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宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

僕の考案したコロナ予防法がオミクロン等に効果が有り簡便でタダ同然なんだが人類ってかなりアホなんだな 12か国の大使館に提案するも無視するだけ

2022年04月26日 12時10分05秒 | 生命
 成人対象で、焼酎のような蒸留酒を口に含み、舌に載せ、アルコールを蒸発させながら肺に吸い込み、鼻から排気するだけ。ウイルスの種類を問わない。口、喉、気管支、肺、鼻の奥をアルコールで消毒しウイルス他、コロナ類も殺菌する。

 僕は20年以上前から、やっていて、本当にやばいなと思った時も見事に感染防止できた。実際には気管支あたりが侵され始めていることが分かっていて、厳密に言えば感染しているのだが、丁寧に5回ぐらいやって(2分ぐらい)何度もブロックしたんだ。

 コロナに関しては、鼻の奥から侵入するというので、口から肺だけだったのを鼻を通して排気する事にした。鼻の奥が殺菌されているような感覚を覚える。新しいオミクロンでも、手とかテーブルとか、アルコールで消毒するだろう?同じように菌が侵入する部分で殺菌するだけ。

 マスコミは掲載するには論文を書けと言うんだ。有名になりたいわけでなく、あのバカがまたと笑いものにしたいのが山ほどいるが分かっていて、お役に立てばの気持だった。僕は博士ではないので、大学かどこかに頼むことにすれば、余程親切な研究者でも50万円はかかる。世界中で毎日何万人が感染し、何人が死亡しているか分かっているんだろう?

 マスコミは無視するし、アメリカ(*)やフランスやドイツや12か国の大使館に提案書を送付したが、返事もないし、使われた様子もない。製薬会社から何か貰っているのか?本当に人類って アホだね。

*アメリカ大使館へはトランプ大統領殿で送付したら、そんな人物はいませんとかで突き返され、このブログで英文を作り(翻訳ロボット)掲載した。僕は当時トランプ大統領に期待していた。彼が大統領だったらプーチンは絶対にウクライナ進攻していない。ま、しかし、トランプ大統領も問題が有ったようで十分反省して欲しい。

生きているとは細胞が分裂している事を示すが 何故細胞が分裂するようになったかが分からない

2022年03月25日 11時38分35秒 | 生命
 進化を研究するとは、実は物質がどのように細胞まで進化したか(僕は物質進化と呼んでいる)に集約される。何故なら、最初に生まれた原始細胞は小さくてやや単純とはいえ現細胞に近いものだった。つまり、進化メカニズムは物質進化時期に創られている。

 自然法則に逆らい高度化の一方向の無限大進化を遂げたことを絶対に忘れてはならない。実はあり得ない事だ。

 僕は、今回の電気学会で物質進化についてそのメカニズムを発表した。2002年に進化する物質の集合体に評価システムが等価的に形成され、評価システムが進化を駆動してきたする仮説を翌年発表した。これは多くの装置やソフトを開発してきた者としての勘であり、スマートに言えばロジックだね。研究だけをおやりになっているとこの発想は出ないだろう。

 評価システムは分子間通信によるリクエストのネットワークで形成されたとする結論を得た。具体的な内容は「物質からの進化を創出したタンパク質,評価システム,ゲノム(3-092)」のタイトルを電気学会(2022年全国大会)に伝えてPDFファイルを購入して欲しい。

 物質進化の最終段階で、細胞が創造され、誕生したばかりの細胞は分裂し続ける。何で細胞分裂が実現したか?というのは、あまりにも難しすぎて、想像もできない。現代の科学は凄い発展を遂げているが、生物や宇宙に関しては分からない事の方がはるかに多いというのが実態である。

 DNA研究の胡桃坂仁志 教授はDNAに関して殆ど何も分かっていないと述べている。胡桃坂教授は「DNAの折畳状況で遺伝子が発現する仕組み」を知りたいと言っており、エピジェネティクスそのものだ。エピジェネティクスは複雑すぎて頭が痛くなるね。

 確かに、ヒトゲノム計画で、ゲノム配列は分かったが、医学から病気から薬迄全てわかると思われていたのが殆どわからなかった。僕の評価システムのメカニズムも具体案が浮かばず、20年かかってやっと納得できる仮説に到達したものだ。運よく、偶然に収集していた情報からヒントを得た。あっと驚く為五郎。

 話は戻って、細胞分裂のプロセスで一番目立つのが、紡錘体と紡錘糸が現れ、ペアーになった染色体を引き離すところ。紡錘体は装置などでは鉄フレームを使う。強度を計算し動きをシミュレーションし、材質を選んで設計製造、櫓の様に組み立てる。この手のものは試験しながら現場あわせしないと結果が出せない。細胞では紡錘体の櫓から糸を伸ばし染色体につけて引っ張る。

 そして、作業を終えると紡錘体や紡錘糸は消える。全体を管理し、染色体を引き離す作業を遂行する何者かがいる。何者がタンパク質であることは分かっている。それにしても、このようなことが数十億年前から実施されてきたのだ。驚くほかはない。

 

物質が原始細胞を創らなかったら君は今このブログを読んでいない

2022年03月18日 21時20分26秒 | 生命
 生物関係の研究には綺羅星の如く天才たちが集まり、ひときわ脚光を浴びている。昔、電子・建築、現在はDNA・創薬かな。しかし、研究者や教師、生物関係の書籍はほぼ例外なく新ダーウィン説を支持している。

 進化は突然変異と自然選択と言い、ゲノム中の遺伝子の比率は数%とか、1~2%とか。世界の天才たちが何で疑問を持たずに、間違いを信じ続けるのか理解できない。

 残念ながら突然変異と自然選択では物質も生物も進化しない。ゲノム中の遺伝子比率は1%で(僕の計算)、ま、こちらは罪が少ないか。

 エピジェネティクス研究はそんな中でも、最も科学らしい生物関係の研究といえるだろう。それでも物質進化については踏み込んでいない。化学進化という言葉も有るが、実は物質進化と化学進化は似ていて本質的に異なると僕は見ている。

 それだけ、物質進化はそのメカニズムを想定し辛い。痕跡も残っていないから根拠を組み立てるのが難しい。僕は2002年に評価システムが進化の駆動力と仮説を立てたものの、明確な論理もメカニズムも説明できずにいた。

 あれから20年、やっと自分で納得できる仮説にたどり着いた。他にはあり得ない論理だ。博士号が欲しいとか有名になりたいわけではなく、進化研究で食べているわけではないから、妥協はしない。事実しか興味が無い。そんな僕が書くんだから大きな間違いはない。

 素人として到達できる一つの頂上付近に到達したかなとの思いで書いた論文(予稿集だが)をこの度、電気学会で発表する事になった。

物質が生命体になるには特別な仕組みが必要だった そのメカニズムを電気学会で発表する

2022年03月16日 18時11分42秒 | 生命
 従来説だと、遺伝子が突然変異して進化するのだが、そもそも物質時代には遺伝子が無いから進化が出来ない。仮に、有り得ない事だが、遺伝子がぽつんと出来たとして、何も起こらないよ。

 大きな間違いは、翻訳されるDNA(タンパク質が作られるアミノ酸記号を持つ)だけを遺伝子としてしまったことだ。アミノ酸情報は設計図でも何でもない。間違いを認めないのもいかがなものか。

 RNAワールド(進化の始まり)というのがまことしやかに、科学雑誌などで紹介されている。素人向けには面白おかしく書けば、受けるのかもしれない。売るのが商売だからね。但し、僕の知る範囲の一流の生化学研究者は懐疑的だ。

 例えば、海の中でRNAが見つかったなんて話は聞かない。専門家によればRNAは水中では不安定で、分解してしまう。

 そこへいくと、タンパク質の材料となるアミノ酸は海底でも、地中深く流れる水の中でも、宇宙でも見つかっている。アミノ酸はタンパク質の構成要素で、脱水結合すればペプチド結合と言って、50個以上繋がれば タンパク質になる。ところが、普通の方法では繋がらない。

 海底の熱水噴出孔付近でタンパク質が出来るとの説は結構多い。これはどうも素人的発想の様で、実は僕(素人)も最初は同じ考えだったが、簡単に実験できることながら、発表された形跡がない。追記:海水中では凝縮に限界があり、脱水結合に至らない。

 この件に関しては、2020年に原始海のタンパク質工場モデルを発表した。中学生の君でも きっと理解して頂けると思う。池原名誉教授のGADV仮説が重要なヒントになった。僕はタンパク質に的を絞り、調査検討してきたのだ。

 タンパク質は古くからあるテーマで、本屋に並んでいる本も古く注目度が低い。ところが、タンパク質の能力は物凄い。桁外れだ。それも1桁とか、5桁とかのレベルではない。今回の発表では、そのタンパク質の桁外れの機能と能力を紹介するところから始まる。

 



今年の電気学会では物質が生命へと進化したメカニズムを発表する 物質進化プロセスで評価機能を獲得したんだ

2022年02月05日 18時20分08秒 | 生命
 これまでの進化仮説は、高度な生物を対象とした遺伝子の突然変異と自然選択(新ダーウィン説、中立説)、単細胞内でおきた細胞共生説(リン・マーギュリス )、およびウイルス説だった。最も重要な物質から生命体が創造されたプロセスが無視され、ブラックホールだった。

 今世紀初めに物質内に生化学的な計算機、記憶装置、および評価機能を持ったソフトウェアが形成されたと考えた。論理的帰着だ。そこで2003年から発表し続けた。当初は、我ながらあまりにも唐突過ぎて確信が持てなかったし、座長の意質問にも答えられなかったが、20年追いかけ続け、大体正しかったとの結論に達してきた。

 僕の仮説のコアは、評価機能がどこからどのように生まれるのかがポイントだったが、具体的なメカニズムを想定できなかった。今回は具体的根拠を示して発表できるのは、この上ない満足だ。アマチュア研究者としての頂上付近に達した。

  言うまでも無く、記憶装置はゲノム(DNAとか遺伝子)だ。記憶装置が有るのだからプロセッサー(計算機)とソフトウェアが有るのは当然だ。それでは生化学的な計算機、ソフトウェアは何でしょう?ま、考えてみてください。

 批判する人は世界中でたくさん存在するに違いないが、どう考えても、これしかないという仮説をこの3月に電気学会で発表する。バックグラウンドや専門分野の違いが全く異なる発想を生んだことを理解して頂けるかも知れない

 僕は誰にも教わらず、予算も設備も給料も無く、博士号が欲しかったわけでもないので、従来説はおかしいし納得できないとする毅然とした立場を貫けた。だから自分の仮説も間違っていると思えば摺らず直ちに取り下げた。ただただ、事実を知りたかった。

従来の概念を超えたファイザー社やモデルナ社のコロナワクチン mRNA方式って何?

2022年01月20日 19時49分02秒 | 生命
  ファイザー社やモデルナ社のワクチンは従来のワクチンとは全く異なるやり方なんだ。mRNA(メッセンジャーRNAと読む)も何だかわかりずらい?

 本来、免疫は、例えばコロナが侵入すると樹状細胞がぺろりと食べ、抗原あるいはスパイクというウイルス表面に有るイボイボみたいなものを切り取って樹状細胞が自分の細胞の外に提示する。樹状細胞は抗原と一致するT細胞(数百万種類)から探し、見つかるとそのT細胞を大増殖させる。

 抗原と一致するT多細胞の意味は、抗原がオス型とすると、このオス型に対してぴったり合うメス型を持つT細胞の事だ。そして、mRNA方式ワクチンでは、樹状細胞がコロナ菌を食べるプロセスが無い。後記のようにズバリ抗原のみが提供される。

 mRNAとはタンパク質を作るゲノムの一種で、コロナ用のmRNAとは実は先ほど書いたコロナの抗原やスパイク(イボイボ=タンパク質)を作るための設計図になる。

 ワクチンメーカーではコロナのゲノムの中からイボイボ用のゲノムを取り出し、人体内で拒否反応が起きないよう化学修飾(改造)し、大量生産する。

 ワクチンを君の体に注射器で注入すると、mRNAが血液の流れに乗って拡散し、細胞にたどり着くと細胞はmRNAを内部に取り込む。細胞は何も考えずに取り込むから のん気だね。そこには数百万~15百万個のリボソームがいてmRNAをキャッチすると解読してコロナのイボイボ(スパイク)を作り始める。リボソームはmRNAからタンパク質を製造する装置だ。

 次に、イボイボは細胞を出て、体内に拡散するから、樹状細胞がキャッチし、先に書いた通常の免疫システムが機能し免疫プロセスが始まるというわけだ。つまり、イボイボの抗原で免疫システムを作っておき、実際、表面にイボイボをつけたコロナが出現したら、強力な免疫の軍隊でやっつけようというもの。

 特に、T細胞を使った獲得免疫では、B型細胞に命令し、B型細胞から抗体がまるで小型ミサイルのように大量発射され、抗原を機能させなくなるので威力が有る。

 mRNA方式は30年前から基本構想が作られ、研究されてきたが、体内で拒否反応を生じ、それが課題だった。そこのところをドイツのカタリン・カリコ博士が解決し、ドリュウ・ワイスマン博士と共同研究した。更にドイツのビオンテックに持ち込み、遂には同社とファイザー社が共同開発して君の腕に注射するようになったというわけだ。

 この方式は通常の免疫プロセスではないから、イボイボ自体は無害ながら、このワクチンを続けてゆくと、将来がちょっと気になる(現時点では予想できない)ところではありますね。

 

RNAワールドは生物への出発点ではないから世界中の科学者や出版社がずっこけるね NO5.タンパク質以上のスターはいない

2022年01月17日 20時17分40秒 | 生命
 RNAが進化の起点と考えるのはごくごく自然な論理だ。僕も当初は記号が最初にできて、後にタンパク質が出現したと考え、電気学会(査読無し)に仮説の一つとして発表している。ところが、RNAは機能が低い。海水中でRNAが出来ても分解してしまうが、仮に密度の濃いRNAスープが出来ても次の展開ができない。

 そこで、進化には、様々な作業をする働き手が必要と考えた。注目したのがタンパク質だった。タンパク質の機能はあまり知られていないが、例えば酵素は化学反応を10の14乗から10の20乗の倍率で加速するという。100万年かかる化学反応が酵素で加速すると1秒で出来ると言うんだ。これはタンパク質の驚異的機能の一例に過ぎない。

 そこで、昨年の発表では働くタンパク質をワーカーとした。我々の体の中でもあらゆる場所で、あらゆるケースでワーカーが機能し働いている。実際、RNAワールドを認める最近の専門書でも、プロテインワールド無くして進化は無いと記載している。

 そうなるとRNAとタンパク質のどっちが先かという話になるが、奈良女子大の池原名誉教授は海岸の岩のくぼみで海水が蒸発した乾涸びでGADVタンパク質が出来たとする仮説を発表し、実験も成功している。僕も、色々検討した中で原始海岸の砂浜でタンパク質工場が出来たとする説を発表した。

 ヒントになったのは日本の伝統的な塩製造の入浜式と、GADV説だった。入浜式では、海水が毛細管現象で砂浜の表面に運ばれ、乾燥し塩が結晶する。タンパク質もアミノ酸同士が海水中で電気的に引き合い、砂の表面で乾燥すると脱水しペプチド結合する。

 熱水噴出孔で、高温によりタンパク質が出来るとの説が多いものの、実験すればわかる事だが、海水中では密度が低すぎる。

 おまけに、タンパク質は材料となるアミノ酸が海底の熱水噴出孔などで発見され、宇宙からも隕石とともにやってくる。つまり、タンパク質は材料のアミノ酸の供給が有り、容易に形成されることが分かったんだ。砂浜のタンパク質工場では多種タンパク質を安定して製造できる。

 多種タンパク質が供給されると、組み合わせや複合化で、物質進化が始まった。より具体的な内容は今年の電気学会で発表予定。

ラマルク説に完勝したはずのダーウィン説だったが何であんたの負けとなったか NO4.ダーウィン説は科学ではなかった

2022年01月12日 11時14分39秒 | 生命
 ラマルクほど不当に過小評価された科学者はいないと言われている。ラマルク説はダーウィン派の攻撃の的になり冷笑され続けてきた。しかし、当時の立場は逆だった。ラマルクは何と言っても、進化を科学的に分析する先駆者で、貢献度が高く、ダーウィンはラマルク説を学んだラマルク一派だった。

 進化メカニズムは非常に高度で複雑だから、進化は偶然の結果とするダーウィン説は極めて簡単で受け入れられやすい。知名度はダーウィンが圧倒的に上だったので世間の評価にそこらが関係したかもしれない。ただし、ダーウィンはラマルク派としては出来が悪かったようで、今もってダーウィン説は具体的根拠が無い。

 ダーウィンの本は何冊か読んだ。というより飛ばし読みした。興味を引く肝心な話が出てこない。興味がわかない。どの本もビーグル号の話が出てくる。前の船長が自殺したから、ダーウィンを乗船させるようになったとか。

 何冊か読んで、重要なところは突然変異と自然選択の2文字だ。その具体例も紹介されていない。多分、具体例を書くと、ボロが出るんだ。要は作文であって、成程と思ってもらえば良いのだろう。世の中の一般人はそういうものと考えられている。

 また僕が生物関係では最も科学的と判断するエピジェネティクスにおいてラマルク的な獲得形質が遺伝する現象が確認されてきた。エピジェネティクスは山中教授のiPSで注目度が上がってきたもので、親の経験が子孫に影響している多くの事例を具体的に把握し発表している。

 受精卵のゲノムはリセットされ、全部が同一になるが、何故、様々な器官に分化するかは新ダーウィン説では説明できない。分化はまさしくエピジェネティクスで説明できる格好の題材だ。ダーウィン説は今後、益々行き場を失う。だから、進化学会にとってエピジェネティクスは宿敵となる。


教科書に書かれていた進化説はどこが間違っていたのか NO3.遺伝子に設計情報が有るとした手痛いミス

2022年01月11日 20時15分31秒 | 生命
 ヒトゲノム計画がスタートしたのは1990年10月1日の事だった。この頃は、遺伝子研究が世界中で実施され、様々な解明が進んでいた。遺伝子情報でタンパク質が作られる様子は、セントラルドグマとして遺伝子に設計図が含まれていると考えるに足る十分な根拠が感じられたに違いない

 ヒトゲノム計画で全遺伝子が明確になれば、生命の謎、病気の事、薬の事が解明されるとの期待が高かった。しかし、2003年4月14日に本計画が終了し結果をまとめると大きすぎた期待は急速にしぼんでしまう。

 問題は、結果を分析して方向転換を図れなかった事だ。僕のブログを読んだ人は耳タコだろうが、残念ながら遺伝子記号に書かれている情報はタンパク質を構成するアミノ酸情報でしかない。遺伝子のコピーミスでごみ情報にならず都合よく他の塩基に変わったとしても、製造されるタンパク質が異なるだけ。

 今もって一流の研究者たちは、進化は塩基のコピーミスと口を揃える。いつまでこの嘘を続けるのだろうか。永遠の「裸の王様」ごっこか。

 僕は昨年の電気学会で、設計図の記号対象を全ゲノムに広げるよう提案しているが、そんなことぐらいで、改心するような進化学会ではない。何しろ、最も邪魔なエピジェネティクスの言葉をNHKで使わせないよう圧力を加え徹底させるぐらいはお茶の子さいさい。

 僕が見るところ、最も科学的な生物研究分野はエピジェネティクスだな。僕が様々なノウハウがジャンクDNAに有ると発表した時は、きっと笑いものになるだろうと思ったが、あっさり短期間で正しかったことが証明された。ネッサ・キャリーの著書「ジャンクDNA」に書かれたエピジェネティクスだった。

既存進化説の間違い NO2.偶然生まれた良い進化を残す仕組みが無い

2022年01月10日 20時08分26秒 | 生命
 僕は、偶然の進化を否定するものではない。特に原始生物に近いほど、偶然性の比率、たまたま良い結果となった、は大きくなる。そこで、良いものほど優先的に残したいのだが、既存説では遺伝子変化ランダムだから、優先度、重要度に関係無く変化してしまう。

 いやいや、良くない結果の種は消えてゆくのだから、良い種は自然選択で残るんだよという考えは有り得る。しかし、シミュレーションしてみれば分かる事だが、長期間のゲノム変化を重ねると、良い変化もいつかは必ず消えてしまう。

 良い種を残すには、まず、何故、どこが、どのように良かったのかを認知し、良いゲノムを残さなければならない。何故、どこが、どのように良かったかの認知は相当高度な話で、この判断が難しい。次に、この判断が出来たとして、一体どのゲノムのどの部分、あるいは組合せが良かったが分からない。

 この問題は、僕が2002年に考えていて、評価システムが等価的に形成されたとする仮説を立てて発表している。ただ、より具体的に何がどの様に評価して、どのように選択するかの具体的モデルが思い浮かばなかった。この、より具体的なモデルを今年の3月に発表することになった。

 難しい課題ではあった。