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天国からの贈り物 ベンツML350  BlueTEC(ディーゼル)

2013年11月03日 12時24分06秒 | 

 スムーズでソフトな乗り心地、追随を許さない猛烈な加速、燃費の良さ、比類のない安全性・・・それがベンツML350 BlueTEC・・・これこそが天国からの贈り物。妥協しない技術を創造してきたベンツは世界一のカーメーカーだ。

・・・紹介するのは嬉しいが、また売れすぎて(私のブログで5台以上売れてしまったとヤナセには言っている)、同じ車にばったり会うのは気分が良くない。

 手放したランドクルーザー100ディーゼルは13年間で24万キロを走った。購入時は80と比べて格段の音と振動の少なさに感激した。タフな車だったが流石に振動や音は少し大きくなった。後で分かった事だが、エンジンマウントを交換すれば、音や振動は大幅に改善されたかもしれない。

 トヨタがランクルにはディーゼルを搭載しない事(トヨタの技術では出来なかった)が明確になり、広島トヨタの西風新都店長がやくざ対応だったことも有り、ここ数年はディーゼルを中心に大型四駆を探していた。広島市内のハマー、ランドローバー、BMW、VW,ベンツ、アウディー、ポルシェ、フォード、クライスラー、ルノー、シトロエンなどをまわった。

 最初にBMW X-5が右ハンドルディーゼルを出してきた。運転位置は低いが、トルクが強く、加速も満足するものだった。デザインも良かった。高速や市内を何度か走ってみた。気になったのは高周波振動だった。下からの振動は座布団である程度抑えられたが背中からの振動はやや残った。

 昨年の東京モーターショウも見に行った。目立つ場所に展示されていたが、人混みがひどく、なかなか全景も確認できない状況で、近くから撮影し、このブログにも掲載した。ベンツMも見たが、左ハンドルだったので興味はなかった。

 見積もりを貰いBMW X-5で決まりつつあったのに営業マンが時間の約束を2回破ったことから、FAXで取引中止を伝えた。どうしようかなと思っていたところへ、ベンツがMにディーゼルモデル投入を発表。

 すぐさま、ベンツに電話し絶対に右ハンドルにするよう、強くしつこく訴えた。「右ハンドルにしないと選択対象にもなりませんよ」と。しかし、意見が通るとは思えないし、ベンツEのディーゼルに試乗し加速が弱い事を知っていたので大きな期待は無かった。

 ところが何と、右ハンドルなどスペックを大幅に変更してきたのだ。試乗できることになり、ヤナセから出てアクセルを踏み込み、その加速に驚いた。以前のディーゼルエンジンとは比較にならない。営業が「全く別の車に変わったのです」と言うとおり。

 以前、Eの加速が物足りない点については、「BMWは、飛び出しのBMWと言われているが、ベンツは安全第一に考えており急加速は抑えている」との説明だった。

 ベンツML350BlueTECはBMW以上の飛び出す車になった。トルクが63.2kgmとランクルの1.5倍あり、まるでモンスター。静粛性、振動の少なさもディーゼルとしては画期的だった。家内が買い替えに同意、更に、ランクルが高く売れることになり、一気に契約となった。

 通常モデルが無く、ドイツから横浜に向かっていた本革モデルを購入することになった。受注生産のカーポートが設置されるのを待ち、3月15日に納車。最初は戸惑い気味。今でもウィンカーは稀に間違えるが、少しづつ慣れ、7か月あまり、15,000kmを超えた。

 ベンツ購入者は熱狂的な信者が多い。あばたもえくぼ、欠点も含めて熱愛している。私の場合は、消去と選択で決まったからその点はクール。比較的冷静に走り方を試し、観察してきた。

 選択肢は四駆、燃費、加速、安全性がポイントだった。ディーゼルなのに中速からの追い越し加速、登坂での加速では他車を圧倒する。これより速いのはレーシングカーになる。安全性が目に見えるわけではないが、カーブでの安定性はゆとりを生み、潜在的安全機能は頼もしい。

 ランクル的な走りから次第にML350BlueTECの走りに代わった。ゆっくりアクセルに足を乗せると確実に力強く加速され、軽やかなファンタジーの世界。優しい淑女のようでもある。それが、一たび強くアクセルを踏み込むと3トン近い車体ながら俄然大型バイクのような加速を示す。まるでピューマのように。

 最近、ふとこのベンツML350Bluetecは天国からの贈り物ではないかと思うようになった。驚くべきパワーと加速性、そしてディーゼルとは思えないスムーズさ静粛性。デザインも愛らしさかわいさに気付き始めた。勿論、不満が無い訳ではないが、信じられない車、信じられない事が天国だ。

 誰もがベンツを感じるのは、安全ベルトをかけた途端、ベルトを引っ張ってくるので、えっと驚く。たるみをなくすのだろう。

 ランクル(国産車)などとの主な違いは、①トルクの巨大さと静粛性(凄いの一言)、②ミッションが右手の電子レバー(指操作、オートマ7速)、③ブレーキの効きの良さ(お蔭でシューが減りアルミホイールの汚れがひどい)、④毎回番号変更のイモビライザーほか盗難防止、⑤素晴らしい音響、⑥ウィンカーが左、⑦ダイアル操作が多い(ナビの操作は大変)、⑧クラクションの押し場所が狭い(センターは鳴らない)・・・などですか。

 悩みは同じモデルが増えてきたこと(MLの今年度分は売り切れ、60%以上がディーゼル)。滅多に出会わないが、回数は増えており、同じ町内でも予約購入者がいるらしい。

 ベンツはG(軍用車)もディーゼル右ハンドルモデルを発表し、S(セダンのフラッグカー)は画期的な安全システム搭載(発表だけで広島で10台近く予約購入)、ここの所のベンツの攻勢で購入者は増えている。

 

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