続 心境の変化

早いもので、今年ももうゴールデンウィークが迫っている。

昨年は函館に行き、Ｎ子さんと花より団子的な日々を過ごしたが、
今年は花も団子もなにもない。

Ｎ子さんとは一時”１０年間”疎遠になっていた因縁の仲。

先日もちょっとギクシャクしたときに、今度もし１０年も疎遠に
なったら、そのときはもう生きていないョ！と彼女に言われた

もう常勤で働いているわけではないので、ゴールデンウィークに
しか遠出できないわけではないのだが、道南は桜の季節と重なるし、
永年の習性で連休になると浮き足たってしまいそうになる。

いや、今年は連休後に遠出が控えていて、連休中はその準備を
しなければならない。

昨日、半襟を縫い付けるのにえらく手間どった。
もともと不器用、手仕事には向いてない。

足袋を履いてみると、これまた疲れる。
草履も履いてみると痛いのなんの・・・

母は着物しか着たことのない人だったが、こんな動きにくい
格好で、わたしの数倍も動き回って働いていたなんて
信じられない。

亡くなる数ヶ月前まで否応なしに働きづくめだった母のことを
思うと、今その齢に近づいたとはいえ、自分の意思で仕事を
辞められるわたしは、どうしても後ろめたさを覚えてしまう。

でももう気持ちが切れてしまった。
以前と比べたら仕事量は問題にならないほど軽くても、責任が
減ったわけでもない。

もう齢なんで、家計の管理だけでも精一杯。

早く完全に仕事絡みのことを考えなくてもよい日が来て欲しい。

心境の変化

一時期は、在宅時間が増えたことで妙に落ち着かない
状態になり戸惑っていたが、今はこの数ヶ月の出来事で
とにかく仕事からいっさい離れてしまいたくなった。

もう家に一日中居ても平気になった。

早ければ９月までに、もし長引いても今年中にケリをつけたい。
失うものがあっても、これから先の自由のほうが貴重なのだ。

予想外の展開になってしまったが、それもいたしかたない。

一度決めてしまうと迷わないほうだと自分では思っているので、
何とか進めるだろう。

今年は結婚３０年目、夫が退院してから５年目。

節目の年なのだろう。
来年は７０歳。

わたしの還暦は６０歳じゃなくて７０歳になるようにしたい。

80代になっても

先週末、数年ぶりにNちゃん宅を訪れ、一泊させてもらった。

大昔、実家に住込みで勤めてくれた人でわたしにとっては
家族も同じ。

今年７９歳のはず。
エレベーターのない市営住宅の４階に住んでいるが、今のところ
全く心配ない。

函館のN子さんも、近所のB・C夫人にしても、みな８０歳前後なのに
いたって元気で、自立した生活をおくっている。

わたしの普段の生活とたいして変わりがない。

ということは、わたしの１０年後の暮らしも何となく想像がつく。

ひと昔前の老人とは体力的にやはりかなりの差があり、慎ましいが
それなりの生活を維持でき、ときには楽しむための出費も
賄えるだけの収入が長期に亘って必要になる。

つまり８０代になっても、まだまだ普通に動けて且つ食べられるわけで、
退屈しないためにはそのための費用もかかるわけだ。

但し、わたしの周囲では趣味や習い事をしている人はいない。
月謝は安くないし、わたしもたぶん無理だろう。

NちゃんやN子さんは自宅のお風呂場が寒いので、もっぱら日帰りに
出向いている。

わたしが８０代になったとき、諸先輩方は９０代か・・・。
これまでの１０数年はほとんど変化なく過ぎた。

でもこれから１０年先はやはり避けられない変化が生じて
いるのだろうか？

ペンタゴンペーパーズ（最高機密文書）

日曜日にタイヤ交換に行ったディーラーの近くにシネコンがあり、
上映時間がちょうどよいので観に行った。


日本でも陸上自衛隊のイラク派遣の日報うんぬんで騒いで
いたが・・・

１９７１年のこの事件の記憶はない。
この数年後、ウォーターゲート事件でニクソン大統領が
辞任したとき、ちょうど米国にいて、どのTV局も同じニクソン
大統領の顔を画面いっぱいに映していたには、はっきり覚えて
いる。

主演のメリル・ストリープはさすがに太目で貫禄がついた印象。

特に好きな女優ではないが、彼女の出ている映画を観た数は
他の女優のより多い。

それだけ興味を引く作品に出ているからか？

同じくこの映画に出ている男優、トム・ハンクスも然り。

半月くらい前にＴＶで”ザ・クリミナル　合衆国の陰謀”を
たまたま観てショックを覚え、いまさらながら国家権力の怖さに
戦慄した。


わたしはかなり無知だった。

２０１７年、報道の自由度ランキングで、なんと北米は４３位
日本は７２位。

これが現実なんだ。

正直わたしは政治への関心度はかなり低いほうだ。
知っても腹が立ち、呆れ果て、そして結局無力感しか味わえない。
結局ニュースも聞き流しているだけだった。

この映画も当時のワシントン・ポストの女性社主が猶予の許されない
”重大な決断”を迫られたというテーマに惹かれて観たいと思っただけ。

ピンクがテーマ！

来月、義弟の三男の結婚式が名古屋である。

数年前にも長女（その三男の姉）の婚礼で名古屋へ行く、ついでに
飛騨・高山も観光してきた。

今回は伊勢・志摩方面でプランを立ている。

わたしはず～と心身ともに絶不調だったので、一時は果たして
行かれるだろうかとも思ったが、何とか立ち直ったので、
自分でもホッとしている。

しかし、結婚式のテーマが”ピンク”だそうで、ピンク色のものを身に
着けて参加するように（ワン・ポイントでもOK)指定があった

遠方だし洋装で手軽に済ませたいところだが、あいにくピンクの
服などないし、この先まず使わないコサージュを買うのも
なんだかネ。

で、ずっと先延ばしにしていた着物の断捨離を決行をしながら、
姉のお下がりの訪問着を引っ張り出してみた。

これなら合う帯も草履・バッグもそろっているので、特に
買い足すものもない。

問題はろうばのわたしが、姉が２０代に誂えた着物をきてよいものか・・・
（わたしが最後に着たのは４０代初め）

西洋人は老いてからピンクなどを着るし、黒柳徹子女子などは
いまだに派手な振袖（？）まで着ることがあるけど、芸能人
だからネ。

夫はピンクのワイシャツを用意してノリノリなのだが

林家ペー　パー子 になりそうな予感。

続々 再起動

家でのスマホいじりは殆どgoogle 検索ばかりで、一昨日も
いつものように使っていたら、いきなりこんな画面が ↓


えっ本当！？
いや、さすがに怪しいでしょ。
画面がなかなか閉じられない。

再起動したら消えていた。

”google　詐欺” でググったら、やっぱり”OK”から次々に
誘導して、カード情報を入力させるらしい。

ひっかからずに済んだが、こういうものに遭遇するだけで
疲れる。

変なサイトを見たわけでもないのに、これでは防ぎようがない。


で、今朝は事務所に出た夫から電話が入る。
いつも通りでメールを開こうとPCを立ち上げたら、ログイン
できないらしい。

”プロファイルの読み込みに失敗しました・・・”とか
出ていて再起動してもダメだというので、午後から行く予定だったが
すぐに行ってみた。

ログインパスワードを入れると、上記の”プロファイルが何たら・・・”

スマホで調べてセーフモードで起動して、システムの復元まで
やってみたが、やはりダメでお手上げ。

PC師匠にSOSしたら午後から来てくれて、別アカウントの設定、ログイン
不能になった旧アカウントのデータのコピー（移動）をしてもらい、
使えるようになった。　本当に謝謝！

メールアカウントも再設定しなくてはならなくなったので、
これを機に以前使っていたOutlook に戻した。

Windows　Liveメールのサポートが終了になっていたのを
うかつにも知らなかったわけで

最近はPCもなんとなく使うという感じで、かなり疎くなって
しまっている。

巧妙な詐欺はますます増える一方だろうから、やっぱり
ちゃんとセキュリティ意識を持っていないとネ。

続 再起動

昨年９月に”再起動”のタイトルで投稿していたので”続”をつけた。

やっとこさ鬱状態から抜け出て、以前の活動量でも疲れなくなった。

友人・知人と電話で話したりお茶したりして、気持ちや考えを
整理し自分なりの結論を出し、夫の同意も得た。


とにかく決めたので、前途多難で不愉快な目にも遭うだろうが、
甘んじて受けようと思う。

自分の不甲斐なさは反省するけれど、今後は楽に生きたい。
来年は７０歳だし、それを機に生き方をリセットできれば
いいと願う。