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Kind of Good

私の好きなもの

散る桜 残る桜も 散る桜

2015-04-26 21:03:30 | Weblog
あっという間に7日ごとの法事が7回目となり49日をお陰様で無事終えました。
することがたくさんあってその分気もまぎれ、心ばかりの満中陰志もお配りし終わって何やらほっとしています。

コンピュータを使うことが出来て色々な情報も得ることが出来ました。
外国からのお悔やみのメールもなんとか解読出来て英語の勉強も役に立ちました。
49日のお供え餅も娘に手伝ってもらい作り、過去帳も新しく自分で厚かましく書きました。
住職さんが下手でも心こめて書いたら何よりの供養になると勧めてくださって、
お習字の練習を久しぶりにしてどうにか書きました。
孫の代まで残ると思うと恥ずかしいけど下手な文字でまあ我慢してください。

丁度49日の法事の朝に、小学校の恩師の訃報が届きました。
いつも写真のお便りをしていたのにご無沙汰で心配しておられるだろうと
法事が終わったらお知らせするつもりでいたので
とてもショックでなんとしてもお通夜、お葬式に藤井寺まで出かけました。
数えたらもう卒業してから61年になるご縁でした。
クラス会がとぎれとぎれながら続いて、お通夜とお葬式に十数人弔問出来て、
知らせてくださった娘さんもとても喜んでくださいました。
たくさんの花に囲まれて先生も安らかに天国に行かれたことでしょう。
最後のご挨拶も心にしみる感涙のご挨拶でした。
先生とのご縁をこの上なくありがたく幸せに思いました。

『散る桜 残る桜も 散る桜』
皆さんが帰って夕方に、3歳の孫が、ぶつぶつ言っているので何を言っているのかとよく聞いてみると
『散る桜 残る桜も 散る桜』と言うのです。
お住職さんの話を覚えていたのにびっくりして余計に心にしみました。

元気でないと皆に心配をかけるのでまだまだ用事はあるけれどぼつぼつ、ゆっくり過ごしたいと思います。
先日又、30数年前のオーストラリアに単身出張した時の手紙の束が見つかりました。
読めるようになったらゆっくり読みたいと思います。

たくさんの皆様のお心遣いに本当に感謝しています。
子ども夫婦や孫たちもずいぶん助けてくれました。
何とか無事日々を過ごしたいと思います。
「それでいいよ、それでいいよ」と耳の後ろで言ってくれる彼の声を聴きながら。