ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

刈羽黒姫山、急坂の磯之辺コースを登る

2011-06-14 23:05:23 | お出かけ
「黒姫山」
と聞けば、相撲の好きな人は、
「ああ、初代貴乃花全盛時代の押し相撲の力士だね。」
なんてあっさり答えた人、それは、私と連想が同じ人です(苦笑)。
これは、新潟県にある山の名前。
黒姫山は、長野県境にあるのが最も有名。
だが、実は新潟県に「黒姫山」は、いくつかある。

先日行ってきたのは、「刈羽黒姫山」。
標高891m。
柏崎市高柳町に位置する。
初級者向け、難易度☆(星1つ)。
という白倉コースを登ることにする。
これなら、楽かも、と珍しく2週連続の山登り。
ところが、道を行ってみると、途中で「全面通行止め」。

これも、先の地震(3・12長野県北部地震)の影響だろうか?

うだうだと近くをドライブしてみたが、どうにもさまにならない。
せっかく、120,130km遠くから来たのに…。
「磯之辺」という道路標識を見つけ、仕方なくそちらを行く。
こちらからも刈羽黒姫山に登れるのだが、急登だとのこと。
だから、仕方なく、となる。

それにしても、磯之辺集落には驚いた。
右に左にカーブを切りながら、山道を相当上がったところに、急にジャガイモ畑や田んぼが見えた。
えっ?まさか??
そう、人が住む集落があったのである。
こんな人里離れた高いところに、なぜ住んでいるのだ?

ようやく登山口を見つけ、登り始めた。
急な登り、急な登り、急な登り…。
80分後、ようやく頂上に到着した。
しかし、頂上付近には雲がかかり、眺望は開けず。
また、このぐらいの時期からは、虫が多く飛ぶ。
妻には寄らないが、汗臭い私には、顔付近をもブンブン飛び回り、時々止まる。
そして、時々、刺す。
かゆくなる。
帰りは、約1時間で登り口まで降りて来られた。
急坂を降りて行く時は、膝や腿がやられる気がする。

急登や虫などに悩まされながらも、今回、われわれを勇気づけてくれた花々は、キスミレ、オオイワカガミ、チゴユリ、ユキザサ、ナルコユリ、ギンリョウソウなど。

<ユキザサ>

青田南葉山と違う野草は、キスミレぐらいかな。

でも、こういうきれいな野草との出合いがあるから、山行も楽しみになるのだ。
虫(たぶん山のブヨ)に刺されたところは、今日もかゆいのだが…。
コメント
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