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宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

進化の驚異! まつ毛の眼防御方式

2022年10月22日 21時49分51秒 | 生命
 僕の基本進化仮説は進化体(進化する実体)に評価システムが存在して結果良しを選択したとするもので、世界で唯一の仮説だが、まつ毛による眼の防御方式はまさしくそれを象徴するものだ。

 まつ毛にゴミや虫が接触すると瞬間にまつ毛が閉じて眼を目を守る。君が危ないと感じてまつ毛を閉じるのではない。まつ毛の筋肉が脳を介さずローカルで判断し閉じている。しかし、この方式を残すには、まつ毛防御方式が良かったとする評価が必要である。

 この判断というか評価が無いと、まつ毛防御方式は何時の間にか消滅してしまう。タイミングや速度も判断に入る。何をもって、まつ毛の動きが良かったと判断しているのか。

 閉じるという意味では、ハエトリグサは接触すると閉じるので似ているが、ハエトリグサの場合は、虫が消化されるので、明確に関連付けられるが、まつ毛の場合は高度な判断を要する。

 例えば虫が飛んできて、まつ毛に接触したために閉じて、眼を守った事を評価しなければならない。まつ毛を閉じるときには脳を経由しなかったが、評価には脳を使っているのかもしれない。ここら辺は、謎が多すぎて分からない。

 同時に、まつ毛防御システムが創造された原因やプロセスも果たして偶然なのか、システムを工夫し改善したのか非常に興味深い。

はやぶさ2の成果はMY進化仮説を強力に後押ししてくれた JAXAに感謝

2022年10月01日 09時49分21秒 | 生命
  従来進化説・開始点の拠り所は、RNAワールド説だった。RNAワールドは科学雑誌だけでなく、様々な媒体を通じて紹介され、支持されてきた。最初にRNAワールドが無ければ、遺伝子の突然変異が進化を生むとするそもそもの始まりが成立しない。RNAワールドの後にタンパク質が生まれる物語だ。

 ところが、RNAワールドが、自然界で生まれ、あるいは実験で確認されたという報告は聞いたことが無い。生化学の専門家である池原健二博士(GADV仮説提唱者)もRNAが自然界で発生し、また維持されるするのは難しいと仰っている。
 
 僕は、原始海にタンパク質工場が出現し、タンパク質製造が容易になったとする仮説を発表したが、はやぶさ2が持ち帰ったサンプルで20種類のアミノ酸が発見された事は、更にMY仮説を強力に支援した。原始海に、アミノ酸が豊富に存在し、タンパク質工場でアミノ酸を原料とした各種タンパク質が安定的に製造供給されたのだ。

 高度なタンパク質は電磁波により(特に磁波だろうね)、タンパク質間で、あるいは分子と疑似通信できる。これらの通信ネットワークが評価機能を生み、より有利な組み合わせやシステムを選択できるのである(今年度の電気学会で発表した)。従来説の言う自然選択は、要は自然現象であって、何ら機能を持たない。

 タンパク質が記憶装置としてゲノムを選んだが、これも果たしてRNAが先か、DNAが先かは論理的に見て、今のところ何とも言えない。

 進化の基本メカニズムは最初の細胞が生まれるプロセスで創られている。この創成期の進化に比べれば、その後、人間に至った進化は僅かな事だ。

車の前に飛び出したのは犬ではなくイノシシだった こころ(広島市)の近くにイノシシがいたとは 前回の続き

2022年09月15日 11時48分08秒 | 生命
 どおりで、車の直前に飛び出し、今から思うとイノシシはこちらに突進してきたのだ。車に傷は無かったが何故かナンバープレートが無くなった。陸運局で新しいナンバーを貰うため、紛失届を出したら、何と警察に届いていた。

 ナンバープレートと一緒に死んだイノシシが見つかったという。今や人口も増えた人気の大型住宅団地だが、イノシシも近くに出没しているとは。犬ならまず車の前に飛び出さないし、車が来れば瞬時に回避できた。

 子供に突進しないよう願いたい。

従来の進化説は遺伝子の変化という外部要因が主体だった 実は進化とは内部の自己開発なんだな MY仮説は根本的に異なる

2022年09月05日 20時19分37秒 | 生命
 もし、生物が非常に単純な構成だった場合には、外部要因で進化することが全く無いとは言えない。しかし、最初に誕生した細胞は既に驚くべき高度な生体システムを持っていた。何しろ細胞分裂出来て、エネルギーを獲得できた。

 従来説の言う様に、遺伝子の破損で高度な生体システムが部分的に破壊すると、破壊が全体に影響し、良いとこどりの選択どころか全体が壊れてしまう。生体の器官とか要素はそれぞれ全体の器官や要素と繋がっている。シミュレーションするまでもない。

 従って、従来説でシミュレーションすると、全く進化プロセスを実現できないのだ。

 MY進化説ではタンパク質を主体としたシステム構成による、自己開発である。高度なタンパク質は文字通りマイクロレベルの判断力を持っている。タンパク質の組合せやネットワーク形成で判断力は増加する。結果良しのシステムを選択でき、進化に繋がる。

 進化は日常的なものであり、環境に順応し、適応と維持が強化される。ノウハウや情報は遺伝子以外のゲノムに記録される。ゲノムの中で、遺伝子を分けるのは開始コドンと終止コドンだ。

ゲノムだけが情報を持っていると考えるのは大きな間違い タンパク質はソフトウェアや情報を持っている

2022年08月30日 17時05分18秒 | 生命
 細胞内は僕がワーカーと呼ぶタンパク質が管理し維持している。その管理と維持に活用するのがゲノム(RNA,DNA)であって、ゲノムが主体ではない。遺伝子と呼ばれているゲノムは、固定タンパク質情報を持ち続けるのが唯一の役目。変化しないし、働かない、外部に影響を与えない。

 一部のタンパク質はミクロな判断力を持つ。ミクロ判断力がネットワークを組んで、更に大きな判断力となる。評価が出来るようになる。センシングや評価の無いシステムが自らを維持したり、その継続と発展で進化するなんてことはない。

 

38億年前 物質は発展駆動力を得て無限大の進化を遂げ生物が創造された 人は約束された成果の一つに過ぎないなんだ

2022年08月28日 16時23分57秒 | 生命
 今世紀初頭、僕は評価システムが進化の駆動力とする仮説を考えた。実は20年を経た現在でもこの仮説は色あせず、ますます輝きを増す金字塔だ。ただ世界中の誰も認識してないがね。今年の電気学会発表で、酵素などの高度タンパク質が判断力を持つとした。それはタンパク質の働きで分かる。

 はっきり言えるのは、今後、タンパク質の驚異的な機能が如何に生命システムの中心的役割をなしているかが次々発表されるだろう。ブラックボックスだらけだったこの世界は変わるのだ。とは言っても生命の謎は巨大すぎて人間がいかほどの成果をあげるか見えない。

 人間は長い生物進化の最高峰と思われるのは感覚的に当然な事だろう。原始的な初期の細胞から見て、大きく、目もくらむような高度さ、複雑さ、機能である事か。しかし、小さなみすぼらしい原始細胞の成し遂げた進化に比べれば、些細な事だ。初期細胞は既に進化駆動力を得ていた。

 この駆動力が、環境や様々な要因をうけて、莫大な数の生命体を生んできたのであり、人間はその成果の一つなんだ 。

咳が出たらコロナ撃退うがい 家内が5回咳をしまずいと思い試させたら完全に止まった 僕もびっくり

2022年08月01日 11時49分21秒 | 生命
  木曜日に4人でスシローへ、安いのに以前より美味しい、食べながらマスク無しで歓談。2日後の土曜日の朝、2回咳が出たので、すぐコロナ撃退うがい、ピタッと止まった。リビングに家内が来て、5回も咳をする。家内は風邪をひかないのが口癖。まずいと思ったね。ワクチンはとても間に合わない。

 僕はすぐさま、蒸留酒を持ってきて家内に渡し、うがいを試したら?と勧めた。家内は蒸留酒を持ってどこかへ行き、テレビを見ていたら、2分ぐらいで帰ってきて、咳が止まっている。え?その後、広島市内に出かけて帰ってきた時も咳が無く、完全に止まったんだ。

 自分の咳が止まるのは分かっている。家内の咳(5回だよ)が止まったのを見た時は、我ながら驚いた。「コロナ撃退うがい」の名称はその後に考えた。商売じゃないから勝手な名称。勿論コロナかどうかは分からない。しかし、僕はこの20年ぐらいウイルスで危なかった時も救われている。

 方法は簡単。蒸留酒を数CC口に含み、空気を吸い込みながら口内のアルコールを蒸発させ、肺に入れて、その空気を鼻から出す。最初のバージョンは蒸留酒でうがいし、その空気を肺に入れるだった。コロナバージョンは鼻を通して排気するを加えた。

 好意でブログに何度も掲載し、12か国の大使館にも郵送で伝えたが、多分信用した人間はいないね。家内は試してくれた。マスコミは論文にしないと取り上げないという。そんな手間な事できますかいな。人類があほなだけだ。

りゅうぐう砂のアミノ酸20種については来年3月の電気学会で発表したい 新プロテインワールドの本格的幕開けが近づいてくる

2022年07月02日 09時22分55秒 | 生命
 従来の進化説(新ダーウィン説)とRNAワールド説はセットになっており、初めにタンパク質構成信号ありきとなっている。信号物質が最初に誕生したとするアイデアは魅力的だ。今年の日経サイエンス誌にも「試験管で再現したRNA生命体の進化(市橋伯一)」が掲載されている。

 ただ、大きなロジカルホールは、RNAの単位であるヌクレオチドが材料として見つかっていないということ。RNAの部品の塩基やリボースは発見の都度大きく報道されてはいたにもかかわらず。すなわち、RNAの実験は既にあるRNAを使って実施される事になる。

 それに比べ、はやぶさ2のサンプルリターンで得た20種にアミノ酸は相当インパクトが有る。真空で過酷な環境でアミノ酸が存在し続けた。それも20種類。ただ驚くだけだったが、化学音痴ながら情報収集の中で成程という考えに到達した。

 アミノ酸さえあれば、原始海ではタンパク質工場(2020電気学会発表)によりタンパク質を製造しゆりかごとなって更に多種の高度なタンパク質を生み出すことが出来た。

 タンパク質は驚異的なセンシングや疑似通信の機能によりネットワークを形成し、評価や判断力を持つに至り、維持可能な組み合わせを創り、より優れたシステムを選択し続けた(2022電気学会)。

 来年3月の電気学会では進化の異なる概念も発表したい。進化はもっと広い世界の総合科学なんだ。

はやぶさ3で火星の砂をサンプルリターンして欲しい リュウグウの20種アミノ酸は輝かしい成果だった

2022年06月20日 16時21分36秒 | 生命
 はやぶさ2のおかげで、マイ進化説では原始地球でのアミノ酸供給を悩むことが無くなったし、生命誕生に関し新プロテインワールドの可能性が一層高まった。タンパク質は通常、アミノ酸が50個以上ペプチド結合している場合をいう。

 リュウグウは直径900mの岩石の塊のように見えるが、僅かな重力が有り、表面には砂が有り、そして砂にアミノ酸が付着していた事から以前は水も有ったのかと思わせる。

 今後の課題は、何故、20種類のアミノ酸が見つかったかだね。これは興味深い。もっと話を広げると、月のサンプル(岩石のかけら?小石?)ではアミノ酸が見つかったのだろうか?月のサンプルに砂は無かったか?

 そして、さらにさらに話題を広げると、はやぶさ3による火星のサンプルリターンを大いに期待しよう。各地域の砂、そして地表から10m以上 下の水の有無。はやぶさ2の成果で水(存在した場合)の中に細菌がいないとは言えなくなった。火星は現在のところ、人間が移住すべき唯一の天体だ。

りゅうぐう砂に20種類以上のアミノ酸を発見のニュースはマイ進化仮説の追い風となる

2022年06月07日 11時49分35秒 | 生命
 驚きのニュースでしたね。宇宙に浮遊していたリュウグウで、しかも20種類以上のアミノ酸とは。想像もできませんでした。この事は、原始地球にアミノ酸が存在していた事も推定させます。

 僕は、生命誕生に関して新プロテインワールド説を電気学会で発表しており(査読無し論文)、特に今年は、タンパク質通信が等価的な評価システムとなり、物質進化が生命に至ったとする新たな仮説を3月に発表したばかりです。新プロテインワールドでは池原健二名誉教授が多くの発表をされています。

 タンパク質は想像を超える驚異的な機能を持っているから、タンパク質と物質、タンパク質どうしの疑似通信を実現し、通信ネットワークを作ります。このネットワークから評価とか判断の機能が生まれ、より優れたシステムを選択することにより物質が生命に進化したのです。

 従来説は御存知の様に遺伝子のコピーミスが進化に至ったとしていますが、そもそも、物質は遺伝子を持たないから、物質進化にはならない。RNAワールド説(プロテインワールドを否定)はRNAの材料が原始海で十分存在した報告が無く、合成されても水中では不安定。仮に豊富なRNAが存在しても、タンパク質が世話しないとRNAは何もできない。

 リュウグウの発見で宇宙のどこでも生命が誕生する事がわかったか?僕は原始海にタンパク質工場が存在したとする仮説を2020年に発表しています。このような多種のタンパク質が安定供給される条件が無いと、物質進化による生命誕生は難しいでしょう。