ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

たくましく美しい黄色い野草たち

2011-06-19 22:01:29 | 草木花
今日は、当地は、青空の美しいきれいな晴れだった。
午前中、勤務先の用を終えた帰り道、黄色い花々がいろいろと咲いていたので、思わず車を止めてしまった。

まず、最も鮮やかに輝いていたのは、オオキンケイギク。

子どもの頃、家の庭にも咲いていた。
ただ、この花を摘むと、手に少しいやなにおいが残るので、好きではなかった。
今は、あちこちの道路わきにも咲いている。
繁殖力の強い花だ。
その繁殖力ゆえに、最近では、有害な花の扱いを受けているらしい。
昔のわが家の思い出につながる、懐かしい花の一つなのだが。

その近くの縁石の辺りに咲いていたのが、オトギリソウ。

漢字で書くと、「弟切草」。
弟を兄が切り殺したという平安時代の伝説があるのだという。
縁石のそばのアスファルトの隙間に根を張って咲いていたのを去年も見つけた。
1本を抜いて、わが家で小さな植木鉢に植えておいたら、これまたすごい生命力。
株を何本も増やし、固まって咲いている。
鉢の下から出した根も、力強くて、鉢ごと取ろうとしても根が強くなかなか抜けない。

田んぼの近くに、マンネングサ。

星の形をした、低い花、「地上の星」。

ほかにも、ハハコグサやオオマツヨイグサなどが、近くの田んぼのあぜに輝いて咲いていた。



青空―黄色―緑…。
その色合いが目に鮮やかで、心地よさを感じさせた。
まもなく梅雨が本格化する。
梅雨の後には、夏が来る…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする