Kind of Good

私の好きなもの

世界に一つのリュックサック

2016-12-12 21:40:33 | Weblog
世界に一つなんて言われて、がぜん本格的なものをと奮闘努力の結果ようやく孫に手渡すことが出来ました。
ミシンでは縫えないところはひと針ひと針、手作りでこその丁寧さで少々不細工でも頑丈にと心を込めた。
同じウルトラマンの柄でクッションも出来上がり喜んでくれて一安心。
一枚の端切れから使えるものになるというのはとてもうれしくて出来上がったときの達成感は難しければ難しいほど大きい。
連れ合いのジーンズを使って、背中から孫のこと守ってねと願った。




またまた、レモン、ゆず、キンカン、文旦など更地に立ち会うために岡山まで帰られて、
もらってもらえればうれしいとご厚意に甘えて持ちきれなくて台車を貸してくださって家まで持ち帰った。
ゆずはゆずジャム、ぽんず、少し手の込んだゆず釜、レモンの国産は皆さん喜んでくださってたくさんの方におすそ分け。
きんかんの甘煮はそれこそ夜なべでひとつづつ切り目を入れてゆでてから竹串でひとつづつ種を取り除く。
ただただ手間暇の根気比べ。
砂糖で焦げないようにふつふつと鍋をゆすりながら目が離せない。
それでも圧力鍋を使うことで軟らかく早く仕上がる。
でも圧力鍋はゆでるぐらいで火の止め具合が勝負どころ。
ゆずを茹でてから又薄く切る作業が結構な手間。
ゆずジャムを作るときも木杓子で延々手がだるくなるくらいかき混ぜて。
でもせっかく頂いたものは、なんとか失敗しないように心を込めておいしくなーれおいしくなーれと台所に立つことに。
ゆず釜味噌は、ゆずを容器にして搾り汁と味噌、みりん、砂糖、胡麻やクルミを練り上げて詰め、
蒸したものを半紙に包んで軒下につるして1か月以上乾燥させる。
そんな面倒なことと皆にあきれられて。
「あんたも好きやねえ」と連れ合いによく言われたけれど、
人に勧めるとき「手が込んでるんやでえ」とわざわざ説明してくれていたっけ。

指の先がしわしわになってゆず仕事が一段落し、すべてまあまあの出来でやれやれ。
来年はこのゆずやレモンもないのかと思うとさみしい気分になる。
畑終いをされた友はもっとさみしいだろう。
本当にありがたいことであった。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿