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マルハニチロの農薬注入場所は水系統の可能性が高い

2014年01月06日 22時49分14秒 | 深刻な問題

 先程の報道ステーションではマルハニチロ子会社(㈱アクリフーズ)の冷凍食品製造4系統全てで農薬が混入していたらしい。商品が1部屋に集中する包装過程が疑われるものの、従業員の証言で現実には難しいとの報道。

 私はサラリーマン時代、新規事業として機械製造業を立ち上げ、冷凍食品メーカートップグループ数社の製造ラインなどを数多く受注した。開発製造して据え付けた。今でも、現場の状況は手に取るように分かる。

 アクリフーズの所在する群馬県大泉町には元の味の素冷凍食品が有り、何十回か訪れた。元味の素冷凍食品には大型のお結び焼きラインなど2ラインを収めた(東京電力の需要を1,000kWぐらい増やしたか)。懐かしい場所だ。

 食品製造工場の中に外部の人間が入って農薬を注入するのは事実上極めて困難である。まず、①外部の人間が製造現場へ入る許可を申請しても却下され、特別な事情が有り②許可が下りても身分証明し、③記録を残し、④渡された作業服を着て、⑤現場に担当者が一緒に来るし、⑥大変目立つ。

 社内の人間の場合は単独で行動できるし、怪しまれず場所移動も可能である。ロッカーに農薬(例えばジュースボトルなどへの詰め替え)を一時的に隠しても、まず分からない。作業着にポケットは無いが例えば、シャツの中とか袖には隠せる。

 通常、食品工場の作業場には監視カメラはついていません。だから、ビデオ記録で確認ができない。

 風呂に入りながら考えたが、私は水系統の可能性が有ると思う。何故なら①水道配管は元が一緒で、②配管場所には入りやすく、③見つからずに農薬注入しやすく、④材料洗浄工程で塩素が使われている場合異臭が分かりにくい、⑤材料を合わせた状態でも様々な臭いが発生しており分かりにくい。

 配管注入は水道の内圧の問題が有り、場所的な侵入は簡単だが、注入ポンプなどが必要になる。材料洗浄や髪の毛やごみ取り(自動装置が有る)の場所では解放状態なので投げ込みが可能である。

 水系統以外では、材料を混ぜ合わせている大きなステンレス器(回転させながら混ぜる)に農薬を入れる手が有る。液体農薬を落下させるのでほんの数秒で済むから、気付かれにくい。

 その後の報道ではコロッケのころもの部分に農薬が有ったらしい。今回疑われている包装工程の前段ではトレーに詰める作業が行われていて、トレー詰めの装置が有り機械がミスしたもの女性作業員がなおす。しかし、大抵作業は目いっぱいで余裕が無い。

 作業員は1ラインに少なくとも二人はいて、合計8人ぐらいにはなるから、普通はここでの農薬注入は難しいはず。また、大量のコロッケ衣に農薬を付着させるのは作業的に大変難しい。

 先に記述したような衣の材料洗浄、衣を作る練り工程を疑うべきだ。これらでは簡単に、一瞬で、効率よく農薬を投入できる。

コメント
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