ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

「がんばっぺ いわき」の精神で戦った

2011-06-08 22:17:50 | スポーツ

これは、朝日新聞の記事。
惜しかったなあ。
連休でいわき市を訪ねた時も、市内に「がんばっぺ いわき」の札やステッカーをよく見かけた。
その気持ちを込めて戦ったということだ。

東日本国際大は、いわき市にある大学。
あの福島原発からは約35kmの距離にあるという。
震災後の1カ月が練習できなかったとか、選手全員がそろったのも5月の連休明けだったとか、春季の南東北大学リーグ戦も開催されなかったとか…。
様々な困難を乗り越えて出場したという。
主将の父は東電社員で、今も原発で作業中だという。

今までもがんばってきて、今でも困難に負けずにがんばっているこういう人たちに、「がんばれ!」とは言えない。
でも、自ら「がんばっぺ いわき」と声を上げ、いろいろな人に感謝の気持ちで戦ったというその姿は、心を打つ。
リードされても、あきらめず、最終回は2点差の一死満塁まで追い上げた。
その精神がすばらしい。

このような厳しい状況の中でも自らを奮い立たせ健闘している人たちがいる。
勇気をいただいている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする