたので被害はなかった。

後日、息子さんに連絡を取って、”振込め詐欺”と
判ったのだが。

本州にいる息子さんの「個人情報」を入手して
掛けてきており、全くもって油断がならない。

詐欺犯もあの手、この手で来て、なかなか簡単に
防ぎようがないのだろうが、だいぶ以前になるが、
某銀行のおにいさんから聞いた話は、信じがたい
ものだった。

彼の勤務先の支店でも、被害に遇いそうだった
50代の主婦に、行員一丸となって説得し、ATMの
使用も一時止めたり、とにかく振り込みを阻止
しようとあらゆる手をつくしたのに、全く聞き入れ
られずに、万策尽きて振込を許す結果になったという。

で、彼女は振込んでしまってから、正気(?)に
かえったのか、事実確認できたのか忘れたが、
とにかくやっと詐欺被害に遇ったことを納得して、
今度は振込を銀行側で何とか撤回できないかと、
食下がったそうである。

とにかく被害を未然に防ごうとしたのに、思わぬ
抵抗にあい、結果、無力感だけが残ったと彼は
言った。

実際、今日び、行員が止めても効果がないので
警察官が動員されている。

本当にすぐに気付いて注意してくれるのか
不謹慎だが、冗談に  片手に銀行のATMの
前に行って、試してみたい気がしないでもない
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困難な時代

2008-10-10 19:46:53 | 雑感
連日、世界恐慌か!と騒々しい世の中。

超零細業者の立場ではジタバタしようも
ない。

小泉政権のころ、確か株価は7千円台まで
下がったことがあったなぁ・・。

新聞を読む時間が長くなったけど、読んだ
とて、結局先のことは判らない。

もう20年近くも先行き不透明な時代を
生きてきたし、これからもそうだと思う。

投資などする余力もないので、株暴落の
直接的な被害はないが、マネーゲームの
とばっちりで、これ以上不景気になるのは
割が合わない。

世界経済がどうなろうと、はっきりしている
のは、毎日の食い扶持を何とか稼がなくては
いけないということだけである。
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野菜の名前

2008-10-07 19:48:47 | 
朝夕、めっきり涼しいというよりサブッ!な日々。

畑もほったらかし気味になる。
スナップエンドウ収穫後に一ヶ月ほど土を遊ばせてから
(日光熱消毒のためにしばらくビニールを敷いておいたら、
 C夫人がしつこくA夫人になんでビニールなんか敷いて
 るの?と訊ねていたそうな)
パラパラと撒いた青梗菜チンゲンサイ



芽が出始めたとき、またまたC夫人がしつこく
A夫人に「トナリ、何撒いたの?」と何度も聞いていた
そうな。

撒きすぎ!というより、生育が早くて間引きが追い
つかなかった 


昨年の今頃行った沖縄で初めて食べたゴーヤ



スーパーでは何年も前から見かけていたが
あえて沖縄へ行くまで食べないでいた。

ホテルの朝食に出たゴーヤチャンプルーが
すっかり気に入って、苗を探して少し遠くの
種苗店でやっと見つけて植えておいた。

横に太ったが、なかなか背が伸びなかった。
ずっ~と生育が遅れ気味で収穫はやっとこさ
実が4本、たぶんもうこれで打ち止め。
(まだ30度もある沖縄とではハンディありすぎ)

それにしても、普段食べる野菜の種類も増えた
もんだヮ。

わたしが20代後半のころ、当時カーリーヘアとか
ソバージュなどのクルクル撒きヘアが流行っていて、
ブロッコリーやカリフラワーを買って帰ると、
初めて見る母に

「お前の頭みたいな野菜だね!」と言われたものだ。

そんな母から渡された買い物メモに”二度いも”
なんて書かれてあって、はて?じゃがいもか、
さつまいもか、はたまたサトイモ?と、かなり悩んで
えい!じゃがいもでいいだろと買って帰った思い出も
ある(じゃがいもで○だった)

今も、少し上の年代の人はハーブなどに、なじみの
ない人が多い。

D夫人はバジルなども知らずに植えていて

「匂いはいいけど、これなんなの? なんの料理に
使うの?」

B夫人も今年、(ハーブじゃないけど)ヤーコンの
苗を買って植えていたので、てっきり知ってると
思っていたら、先日

「葉っぱが青々と繁っているんだけど、どうしたら
 いいのかと思って・・」

わたしもヤーコンって名前しか知らなかった。
苗は売っていたけど、知らないからわたしは
買わなかったのに、B夫人たら知らないくせに
植えたのネ

で、しかたなくネットで調べて、葉っぱは
お茶にできるとか、根はもうじき収穫できる
とか料理レシピなども伝えに行った。

ヤーコンて意外に栄養価の高い優れものだった。
わたしも来年は植えようかな
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限界集落

2008-10-04 16:17:49 | 世間
人口比率で65歳以上が住民の50%を
超えた集落のことを言うそうである。

A夫人の息子さんが本州へ転勤になり、
隣近所でB夫人の息子さんを除けば、わたしが
なんと59歳で最年少なのだ。

先日から、”暴走老人”のことを書きながらも
遅かれ早かれ自分だってなりかねないのに
批判ばかりしても・・という後ろめたい気持ちも
引き摺っているのだが。

それでも、今のままで高齢者が圧倒的多数に
なった暮らしというものは、今後、想像
以上にギクシャクしたものになる可能性大
だと憂慮してしまう。

今日も午前中、近くの生協は、見回すと、
お客の90%くらいが中高年層である。

駐車場でもかなり神経を使わなければ
ならなくなった。

”出入り口”とあるのに左へ寄らずに
ド真ん中を走って出てくるおじいさん
ドライバーにまずびっくりさせられる。

発進しかかっているのに、前をわざわざ
横切ろうと近寄ってきて「危ないな」と
別なおじいさんに睨み付けられる。

陳列棚の前でおばさん二人が長々と立ち話
しているのでカートで通路をふさがれ
迂回させられる。

レジに並んでると、前のほうで精算中の
おばあさんが、豆腐パックからほんの少し
水が垂れていると、レジ係りに交換に
行かせるので、レジ係り不在のままかなり
待たされてしまう。

そのおばあさんの次のおじさんの後ろに
ついて並んでいたのだが、横から来た
おばさんがビミョーな立ち位置で私の前に
入ろうとする。

おじさんの連れかな?とも思ったのだが、
はっきりしないので、わたしも後ろには
下らない。

で、おじさんは自分の持っていたカゴだけ
精算しにいったので、連れでもなんでも
ないと判る。

わたしと視線が会うと、体裁が悪くなった
のか

「先にしますぅ?」

元々わたしが先だったので、「ええ、並んで
ましたので」と前に進んだ。

すると今度は精算の終わった前のおじさんが、
カゴだけ持って、カートをレジ横通路に放置
していってしまった。

毎週、買い物に行く度に、こういう中高年の
人達に遇う確率は高くなってきている。

極めつけは帰りの車道(幹線道路)で、横断歩道
のないところを、横切ろうとしているおじいさんも
いたことである。

もちろんうちの近所は”集落”ではないし、
”限界”の意味も別もんだが、いずれ抱える
問題にたいした違いはないのではないか?

(ちなみに勝手にわたしが括るおじさん・おばさんは
50~60代くらいで見るからに元気のありそうな
人の場合。おじいさん・おばあさんは白髪だったり
腰がちょっと曲がっていたりで、けっこう年長者に
見える人デス、一応ですが)
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続 暴走老人

2008-10-01 20:29:30 | 世間
家に曽野綾子著「戒老録」という本があった。

昭和47年(1972年)、氏が当時41歳で
書いたものである。そのほんの一部だが↓(青字部分)

攻撃的であることをやめること。
  年寄りは、保守的どころか、破壊的、攻撃的で
  ある。口汚く、人やものの悪口を言わないこと。
  年をとってぼんやりして、とか、穏やかになって、
  とかいう人も多いが、見るも無残なほどの
  人格の荒廃をきたして、何かといえば、すぐ
  他人の悪口を言い、非難する年寄りは意外と
  多い。
  
新しい機械を使うことを、積極的に覚えること。
 これもまた、明確に、老化の度合いを心理的に
 はかることができる。
  
 新しい道具を与えられると、どう使っていいか
 わからない。何度、人から説明されても、
 説明書を読んでも、自分にはわかりっこない、
 と思う。
 どんなに高い教育を受けていても、知能が
 高くても、わからないと決めてかかって、そんな
 新しい器具を使わせられるくらいなら、少々の
 不便は我慢してもいいから、今のままがいい、と
 拒絶する。

 
これらを読むと、最近「新老人」という人種が増えた
わけではなく、単純に高齢者が急激に増えて、
あちこちでこういう老人を見かける機会が増えた
だけでは?と思ってしまう。

PCや携帯が急激に普及した今の世の中が、老人に
とって生きづらいと言うが、老いてしまえばどんな
世の中でも、生きやすいわけはない。

むしろ頑なに”進化・変化”を拒む多勢の老人と
相対して生きていかなければならない、周囲の者の
ほうが生きづらいのではないだろうか。

忙しく働いている人に用事を頼むくせに

「携帯電話を持っていてくれれば、助かるのに・・」
「メールできれば済むことなのに・・」

そういう声を無視して

「自分は必要を感じない。昔はそんなもの
 無くても暮らせたんだから」などと

(経済的にも能力的にも可能なのに)言うのなら
 置き去りにされても文句は言わないほうが
 いいだろう。
 
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