ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

連休の合間、たきがしら湿原で、各種野草の花見を楽しんできた

2022-05-10 20:40:40 | お出かけ
連休中は、3年ぶりにあちこち混んでいた。
だが、まだCOVID-19感染症禍から解放されてはいない私たち。
だから、その期間は、アルビレックス新潟の試合観戦以外には、人の集まる所には行かなかった。
でも、どこかに行きたいな、自然の花の咲いているところへ。
そんな願いがあった。

この時期、いつもその思いを満たしてくれるのは、阿賀町の奥にあるたきがしら湿原。
人工の湿原ではあるが、春の自然界の花見が楽しめる。
連休中ではあるが、平日なら訪れる人の数も多くはないだろう。

6日金曜日、好天に誘われて出かけてきた。

道中の日陰には残雪がまだ残っていて、目的地の辺りには春が来て間もないことを示していた。

着いてみると、駐車場近くのミズバショウは、すでに花の季節を終えていた。



だが、水場では、リュウキンカがあちらこちらに咲いていた。


ミツガシワは、やっと葉を出し始めたくらいのものが多かったが、場所によっては花が開き始めたものを見つけることができた。


日陰になることが多い場所では、まだキクザキイチゲが美しかった。


ここのエンゴサクは、花が少し大きめ。


近くには、エンレイソウがぽつぽつと。


期待していたザゼンソウは、残念ながらあまりよいものがなかった。
それでも、さらに奥に足を進めると、日当たりが限られた場所にはミヤマカタバミが花を開かせていた。


ミヤマカタバミを撮っていたら、少し離れた日当たりのよいところに、なにやら白い花が目に入った。
近づいてみると、それは、サンカヨウの花だった。



水場の近くの道を歩いて戻ってくると、山の斜面の方に、紫色の花。

おお、シラネアオイではないか。


色の濃いもの、少し薄いもの、どちらも高貴な美しさを感じる。



そして、湿原を囲む周辺の新緑もまた美しかった。


こんなふうに春の山野草の花々にたくさん会うことができた。
満足、満足。

満足して帰路についてまもなく、道路わきにカタクリがまだ咲いていた。


うーん。
自然の中で、たくさんの花見を満喫したぞ。
この時期の野草の花見、いいねえ。
たきがしら湿原、ありがとう!




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