生物・化学の世界では天才たちが恵まれた最先端の研究を実施している。毎年ノーベル賞受賞者が発表され凄いなと思う。人類の発展に貢献している。然しながら、事進化に関してはタイトルの様に最も重要な論点が抜けているのだ。
前にも書いたが、進化は自然法則に反し、例えば熱力学の第二法則によるエントロピーの拡大とは真逆になっている。そうであれば、何故、熱力学第二法則とは真逆になるのか?そのメカニズムを明らかにしなければならない。だから、進化の解明の中心的なところは、物理や工学に関する。
世界の天才たちが支持しているのが新ダーウィン説で、何故これが信じられるのか僕にはわからんのだが、書籍を読んで、集約されるのは、遺伝子のコピーミスと自然選択という二つの言葉である。
ソフト開発している僕から言えば、この二つの言葉はランダムシミュレーション(RS)であり、RSでは遺伝子を壊すことは有ってもプラス方向に発展する事は無い。やらんでも分かっている。だから、アメリカで毎年巨額の研究費によるシミュレーションしても望む答えが出ない。
その前に、遺伝子とはタンパク質を構成する塩基情報を持つDNAであり、皆さんが期待するものではなく、遺伝子という言葉が元から矛盾に満ちており、死語と言ってもいい。遺伝子を解明すれば医学や薬や全てが分かると考えた人ゲノム計画の残骸みたいなものだ。
ヒト遺伝子は2003年解明されたが、期待した成果は無かった。