
「ナンがある」
前回のお稽古の日。お昼を鷹の台駅近くのアジアンキッチン「バワナ」にみんなで行きました。
焼きたてのナンとカレーがとても美味しかったです。
カレーはマトンとチキンでした。
ここの料理に「難」はありませんでした。
---------------------------
先日、一座の稽古があった。クリルを立てての稽古は久しぶり。さぼっていた訳ではないのだが、みなさんとても忙しくて稽古の予定がなかなか合わなかった。久しぶりの稽古なのでやはり全体の進行はいつものようにスムーズにはいかない。
いろいろと「難がある」。
---------------------------
夏から秋に向けて公演の多くなる時期、ワヤン道具のメンテナンス、毎年これは大切な仕事だ。
今回のメンテナンスは「バナナの幹」と一座の我々だけが呼ぶパーツ。公演中に「プチン!」「プチン!」と人形を刺して立てる重要なパーツだ。
バリ島では本物のバナナの幹を使用する。われわれのものは東急ハンズの円柱形の発泡スチロールを貼り合わせ表面にガムテープを施した仕様である。本物に比べてとても軽くて腐らない優れものである。
人形を「プチン!」と刺した時の感触は、「これはバナナの幹と同じだ!凄く使いやすい!」とバリ島のダランからも高い評価を受けているスペシャル仕様だ。
だがこの表面のガムテープが経年劣化でベトベトになってきて、だんだん人形の抜き差しがスムーズにいかない状態が続いていた、ワヤン進行上もとても「難」があった。
ワヤンのたびに「ベトベトして気持ち悪いな~」と気になりつつも、「ま、今度でいいか?」と、毎回問題を先送りにしていた。
~~~~~~
今回はガムテープのほとんど全てを交換した。なかなか大変な作業だった。
はじめは一部分だけの修理のつもりが、作業を始めると半端にやめるのが気持ち悪く、結局全体に至ってしまうよくある展開である。発泡スチロールの粉が飛び散り、電気掃除機がフル稼働した。
でも今回改善されて、一座の「バナナの幹」はとても気持ちが良くなった。
「やればできるじゃん!これからはもっとポジティブに生きていこう!」と、今回の作業を通し、メンバーのみんなが人生を少しだけ前向きに考えられるようになった、その事がなによりも良かった。(か)
---------------------------

このベトベトのガムテープをどうするのか?
初めは端の方を恐る恐るちょっとだけ剥がしてみた・・ビリビリ。

結局、バリバリバリと勢い良くガムテープ全部を剥がす事になった。
剥がし始めると楽しくて手が止まらなくなる。
しかしこの穴の数は凄い。
こんなにワヤンをやって来たのです。

新しいガムテープを丁寧に貼り直して完成です。
あ~なんて爽やかな気分なのだ!
やればできる!
白紙撤回はできる!

新しいバナナの幹で稽古も快調・・のはず。

でもまだ少しだけナンがある?
~~~~~~
今日はこれから、横浜公演に向けての通し稽古だ。
難を無くして完璧な仕上がりを目指す!
---------------------------

(AP)
テニスのシティ・オープン男子シングルス準決勝。
今朝、錦織圭くんがマリン・チリッチくんに勝った!
これで明日の優勝は決まった様なものだ!
難はない!