これまでの進化仮説は、高度な生物を対象とした遺伝子の突然変異と自然選択(新ダーウィン説、中立説)、単細胞内でおきた細胞共生説(リン・マーギュリス )、およびウイルス説だった。最も重要な物質から生命体が創造されたプロセスが無視され、ブラックホールだった。
今世紀初めに物質内に生化学的な計算機、記憶装置、および評価機能を持ったソフトウェアが形成されたと考えた。論理的帰着だ。そこで2003年から発表し続けた。当初は、我ながらあまりにも唐突過ぎて確信が持てなかったし、座長の意質問にも答えられなかったが、20年追いかけ続け、大体正しかったとの結論に達してきた。
僕の仮説のコアは、評価機能がどこからどのように生まれるのかがポイントだったが、具体的なメカニズムを想定できなかった。今回は具体的根拠を示して発表できるのは、この上ない満足だ。アマチュア研究者としての頂上付近に達した。
言うまでも無く、記憶装置はゲノム(DNAとか遺伝子)だ。記憶装置が有るのだからプロセッサー(計算機)とソフトウェアが有るのは当然だ。それでは生化学的な計算機、ソフトウェアは何でしょう?ま、考えてみてください。
批判する人は世界中でたくさん存在するに違いないが、どう考えても、これしかないという仮説をこの3月に電気学会で発表する。バックグラウンドや専門分野の違いが全く異なる発想を生んだことを理解して頂けるかも知れない
僕は誰にも教わらず、予算も設備も給料も無く、博士号が欲しかったわけでもないので、従来説はおかしいし納得できないとする毅然とした立場を貫けた。だから自分の仮説も間違っていると思えば摺らず直ちに取り下げた。ただただ、事実を知りたかった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます