宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

天皇への手紙手渡しで山本議員の辞職を求めることこそ政治利用

2013年11月08日 09時56分55秒 | 社会・経済

 山本太郎はテレビタレント時代、アメリカでトラックをヒッチハイク(旅行)する番組で女優を指名し、テレビ側が呼び寄せた。山本は夜、女優の部屋の前に行きドアを開けろと、何度もしつこく迫ったので、女優は翌朝、帰国してしまった。

 彼は元々その程度の人間なのであり、天皇に手紙を渡したのは常識やマナーを知らないに過ぎない。

 現在の天皇は国の象徴であって、何ら権限を持っていないのだから手紙を渡したところで政治的にも行政的にも意味を持たない。手紙も預かりとなっており、宮内庁から注意すれば済むようなこと。

 統帥権を持っていた明治天皇に足尾鉱毒事件について直訴した田中正造の手渡しとは、状況も時代背景も全く異なる。

 政治利用と言うのであれば、この程度の事を持って議員が辞職を迫る方がよほど政治利用であろう。反原発を掲げ、東京選挙区で約67万票を取って当選したことが邪魔で目障りな存在となっているのではないか。懲罰によりダメージを与える目的も有るか。

 つまらんことを全てのテレビ局が追いかけて日本中を騒がす。週刊文春は何と、天皇「手紙テロ」と書いた。何のことですか?橋下への追求といい、文春には偏りと悪意を感じますね。格調高く中立のはずの文芸春秋とは別の会社?

 参議院議員運営委員会は無駄な事に時間と労力を費やするのではなく、日本の発展のためにまい進して頂きたい。

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ホテルオークラ・三越・伊勢丹・高島屋まで食品偽装 日本が劣化し村社会に戻っている証拠

2013年11月07日 18時29分20秒 | 社会・経済

 ホテルオークラ・三越・伊勢丹・高島屋と言えば、日本の一流。トップクラスの企業が、ばれるまで食品偽装をしていたとなれば、毒入り餃子の中国の事を悪く言えなくなった。日本が劣化し、だんだん中国に近づいているのだ。

《とは言っても、確かに中国は凄い。下水で集めた油を「下水油」として店で堂々と販売し、その油で料理を作っていると言うから、恐ろしい。上海では朝飯を75円ぐらいで食べれるが、香辛料が強烈で何が入っているか分からない。何でも平気で食べないと中国では生きて行けない》

 日本中おかしくなった事がたまたま阪急阪神ホテルズをきっかけに露呈してしまった。阪急阪神ホテルズの出崎(でさき)弘社長が偽装ではないと突っぱねず、ひたすら頭を下げれば、ちゃんちゃんで終わっていた。出崎社長の貢献度は大きい。

 製造業がおかしくなってきたことは、10年ぐらい前に日本電池の部長から聞いていた。部品などの品質が低下し「日本は大丈夫だろうか」と本気で心配していた。それが製造業にとどまらず、東京電力も含め、日本全体に及んでいたのだ。

 一つは団塊と言われた、貧乏と激しい競争の中で耐え抜いた世代がごそっと退職していったことだろう。物凄く頑張ったが、イエスマンではないから上の評判は悪い。しかし、悪い事は悪いと妥協しないから良質なものを作り続け、秩序を保ってきた。

 若い世代にはイチロー、ダルビッシュ、上原のような世界的なスターもいて驚かされるが、職人的な分野に限定されている。驚くのは若い世代が、現状の悪い点も含めて全部受け入れ、現状維持を正しい事としてしてしまうことだ。

 昨年度、こころ(住宅団地)の副会長をして驚いたのは、毎月の役員会(若いメンバー)で重要なテーマを全く議論せず、お金の動きが全く分からないので、透明化など改革しようとしたところ、猛反発を受けて、とん挫してしまった。論理もへったくれも無い。全員が今までの流れを維持しようとする。

 戦後、日本は奇跡の大復興を遂げ先進国の仲間入りしたが、決して戦略が有ったわけではない。改革を進めたわけでもない。勤勉で真面目な事は重要な要素だったが、米欧の支援を受け、ノウハウをキャッチアップし、為替が非常に安く設定されていたことなどが影響している。

 いわば、戦前からあった村社会が変革を経ず、そのままスケールアップしたのが日本の状況だ。特に、バブル崩壊後、日本は縮み続け、内向きとなった。世界がグローバル化する中で逆向きに進み、組織内では何でもありの状態が拡大する。

 コンプライアンスが叫ばれてきたのは、逆にそれだけ日本の組織がおかしくなってきたことの表れか。

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トヨタ車がイモビカッターで簡単に盗まれベンツが安全な理由

2013年11月06日 10時51分39秒 | 

 2000年頃トヨタは高級車にイモビライザーを取り付け盗難されないと宣伝した。鍵から送るIDコードとエンジンのIDコードが一致しないとエンジンがかからない仕組みだ。当時、盗難車のベスト3がベンツ、セルシオ、ランクルだったが、私のランクルにもイモビライザーがあり安心していた。

 ところが最近、イモビカッターにより3秒程度でイモビライザーが解除され、プリウス、クラウン、セルシオなどの盗難が激的に増えている。特にプリウスは音がしないので都合が良い。イモビカッターは先頃までネットで販売されていたが現在は撤去されている(中国の通販などでは入手できる)。

 仕組みは、イモビライザーのリセット機能(鍵紛失時用)を利用したもので、一旦、IDコードをリセットし、イモビカッターのコードに変更してしまう。これに対して、イモビカッターガードなるものも販売されている。イモビカッターの信号を妨害するものか。

 ベンツのイモビライザーは一味違う。毎回、IDコードが変更されるので正規の鍵が無いとエンジンはかからない。《「エンジン」、「照合回路」、「鍵」にそれぞれコンピューターがいる。この方法では鍵から来た信号かどうかを判別し、前回変更したIDコードがエンジンと鍵で一致しない限りエンジンは動かない》

 ところが敵もさるもので、オーナーになりすまして書類を入手し、鍵を郵送でオーダーして盗んだ例が出たようだ。これに対して、ヤナセでは本人確認を厳守する事で対策していると聞いた。

 一方、これ以外で盗難に遭った場合(トラックに吊り上げて運搬などか)、保険会社はベンツは高度なイモビライザーなので解除することは不可能と主張し、保険金を出してくれなかったケースがいくつか報告されている。これは困る。

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中国は過剰鉄鋼生産でGDP水増し!PM2.5を撒き散らしている

2013年11月04日 10時00分18秒 | 国際・政治

 中国は失業率が急速に増加するのを防ぐためGDP成長率を8%以上に保つ政策を続けてきたが、2012年7.8%に低下、2013年に入っても、1~3月期7.7%、4~6月期7.5%と赤信号が点灯し始めた。

 そもそも、中国の数字は怪しいとの評判だが、GDP成長率を高水準に保つため、例えば鉄鋼を過剰に生産し、2012年の余剰が年間1.9億トンとも、3億トンとも推定されている。

 日本の鉄鋼製造量が1.073億トン(2012年)だから、その約2倍から3倍の過剰生産となっている。そのため、中国では鉄余りで、鉄鋼2トンを販売してもアイス1本(製氷135kg?:日本で18,000円ぐらいか)にもならないと言われている。

 鉄鋼製造では大量の石炭を消費するわけで、環境設備の整っていない中国において排出される汚染物質(煤塵や硫黄酸化物)は莫大である。昭和40年代の北九州(八幡製鉄所が有った)も風景がかすむほどスモッグがひどかったがそんなレベルではない。

 ハルピン市ではPM2.5が1000となり、WHO基準20の実に50倍となっている。既に人間の住む場所ではない。野菜や家畜など全てが汚染され異常になっているが、中国は生産量を落とせない。

 中国国内の暴動は年間20~30万件とされているが、組織的・計画的ではないため特殊部隊30万人、治安公安300万人で何とか鎮圧している。経済成長率を落すと失業率が増大し、国民の収入格差が更に広がり、暴動の増大で国が転覆しかねない。

 中国政府はウイグル問題、チベット問題を抱え、全国的な暴動になることを恐れている。ウイグル(イスラム勢力と繋がっている)に関しては反政府勢力との間で衝突が頻発している。天安門広場前でのSUV車爆発事故で世界中にニュースが配信されたばかり。

 PM2.5など汚染物質を大量に垂れ流し国民の不満が増大、この環境悪化が暴動の引き金にもなりつつあるというから、現状では経済成長率を上げても下げても暴動が起きる。中国は全国に火薬庫を抱えているようなもの。

 既に、100万人規模とされる裸官(不正蓄財の共産党幹部:金額は全体でGDPの25~50%)は妻子を海外に移住させ金も移している。これに対してカナダでは昨年、投資移民(40%を占める中国人が国内を乱れさた)を永久に中止させた。

参考図書:「中国はもう終わっている」黄文雄、石平、など

 

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天国からの贈り物 ベンツML350  BlueTEC(ディーゼル)

2013年11月03日 12時24分06秒 | 

 スムーズでソフトな乗り心地、追随を許さない猛烈な加速、燃費の良さ、比類のない安全性・・・それがベンツML350 BlueTEC・・・これこそが天国からの贈り物。妥協しない技術を創造してきたベンツは世界一のカーメーカーだ。

・・・紹介するのは嬉しいが、また売れすぎて(私のブログで5台以上売れてしまったとヤナセには言っている)、同じ車にばったり会うのは気分が良くない。

 手放したランドクルーザー100ディーゼルは13年間で24万キロを走った。購入時は80と比べて格段の音と振動の少なさに感激した。タフな車だったが流石に振動や音は少し大きくなった。後で分かった事だが、エンジンマウントを交換すれば、音や振動は大幅に改善されたかもしれない。

 トヨタがランクルにはディーゼルを搭載しない事(トヨタの技術では出来なかった)が明確になり、広島トヨタの西風新都店長がやくざ対応だったことも有り、ここ数年はディーゼルを中心に大型四駆を探していた。広島市内のハマー、ランドローバー、BMW、VW,ベンツ、アウディー、ポルシェ、フォード、クライスラー、ルノー、シトロエンなどをまわった。

 最初にBMW X-5が右ハンドルディーゼルを出してきた。運転位置は低いが、トルクが強く、加速も満足するものだった。デザインも良かった。高速や市内を何度か走ってみた。気になったのは高周波振動だった。下からの振動は座布団である程度抑えられたが背中からの振動はやや残った。

 昨年の東京モーターショウも見に行った。目立つ場所に展示されていたが、人混みがひどく、なかなか全景も確認できない状況で、近くから撮影し、このブログにも掲載した。ベンツMも見たが、左ハンドルだったので興味はなかった。

 見積もりを貰いBMW X-5で決まりつつあったのに営業マンが時間の約束を2回破ったことから、FAXで取引中止を伝えた。どうしようかなと思っていたところへ、ベンツがMにディーゼルモデル投入を発表。

 すぐさま、ベンツに電話し絶対に右ハンドルにするよう、強くしつこく訴えた。「右ハンドルにしないと選択対象にもなりませんよ」と。しかし、意見が通るとは思えないし、ベンツEのディーゼルに試乗し加速が弱い事を知っていたので大きな期待は無かった。

 ところが何と、右ハンドルなどスペックを大幅に変更してきたのだ。試乗できることになり、ヤナセから出てアクセルを踏み込み、その加速に驚いた。以前のディーゼルエンジンとは比較にならない。営業が「全く別の車に変わったのです」と言うとおり。

 以前、Eの加速が物足りない点については、「BMWは、飛び出しのBMWと言われているが、ベンツは安全第一に考えており急加速は抑えている」との説明だった。

 ベンツML350BlueTECはBMW以上の飛び出す車になった。トルクが63.2kgmとランクルの1.5倍あり、まるでモンスター。静粛性、振動の少なさもディーゼルとしては画期的だった。家内が買い替えに同意、更に、ランクルが高く売れることになり、一気に契約となった。

 通常モデルが無く、ドイツから横浜に向かっていた本革モデルを購入することになった。受注生産のカーポートが設置されるのを待ち、3月15日に納車。最初は戸惑い気味。今でもウィンカーは稀に間違えるが、少しづつ慣れ、7か月あまり、15,000kmを超えた。

 ベンツ購入者は熱狂的な信者が多い。あばたもえくぼ、欠点も含めて熱愛している。私の場合は、消去と選択で決まったからその点はクール。比較的冷静に走り方を試し、観察してきた。

 選択肢は四駆、燃費、加速、安全性がポイントだった。ディーゼルなのに中速からの追い越し加速、登坂での加速では他車を圧倒する。これより速いのはレーシングカーになる。安全性が目に見えるわけではないが、カーブでの安定性はゆとりを生み、潜在的安全機能は頼もしい。

 ランクル的な走りから次第にML350BlueTECの走りに代わった。ゆっくりアクセルに足を乗せると確実に力強く加速され、軽やかなファンタジーの世界。優しい淑女のようでもある。それが、一たび強くアクセルを踏み込むと3トン近い車体ながら俄然大型バイクのような加速を示す。まるでピューマのように。

 最近、ふとこのベンツML350Bluetecは天国からの贈り物ではないかと思うようになった。驚くべきパワーと加速性、そしてディーゼルとは思えないスムーズさ静粛性。デザインも愛らしさかわいさに気付き始めた。勿論、不満が無い訳ではないが、信じられない車、信じられない事が天国だ。

 誰もがベンツを感じるのは、安全ベルトをかけた途端、ベルトを引っ張ってくるので、えっと驚く。たるみをなくすのだろう。

 ランクル(国産車)などとの主な違いは、①トルクの巨大さと静粛性(凄いの一言)、②ミッションが右手の電子レバー(指操作、オートマ7速)、③ブレーキの効きの良さ(お蔭でシューが減りアルミホイールの汚れがひどい)、④毎回番号変更のイモビライザーほか盗難防止、⑤素晴らしい音響、⑥ウィンカーが左、⑦ダイアル操作が多い(ナビの操作は大変)、⑧クラクションの押し場所が狭い(センターは鳴らない)・・・などですか。

 悩みは同じモデルが増えてきたこと(MLの今年度分は売り切れ、60%以上がディーゼル)。滅多に出会わないが、回数は増えており、同じ町内でも予約購入者がいるらしい。

 ベンツはG(軍用車)もディーゼル右ハンドルモデルを発表し、S(セダンのフラッグカー)は画期的な安全システム搭載(発表だけで広島で10台近く予約購入)、ここの所のベンツの攻勢で購入者は増えている。

 

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四国電力の原子力関連所長が1,860万円をカラ出張で着服

2013年11月01日 22時37分26秒 | 社会・経済

 四国電力の原子力研修所の所長がカラ出張で1,860万円の着服とは驚き。ざる管理に加えて、巨額の執拗なPR作戦で原子力は安全と世間を騙し刷り込ませた「いかさま体質」は変わっていない。同所長は今月20日まで在任していた。

 281回の出張申請で1,860万円は1回あたり66,192円だから、1日15,000円の手当てが出たとして、新幹線を使い東京に1泊2日で行った事にしたか。(写真をクリックすると拡大)

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 深刻な犯罪行為だが、氏名は公表せず解雇、柿木一高原子力本部長が訓戒処分を受けただけ。千葉社長ほか、かつての原子力部門トップの責任が一切不問となっている。東電福島発電所の処理(具体的な責任が全く分からない)とも似ている。

 福島原発事故で電力の信用がガタ落ち。沖縄を除く電力9社は新鋭の原発さえも再稼働の保証無く、発電原価は跳ね上がっている。現役世代はさぞかし大変と思いきや、魔法の杖である総括原価方式により、原価が上がるほど報酬が増えるため、笑いが止まらなくなる状況が生まれている。

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 原子力部の管理が甘いのには理由が有る。予算も優先度も破格。稼ぎ頭として特別扱いで、下手な情報が流れると連続運転に支障が有ると見てか、社内で原子力の安全性に関する議論さえできない状況。言わばアンタッチャブル。

 福島原発の例でも、発電所責任者でさえ安全性を確認できていなかった事が分かっており、それは各電力共通である。原子力は安全だとの神話を作り上げ、中身は誰も十分把握せず、社内の議論さえできなかった。つまり、原子力=安全のお化けだけが独り歩きしていた。

 そんな甘い甘い原子力体制の中で今回のカラ出張着服事件は起きている。所長は特別管理職で自分の出張の決済が許されているので、何とでもできる。部下は薄々気づいていたはずだが告発しない。それが出世の掟。

 電力会社の最高のいかさまは人事なんですよ。実力とか実績は結果的にマイナスになる場合が多い。人事に最も影響力の強いのが自民党国会議員。電力は設備産業ですから、原発立地から始まり、火力、ダム、電信柱を立てるのでさえ政治力頼み。政治依存度が高く、密着している。

 自民党国会議員が一人は推薦できるルールが有り(非公開、殆どの社員は知らない)、衆院議員が推薦した場合、常務以上にはなっていました。県議、市議も相応の影響力有。元幹部の父親が動いた場合も結構強烈(関西電力は課長以上の子弟が入社出来ない)。電力会社の学閥は東大、京大、地元国立大学(一期)。

《父親が後藤田元官房長官の後援会長していた「バックだけ大物」の場合は常務まで上がった。課長時代には実績データ粉飾、毎晩課の全員を引き連れ女性社員を含めて飲めや歌えのどんちゃん騒ぎ、2次会・3次会は会議費・交際費、部長時代の忘年会は若手社員が裸行列練り歩き。彼が潰した人間は二桁?》

 運よく課長になったら(今は課長になるのも難しい)仕事のふりをして、ひたすら上との人脈作り。アフターファイブ&土日のプライベートサービスにまい進する。特に事務系は元々技術系より遥かに昇進では恵まれているが、仲間内で情報を入手し、極端なメリハリをつける。

 今回の所長(技術屋のはず)は、恵まれたポストに就き、収入も多いのに、やることがせこいし、世の中をなめている。これが、原子力幹部の現状だ。

 多分、小手先で一件落着になるが、過去を含めて徹底的に洗い直し、責任を明確にし、管理体制を根本的に改革しないと原子力安管理にも不安が残る。

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日経平均の迷走と安倍首相の影響力ランキングとの関係

2013年11月01日 12時30分24秒 | アベノミクス

 日経平均は5月23日大暴落した後は回復がもたつき、乱高下を繰り返している。野村証券の佐藤雅彦氏が10月28日、NHK BSで解説したように、チャートでは日経平均が三角持合いとなり、11月中旬頃大きく上昇するか暴落する可能性が高い。

 佐藤氏は上昇を期待すると言っているが、日本株をリードする日経先物が14,935円(7月19日)、14,880円(9月19日)、14,840円(10月22日)と3連峰の天井を形成しているので暴落の線は消えていない。

 安倍首相は第三の矢として「薬のネット解禁」を発表し、その後の「たかじん」の「そこまで言って委員会」でも薬のネット解禁を紹介した。正直、それしか無いの?との印象だったが、10月25日、楽天の三木谷が「薬のネット解禁が限定的なので委員を辞任する」と発言、アベノミクスの逆噴射となった。

 三木谷が厚労省の検討委員会を辞めようが居残ろうがどうでも良いが、数少ない矢で安倍首相がブレるのは非常にまずい。そもそも、安倍首相が三木谷に口説かれてうっかり返事してしまったのではないか。当然、既得権側は猛反発する。儲けたのはアマゾン。 

 フォーブス誌で「世界でもっとも影響力のある人物」ランキングで安倍首相は日本人で4位の57位に甘んじた。

 日銀の黒田総裁で39位、トヨタ自動車の豊田章男社長が44位、ソフトバンクの孫正義社長が45位、安倍晋三首相は57位。57位はかつての菅首相の27位にも及ばない。

 オバマ大統領を落とし、1位にプーチン大統領を入れたのは年度予算承認や債務枠の拡大をめぐり米議会が膠着したことなどを反映させていると思うが、安倍首相についても、世界が期待する経済改革が今一つピンとこない事にもあるだろう。

 何だか、布団の下にもぐった猫を布団の上から撫でているようなもので、良く分からない。インパクトが無い。米欧の金融筋やヘッジファンドはちょっと上がったところで大量売りを仕掛けようと試し売りをする。

 日本人4位にしたのは皮肉有り、嫌味有だが、期待しているから頑張れよとの意味と受け取れる。安倍氏は殴り合いの喧嘩をしたことが無いと思う。例えば、漫画麻生が法人税減税に反対するなら、まず、財務省次官を飛ばし、麻生が口を曲げて来たら「君もああなるよ」と言えば、ランキングは20位ぐらいに上がるかもしれない。

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