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 玉川上水の木漏れ日の下

 ワヤン・トゥンジュク梅田一座のメンバー katakura のブログ  since 2013

銀座でお買い物

2014-06-14 | わたくしごと

銀座でお買い物。
Tシャツ白が「ミシェル・バスキア」、Tシャツ黒と靴下が「キース・ヘリング」。
いいでしょ!

 先日、銀座まで映画を見に行った帰りに、銀座ソニービルに寄ってみました。マイケル・ジャクソンのニュー・アルバム「XSCAPE(エスケイプ)」の発売記念イベントをやっていた。内容はソニーの誇る音質と4K映像で「XSCAPE」などマイケルの作品が楽しめる趣向でした。
 銀座ソニービルは久しぶり、「ほんと、お洒落な建物だよね」「銀座のこの角地はいつまでもソニービルであって欲しいな」「このビルだけは家電量販店とかにならないで欲しいよね」と妻と話しながら、スキップフロアーのお洒落な空間を久しぶり歩いてみようと、最上階からゆっくりと降りてみました。
 するとニューヨーク近代美術館MoMAのミュージアムショップMoMA DESIGN STORE(期間限定)がありました。「店頭に並ぶアイテムは、全てMoMAのアートを選定するキュレーターのセレクトによるも、MoMAの代表的な商品と、限定商品を含む、美術館のコレクションを象徴するラインナップとなっている。」そうです、さすがにお洒落なものが並んでいた。数万もするようなリトグラフなどは「幸いに」全て売約済み、悩まないですみました。どうせ買えないけどね。
 Tシャツなどが並ぶ棚には、わたしの大好きな「ミシェル・バスキア」「キース・ヘリング」が並んでいるではありませんか!「これいいな~でもどうせ高いんだよな~。きっと一枚6000円とか平気でするんだよな~。やっぱ銀座ダシ。」と、「どうせ」「きっと」「やっぱ」と、始めから腰の引けた卑屈な眼差しで恐る恐る値札を見ると、何と!私がいつも愛用の「ユ・クロ」と同じような価格帯ではありませんか?「これなら買えるゾ!ヒヒヒ、嬉しいな~」と、カゴにたくさん詰め込んで、「今日は銀座でお買い物、ルンルン」とレジに行き、レジでタグをよく見ると私の選んだ商品は全て「ユ・クロ」。銀座でも結局「ユ・クロ」。
 「 お久しぶりね~銀座でお買い物~でも結局私はユ・クロなのね~ 」と、その日思いついた新曲を口ずさみながら銀座線に乗り、四谷駅で中央線に乗り換えて帰宅しました。
 商品を入れてくれたMoMAの紙袋がとってもお洒落で嬉しかったナ。(か)
 

こんなものも買いました。
これは「ユ・クロ」ではありません。
とても可愛い作品、日本人デザイナーの秀作キーリング。
後ろに付いたボタンを押すと「ガ~」とか「ヒャ~」とか奇声を発してLEDの目やクチバシが光ります。ハハハ、楽しいね~。
もの凄く良い!感動します。


ソウヘイが新聞に!

2014-06-12 | わたくしごと

ワクサカソウヘイ著「今日もひとり、デイズニーランドで」書評。6月8日朝日新聞
「太宰治から文学を抜いたような生活で、警官に職務質問されてもポケットから出るのは
なぜかスルメ。」そんな主人公らしい。この記事をご覧になりたい方は、↓ ↓ ↓ ↓
「BOOK asahi.com >著者に会いたい>今日もひとり、ディズニーランドで ワクサカソウヘイ」
著書に「夜の墓場で反省会」「中学生はコーヒー牛乳でテンション上がる」

 「なんだ~、ソウヘイ、新聞に出てるじゃん!」と妻が言った。私はてっきり「いよいよ新聞沙汰になるようなことをしてしまったのか~?」と思った。そしたら新作の紹介記事だったのでホっとした。写真が大きく出ていた、「なんだもう立派なオヤジじゃん、もう30か~」と「60越えの、もう立派なじいさん」はソウヘイの近況を見ながら思った。
 ソウヘイの弟達と、我が家の子供達が幼稚園やら小学校で一緒だった縁で母親達も親しくなり、そんなことから冬の山小屋に家族でスキーに来た事があった。男の子が五人である、もう騒がしい事この上ない。子供達の中ではソウヘイが一番お兄ちゃんであったが一番騒がしかった。私の大切にしていた大きな皿を割ったとき「オジサンゴメンネ!」と大きな目で私を見上げながらニコニコして言ったので良く覚えている。
 それから十数年会わなかったのだが、数年前に突然「遊びに行きたい」と妻に連絡があった。めんどくさいな~と思っていると「僕、オノヨーコと話した事があるよ」と言ったので「それじゃ~一度遊びにいらっしゃい」と言う事になり、私が車で駅まで迎えにいった。一人で来ると言っていたので見分けがつかないかと心配していたが、不思議なもので子供の時の面影はあるものである、すぐに分かった。
 「座頭市と侍が電話ボックスの中で果たし合いをする話」とか、今やっている事、これからやりたい事、面白いこと、面白くないこと、ワ~っとたくさん話をして帰って行った、とても楽しかった。
 帰る時に、ソウヘイの絵も評判であるらしい事を知っていたので「記念に何か絵を描いてよ」とお願いすると、楽しそうに「イカ(烏賊)」の絵を描いてくれた、サインもしてくれた。ワクサカソウヘイがもっともっと有名になって、「イカ」の絵が高値で取引される日をオジサンは楽しみにしている。(か)

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著書「夜の墓場で反省会」のプロフィールより
「ワクサカソウヘイ:コント作家/脚本家/分筆家/1983年生まれ。・・(いろいろ書いてあるが長いので中略)・・。驚いたことに、曾祖父の名前が「金太郎」で、曾祖母の名前が「くま」である。」
と書いてあった。ソウヘイほんとか?!つくってないのか?こんどお母さんに確認しておくゾ!

遅刻

2014-06-01 | わたくしごと

舞台の上では出演者のみなさんが記念撮影をしていました。
お客さんはもうだれも居ませんでした。ブルーシートの「青」が私の心には寂しげに映りました。
(コンサートは内容も素晴しく大盛況だったようです。)

 昨日「音の森ガムランコンサート」が開催されました。気持ちの良い素晴しいガムラン日和です、「いい天気だな~。今日は晴れて本当に良かった。よし、今日は見に行くぞ!たのしみだな~!」と、朝から張りきっていたのですが、ちょいと名犬エースの具合が悪くなったり、カメラのバッテリーがたまたま無かったり、昼食のトムヤンクン・ヌードルのお湯がなかなか湧かなかったり、SUICAがいつのも所になかったり、いざ出発のときには自転車の鍵がどうしても見つからなかったり、駅では電車が遅れたり・・・と、とにかくいろいろな細かな事が、すこしづつすこしづつ重なって(これを人は「負の連鎖」と呼ぶのですね?)、会場に着いたのが結局2時55分になってしまいました。・・・そしたら、もうコンサートは終わってました。ハハ。言い訳ばかりでスミマセンデシタ。
 帰りは、コンサートで熱演したガムランの友人たちと吉祥寺「いせや」に寄りました、「乾杯!お疲れさま~!」とビールジョッキを合わせましたが、私だけ「今日はなにもお疲れさまではないシ」と伏し目がちに内心いじけてました。やはりビールは汗を流した後に限ります、冷や汗ではだめですね。(か)
 

到着したとき、舞台は後片付けの真っただ中でした。


「ハイ!それ、たたんでくださいね。これで完了!」と撤収完了。ゴクロウサマ。
そしたら、どうでしょう!驚く事にちょうどこの撤収完了のころに会場に到着して、
「エ~終わっちゃったの~?!」と言っている人がいるではありませんか。
到着が私から遅れる事さらに30分ですヨ、もう信じられない!
私は「今頃来たのか~?この愚か者め!」と思いましたが、黙って微笑んでいました。
・ハ・ハ・ハ。
ことわざ:「目くそ君鼻くそ君を笑う」

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そうだ!今日は一座の練習の日だ。
今日は「終わる前」には着くようにしなければ。
最悪、新中華には駆けつけよう。

メンテナンス3「新聞紙」

2014-03-31 | わたくしごと

作品:2・0・1・4「新・聞・紙」

 12年目の自宅のメンテナンス。外壁の塗り替えが主な工事だったのですが、まあこの際だからついでに直してしまおう、と思い立ったのが内装床タイルの補修。
 12年も使っていると、ちょいとしくじって割ってしまい、ズ~っと気になっていたタイルが一カ所あって、そいつの貼り替えをお願いしたところ、下見に来たタイル屋のオヤジサンから「いいですかい?だんなさん!貼り替えの当日はね、タイルの目地に電動カッターをグワングワンと容赦なく入れますからね、ものすごいホコリが出ますよ!覚悟しておいてくださいね。」と凄まれてしまいました。気の弱い私は大慌てで周囲の養生に奔走しました。といっても、簡単に言うとホコリのかかりそうなところを新聞紙で覆っただけなんだけど。
 いたるところを新聞紙で覆てから、改めて眺めてみると、意外にもこれが?とてもカッコいいのである!まるで「梱包」の巨匠クリストの作品の様にも見える・・???
 クリスト、ご存知ですか?、日用品の「梱包」から、橋も建物も山も谷も海もなんでも「梱包」して作品にしてしまうアーティスト。1985年にパリのポンヌフ橋を梱包した美しい作品は有名。
 さて、それから我が家がどうなったかと言いますと、結局、電動カッターをグワングワンと使うこともなく穏やかにタイル工事が完了しました。・・なんだ~はりきった新聞紙の意味が無かったじゃん。
 「やい!タイル屋!大げさなんだよな言い方が。・・あまり脅かさないでね、血圧高いんだから。・・まあ結果は良かったんだけどネ。」(か)


作品:2・0・1・4「シ・ン・ブ・ン・シ」
逆さに読んでも「シ・ン・ブ・ン・シ」


クリスト「梱包されたポン・ヌフ」(1985年)
美しいですね。

メンテナンス2「シンナーに気をつけて・壁塗んな~」

2014-03-21 | わたくしごと

外壁の塗り替えです。古い塗料を除去し外装材の木地を出しています。ご苦労さま。

 我が家の本格的な外壁塗装の塗り替えは12年ぶり。いままでも部分的には気になるところをチョロチョロと塗ったりはしていましたが、それもそろそろ限界。建物全体の古い塗料を薬剤と水で完全に除去し、木地を出してから良~く良~く乾かして、サンド・ペーパーで表面を整え、再塗装しました。とても丁寧な仕事の塗装屋さん、「良い仕事」してくれましたヨ。星三つです!
 使用した塗料は、木の質感を活かす浸透性保護塗料として一般的なものです。それほどシンナーが強い感じではなかったのですが、それでも建物全体を塗った訳ですから周囲には三日間シンナーの匂いが漂いました。これはしかたがありませんネ。近隣のみなさんご迷惑をおかけしました。
 幸い、我々も暮らしていてシンナーでラリったりはしませんでしたが、でもこの期間、なんとなく家族全員が名犬エースも含めてすこし陽気だったのかもしれません。ハハハ~ワンワン~。(か)


「シンナーに気をつけて・壁塗んな~」

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スネークマンショーより
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現場で塗装作業をしている二人、親方と弟子のタメ。
塗装作業のハケを動かす細かい音が絶えず聞こえています。シュ・シュ・シュ・シュ・
どうやらシンナー系塗料を塗っている様です。

親方「お~いタメ!シンナーに気をつけて・壁塗んな~」
タメ「わっかりました!親方~!」
親方「お~いタメ!シンナーに気をつけて・壁塗んな~」
タメ「わっかりました!親方~!」

と声を掛け合いながら毅然と仕事をする二人が、
しだいにシンナーでラリってきて陽気になってしまうお話。
この二人がどうなってしまうのか?興味のある方は、
スネークマンショー「シンナーに気をつけろ!」 - YouTube>でお聞きください。
「わっかりました!親方~!」


メンテナンス1「空からの宅配便」

2014-02-21 | わたくしごと

「トントン。トントン。宅配便の ” ラピュタ ” です。ハンコお願いしま~す。」
トップライトのガラスをノックして、空からのお届け物です。

 我が家も早いもので築12年。建物の総点検の時期を迎えました。人には「建物の総点検は遅くて築10年で行いましょう!」と言いながら、自分たちの事になるとついつい緩くなってしまいました。スミマセンでした。
 外装の塗り替えで足場を掛けたので、天窓のメンテナンスも頼みました。雨漏りは困るので、ゴムパッキンなど経年劣化する部分の交換と外部からの点検です。いつも見上げると空しか見えない天窓に人がいると、状況は理解していても初めはやはり「ドッキ!」とします。不思議な光景なので映画を見ているような面白さもあります。・・しばらく名犬エースと天窓を見上げて楽しんでいました。ワン!
 先日、オーストラリア・シドニーで世界初のドローン(小型ラジコンヘリコプター)宅配サービスが開始されたニュースをやっていました。書籍の販売を手掛ける会社によるサービスで、スマホのアプリからオーダーすると、住所ではなくスマホの現在地に「空から」書籍を届けてくれるそうです。楽しいですね。日本でもやるといいナ、市街地で住宅事情が悪くても、近くの公園でスマホをもって待っていると空から小型ヘリコプターが「うな丼」とか届けてくれたら楽しいですね。(か)

 
 ドローン宅配サービス(GIZMODOより)

 
 荷物を届けたあとは、「ちょいと拭いときますね~サービスです」と言って、
 手際よくガラスを拭いてから、軽やかにまた空に帰っていきました。
 空の宅配便 ” ラピュタ ” 。

福沢諭吉先生

2014-02-19 | わたくしごと

慶應義塾大学病院玄関ホール「福沢諭吉先生」像

 中央線信濃町駅の駅ビルを出ると目の前に慶應義塾大学病院があります。この病院は私がいろいろとお世話になった病院で、いまでも年に四回ほど定期検査で通っています。
 この病院の玄関ホール正面に、とても立派な「福沢諭吉先生」像があります。この付近にATMコーナーもあるのでここにたまたまいると、この病院を訪れる人たちとこの像とのふれあいの情景を観察できます。特に「小さな子供と母親」との組み合わせが面白いことが多い。(か)

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『ケース・1』
子「・・あッ!・・このオジサンだれ?」
母「分からない?偉い人なのよ~」
子「へ~えらい人なの?」
母「そうよ偉い人よ~、・・ホラ!お札のおじさんよ」
子「へ~おさつのおじさんなんだ~。・・ボクよくわからない、・・ボクみたことない」
母「そうね~、○○ちゃんのお年玉じゃこのおじさんのお札はもらえないものね~。・・お母さんはこのおじさんのお札好きよ~。みんな好きよ~」
子「へ~みんなこのおじさんすきなんだ~・・ボクおさつのおじさんになりたい!」
母「そうね、たくさんお勉強したらなれるわよ~」 

(えッ?お母さん!それ本当ですか?)

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『ケース・2』
泣きじゃくる子供の手を引っ張りながら、無理矢理この像に引き寄せようとするお母さん。 
この子はこの病院のロビーで待ってる時に騒いでしまって怒られているようです。
子「やだ~!やだ~!こわいよ~」
母「なんでお母さんの言う事が聞けないの!!病院で待ってる時は静かにしないとダメでしょ!!」
子「やだ~!やだ~!こわいよ~」
母「静かにしないと、このオジサンが怒りにくるわよ!わかった?!このオジサン怖いわよ!」
(と、お母さんはなんと!福沢先生像を指差すのです)
子「やだ~!やだ~!こわいよ~!わかったよ~!静かにするよ~!」

(お母さん!子供のしつけ方、そうとう間違ってますよ!)


北国のような

2014-02-16 | わたくしごと

北国のようなコンビニ風景(東京都小金井市)
「なんだかアラスカの風景みたいだな~、カッコいいな~」
と長靴を履いてちょっと嬉しい雪の初心者は無邪気なことを考えるのでした。

 関東では先週、今週と二週続けて週末は「大雪」になりました。二回目の今回は、さすがにみなさん心構えができているようで、長靴を履いての雪かき作業も板に着いて来た様です。でも翌日はやはり身体全体が痛くなりますね。北国のみなさんは冬の期間中ず~っとこの状態が続いているのですから、本当に大変だと思いました。お疲れさまです。(か)


雪道、長靴を履いて喜ぶ(は)と(う)
この後、ダラン(う)は980円で購入したばかりの長靴がよほど嬉しかったらしく、
子供の様にあえて雪の上を選んではズブズブグチャグチャと歩くのでした。


それに比べ「賢い」名犬エースは雪の上はよけながら、
歩きやすいワダチをさっそうと進むのでした。偉いですね。
ワン!

ユキ!つもりました

2014-02-04 | わたくしごと

仕事の手を休めてちょいと外を眺めてみると「雪景色」がありました。
雪はすでにやんでいるようなので、これからエースとお散歩です。
「あ~寒そうだな~鍛えられるな~・・ね、エース?」「ワン!」
(か)




花はどこへ行った

2014-01-29 | わたくしごと

 「アメリカのフォーク歌手、ピート・シーガーが27日に亡くなった。94歳。大往生である。80代になってもバンジョーやギターを片手に政治集会で歌い続けていたそうだ。」という記事を、ダラン(う)のブログ「Pの世界」で知りました。
 私がピート・シーガーの歌を知ったのは中学の時の深夜ラジオ、「花はどこへ行った」はキングストン・トリオ、「天使のハンマー」はピーター・ポール&マリー、「ウィ・シャル・オーバーカム」はジョーン・バエズの歌声でした。作者のピート・シーガーの歌声は当時中学生だった子供にはあまりピンと来ませんでした、なにかすごく古い録音のようにも聞こえました。もちろん大人になった今は好きですよ。
 高校生になり、高校が板橋にあったので王子はすぐそば、「米軍王子野戦病院」が近くにありました。ベトナム戦争も泥沼化して来た時期、野戦病院へ向かう米軍のヘリコプターが学校上空をバタバタバタバタと頻繁に通過して行きました。「病院」ではなく「野戦病院」が正規の名称でした。これは戦争です!
 体育の時間、高校生達が校庭から上空のヘリコプターを見上げながら「あのヘリコプターでアメリカ兵の死体を運んでいるんだって」「王子野戦病院でさ~、深夜に血まみれの死体を水できれいに洗うアルバイトがあってさ~、給料がもの凄くいいらしいよ」とか、まことしやかに語り合っていました。真相は知りません。
 学校内でも王子野戦病院反対集会は行われていました、そしてそのとき必ず歌われたのがピート・シーガーが霊歌から公民権運動を象徴する歌にした「ウィ・シャル・オーバーカム」。「勝利を我らに」と日本語訳された歌詞で歌っていました。当時、ノンポリ(学生運動に関心のない消極的学生)の私には野戦病院のこともベトナム戦争の事もよくわかりませんでしたが、学校の講堂に放課後集まって、みんなでこの歌を歌っていると、すこし大人になったような気持ちがして来るのを思い出しました。
 こんな記事を書いていると、沖縄の事を考えてしまいます。(か)

なんとかなる

2014-01-02 | わたくしごと

グンデルの上に「手ぬぐい」を掛けてみました。

 我が家のグンデルは「和室」に置いてあります。グンデルの上にホコリよけの布を掛けています。以前はバティック(インドネシアの布)を掛けていましたが、なにか和室に外人さんがいるようなしっくりとしないものを感じていました。
 お正月なので気分を変えてバティックから「手ぬぐい」にしてみました。するとどうでしょう!これがもう「ピッタリ!」ではありませんか。思わず「ヨッ!師匠!」と声をかけたくなってしまいます。ここに座るとグンデルの練習ではなくて、「え~昔から早起きは三文の得とか申します・・・」と一席始めたくなります。
 この「手ぬぐい」、お友達のMTKさんからのいただき物、「志の輔師匠の手ぬぐい」です。いいでしょ!この手ぬぐいの色といい、デザインがとても良いのですね、グンデルにぴったりです。
 特にすばらしい点はここに書かれている「文言」。「志の輔らくご」の丸囲みの横に小さく「なんとかなる」と添えられています。これを見た時に「さすが、志の輔!」と関心しました。洒落た言葉ですね、思えば思うほどほどに深みがある。
 「なんとかなる」、私はこの言葉の持つ、緩い中にもどこかゆとりのある雰囲気が好きです。私はワヤンに臨む時はいつもこうありたいと思っています。ハハ、いつも緩くてスミマセン。
 今年もよろしくお願いします。「なんとかなる」(か)

 
            今年も「なんとかなる」

白銀は招くよ

2013-12-30 | わたくしごと

お正月のかまぼこ「白銀」
我が家ではお正月の「かまぼこ」はこれと決まっています。
普通のかまぼこより堅い感じのシコシコした食感が好きです。
ワサビとイクラをちょいと乗せ日本酒といただく。お正月ですね~。

 みなさん「トニー・ザイラー」をご存知ですか?60歳以上の方にしか多分お分かりにならないと思います。トニー・ザイラー主演の「白銀は招くよ(邦題)」(1959年)というスキー映画が昔流行りました、原題は「十二人の若い娘と一人の男前」このタイトルから連想する通りの罪のない映画です、ハハ。日本ではこの映画の主題歌「白銀は招くよ」の曲のほうが有名ですね、ダークダックスがNHKで歌っていた。若いひとでも曲だけは多分お分かりになる・・かな?
 我が家ではあまり蒲鉾は食べませんが、お正月の蒲鉾だけはこの「白銀」と決まっています。以前は近くに取り扱っているお店がなかったので、暮れになると中央線に乗って吉祥寺までわざわざ買いに出かけていました。最近は武蔵小金井でも扱っているお店ができたので、だいぶ楽になりました。この蒲鉾を買いに自転車に乗って口ずさむ曲は、もちろん「白銀は招くよ」です。予想通りのオチのお話でした。(か)
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 トニー・ザイラー(1935年~2009年)はオーストリアのアルペンスキーの名選手、1956年の北イタリアで開催された冬季オリンピックで「回転・大回転・滑降」で金メダルを三冠獲得、一躍スターに。その後映画俳優に転向、歌手活動も。日本の映画やCMにも出演したことがあるそうです。また1985年には国際オリンピック委員会(IOC)から彼のオリンピックに対しての活動が評価され、オリンピック勲章が授与されたそうです。メデタシメデタシ。

 
スキーが巧くて、歌が上手くて、男前。


店じまい

2013-12-28 | わたくしごと

店じまい

 我が家の近くの「呉服屋」さん。今年の暮れで「店じまい」をするようです。とくに利用していた訳でもないし、知り合いでもないのですが、町から個人商店が無くなってしまうのはなんだか寂しいですね。
 「とこ屋」「豆腐屋」「八百屋」「肉屋」「寿司屋」「酒屋」「団子屋」「本屋」と、近くのバス通りに面していた個人商店がここ数年でポツポツと無くなって風景が変わっていきます。この近くは中央線が高架になり最近人気がある地域で、畑がどんどんと個建てやマンションに変わり、人口は増えているのですが、個人商店は減っていきます。最寄りの中央線の駅周辺は再開発が進み巨大なスーパーなどの商業施設ができています。
 でもこう書いている私も、食料品は車で出かけてスーパーで一週間分をまとめ買い、日用品はアマゾンかアスクルで事足ります。個人商店はほとんど利用しません。ホラ!だからジャン!だから「店じまい」をしてしまうのですね、スミマセンデシタ。でもみなさんの生活もそうなってしまいましたよね~、つまらないですね。
 私は下町で育ったので、小学校の友達の家は「個人商店」が多かった、夕方、母から買い物を頼まれた時は、とりあえず駅の方に走っていって、友達の家を順番にぐるぐると回っているうちに用事がすんだ記憶があります。当時は小学生も夕方はみんな店先に出て手伝っていたんだよね、えらいね。たのしかったな~。
 友達を表現する時も「八百屋のヨッちゃん」「花屋のアッくん」とか「家の商売とその子の名前」とが組合わさって愛称のように呼ばれていました。私のようなサラリーマンの家の子は「カタクラ~」と面白みもなくただの名字で呼ばれて、つまらなかった。
 池袋の繁華街が近かったこともあり、友達の中に、お父さんの職業が「やくざ」の子がいました。これちょっと凄いでしょ。この子と結構仲が良くてよく遊んでいた。この子の家に遊びにいった時にもの凄い物をみせてもらった記憶がありますが、でもそれは「ヒ・ミ・ツ・」。ハハ。さすがに子供達も「ヤクザ屋のOOちゃん」と呼ぶ訳にもいかず。サラリーマンの家の子と同じように「OOO~」と名字で呼ばれていました。まあどちらも「勤めを果たして給金をもらう」。サラリーマンと言ってしまえば、言えなくもないのですね。(か)

「どこでもドア」がほしい

2013-12-23 | わたくしごと

サヌールの浜辺(04.2013)
今すぐここに寝そべって「あ~暑い!暑い!」とか文句を言いながら冷えたビールを飲みたい!
だから「どこでもドア」がほしい!

 先週の中頃。「関東地方にも雪が降りそうです、充分に注意してください」と天気予報で呼びかけていた寒波の日。冷たい雨がしとしと降る寒い夜に、たまたま外出していました。
 帰り道、冷たい雨の中、我が家の近くの人通りの少ない夜道をトボトボと歩いていると、だんだんと心細い気持ちになってきました。「こんな寒い夜、こうして歩き続けていても・・もし、自分に帰る家がなかったら ” 悲しくて ” このまま死んでしまうかもしれない。・・でも今でもこの寒空に家のない人は沢山いる、本当につらいだろうな。」とか、そんな事をぼんやりと考えながらやっと帰宅しました。きっと身体が弱っていたのだと思います。その夜、風邪をひいてしまいました。
 体調を崩し、鼻水をティッシュで拭きながら、微熱の頭でぼんやりと雨雲に覆われた薄暗い空を眺めていると、急に「あ~やっぱ今でしょ!サヌールのあの乾いた暑い浜辺に行きたいナ~!強い日差しを避けるパラソルの下に寝そべってビールが飲みたいナ~!・・でも日本からの移動に何時間もかかるのはイヤだしナ~」と、そのとき「あ~ドラエモンの『どこでもドア』がほしい!」と本気で思った、やはり病んでいたのですネ?
 今年もすっかり寒くなりました、みなさまもご自愛ください。(か)

 

 

北の国から

2013-12-11 | わたくしごと

北の国から便りが届きました。(は)撮影:9時46分。

 一座のメンバー(は)は、今は札幌にいるようです。「いま、札幌です。昨日、大通り公園で、イルミネーションやってましたので、添付します。では、次回。」との便りが届きました。札幌は今夜、雪が降りそうですね、お大事に。
 メンバー(は)はとても忙しい人です、日本中(ときどき世界中)を飛び回って仕事をしています。今年の四月に一座のみんなでバリに行った時も、(は)はバリに出発する当日、「出張先の札幌から→羽田でみんなと合流→バリへ」と飛び、帰国の日は「バリから→成田でみんなとは解散→羽田へと移動→札幌の現場へ」と戻ったのでありました。もしかしたら東京の職場へは「ズ~っと札幌で仕事をしていた事」になっていたのかもしれませんね。ハハ。内緒内緒。
 このバリ道中でお世話になったバリ人のドライバーさんが「ハセベサンハホッカイドウニスンデイマスカ?」と本気で思ってしまったようでした。状況を細かく説明するのもめんどくさかったので、「ソウデスイツモユキノナカデクマトクラシテイマス」と答えておきました。
 そんなに忙しいのに不思議とワヤンの本番の時は、会場に開演数時間前に何処からともなく現れ、本番ではグンデルを弾いていたり箱の横に座っていたりします。不思議な人です。(か)