木造の架構例です。
垂直材は「柱」、水平材は「梁」、
梁上の細い材は屋根の場合は「垂木(タルキ)」、床の場合は「根太(ネダ)」と呼びます。
(これからは心を入れ替えて少しは役立つブログ!を目指します。たぶん。)
すでに二ヶ月ほど前になりますが、アメリカで繰り返し巨大竜巻が発生してものすごい被害がありました、子供達も含む沢山の方が無くなりました、お気の毒です。ここ最近は竜巻、猛暑、豪雨など世界的な異常気象になってきているので本当に不安ですね。
この巨大竜巻のニュースで、危うく難を逃れた人たちの話から、地下室・トイレ・クローゼットなどに避難して助かった人が多かったようです。地下室は別としてトイレ・クローゼットには建築的に共通する特徴があります、簡単に言うと狭い部屋なのです。これは架構的には狭い範囲に「柱や梁が密にある状態」で強度があり安定している場所です、また窓が小さいのでガラスが割れても突風の吹き込みが少なくて済みます。居間などの広くて窓の大きな部屋に比べると安全なのです。日本でも「地震の時は便所に逃げ込め!」と昔から言われてきたそうです。そんな架構的な安全性からくる「地震時のトイレ安全説」を基礎知識に、これからの記事をお読みください。
ーーーーー
(これは実話です)
中央線の車内で、高校生ぐらいの男子三人の会話。不思議な事にこの三人は会話を交わしているものの、それぞれが手元の携帯を絶え間なく操作していて、お互いに目を合わせることもなく淡々と会話をするのです。偶然そばに座っていた私は話のあまりの面白さに、本を読むふりをしながら耳はダンボのようになって聞き入ってしまいました。
◆男子A「きのうの緊急地震速報マジ怖くナイ?ケータイ急にスゲー音したシ!マジビックリした」
(「ナイ?」などの疑問型では語尾を上げるのが特徴、英会話教育の影響か?)
(また安易に多用される「マジ」は、疑問や強調とともに、子供達には会話にリズムを生み出す「魔法のコトバ」)
(どうやら先日の「緊急地震速報!」に驚いたことが話題のようでした。)
●男子B「え?マジで?・・俺のケータイ鳴らなかったシ!」
◇男子C「・・え?え?スゲー音したジャン!俺なんかちょうどトイレにいたんだけど~ビックリしてトイレ飛び出してきちゃたシ~」
◆男子A「え?マジで?ちゃんと拭いた?・・でもオメ~馬鹿じゃナイ?地震の時はトイレの中のほうが安全なんだよ!知らね~の?飛び出さないでトイレにいた方が良かったジャン。」
●男子B「・・ソウソウ!おれも田舎のじいちゃんからそんなこと聞いた事あるシ、オカアも言ってたシ、地震の時はトイレが安全みたいよ。」
◇男子C「え?・・マジで?オレぜんぜん知らなかったシ。なんでトイレの中のほうが安全なんだよ?イミワカンネ~」
◆男子A「・・俺もよくワカンネ~けどサ~。・・とにかく昔からトイレは安全なの!これはデントウテキにそう言われているワケよ!」
●男子B「・・たぶんさ~?おもうにトイレは『神様』とかに守られてんじゃネ~の?昔から・・デントウテキに。」
◇男子C「え?・・マジで?」
◆男子A「そうだよ!だから『トイレの神様』ってよく聞くじゃん!」
●男子B「ソウソウ!歌もあるじゃん!昔、コウハクでもやったじゃん!」
◇男子C「え?マジで?・・そっか~?でも・・あれ?・・あれってトイレ掃除の歌じゃナイ?」
ーーーーー
あ~苦しい!笑いをこらえるのもここが限界!と私が覚悟した時。この三人組は”吉祥寺”で下車してくれたのでした。・・マジよかった。(か)

神さま(赤塚不二夫作)