島本町ノルディックウオーキング

高槻に住んでいても島本駅に降りたことが無かった。
検索してみると今回歩いた場所の面白い記事がたくさん載っていて、
行く前に下調べをしておくべきだったと少々反省。
２００８．３月に開設された駅前には櫻井駅跡（昔の宿の駅）
楠正成、正行の父子決別の所
「子わかれの松のしづくに袖ぬれて昔をしのぶさくらいのさと」と東郷平八郎の揮毫による明治天皇の御製の碑がある。
もっとうっそうとした森であったそうで今は綺麗に整備された公園になっていた。
昔を知るこの場所に縁のある方がインストラクターをしておられ、
いろいろ説明をしていただいてとても興味深く話を聞かせていただいた。
いつも車で通り過ぎている高速道路の脇の道にもいろいろ発見があって面白かった。
山崎の合戦の現場を歩いて高台から眺める天王山の高速道路の曲線や
霧にかすむ淀川の風景も又格別。この霧がウイスキーを造るのに大事だそうな。
サントリーの工場や美術館を通り、山崎駅に到着。
千利休の作ったと言う待庵（国宝の茶室）もこんなところに有ったのだ。
歩数計も２万歩を過ぎ山坂の道はひざががくがくした。
登るときは一生懸命で、下るとき初めてこんな坂を登って来たのだと知り、
降る時の方が気をつけないと。まるで今の私の人生のようだと感じ入った。
下見をしたり準備くださった皆様どうもありがとうございました。