goo blog サービス終了のお知らせ 

 玉川上水の木漏れ日の下

 ワヤン・トゥンジュク梅田一座のメンバー katakura のブログ  since 2013

「ヨッ!一億!」

2013-11-25 | わたくしごと

二袋で合計「10キロ」

  ここ数日「5000万円」の話題をテレビで良く見かけます。番組によってはスタジオに「5000万円の札束」を実際に積みボリューム感を伝えようとしていました。そんな番組で「5000万円の札束の重さは5キロです。お米一袋分です。けっこう重いです。」と言っていた。
 今日、妻と近くの「生協」まで買い出しにいきました。「なんだ、ポイント10倍は火曜日ジャン。明日くればよかったナ~。」とか、ぶつくさ言いながら、お米も数袋まとめ買いをしてきました。家に戻って、買いこんだ品物を車から出して家に運び入れているとき、私がお米二袋10キロを抱えてヨッコラ運んでいると、妻から「ヨッ!一億!」と激励の掛け声がかかりました。なにもうれしくありませんでした。
 以前に、何かの本で読んだプロの泥棒談:「プロはね、金がそこにいくらあっても、警察に追われて走って逃げる時は3000万円だけもって逃げるんだよ、あとはその場に捨ててネ。それ以上持って逃げると結局逃げ切れず警察に追いつかれて捕まってしまう。シロウトはついつい5000万円ぐらい抱えて走り出してしまう。そこがプロとの差なんだヨな。」とのお話。この談話が本当かどうかはさておき、「5000万円の札束=5キロ」を抱えて走ることはとてもできないと、今日米袋を抱えてみて確信しました。みなさんも3000万円、体力に自信のない方は2000万円、これだけもって逃げるように心がけましょうネ。(か)


1億円分の現金を抱えて、重さにびっくりする小学生たち。
(朝日新聞デジタルより)

「おでん」と「からし」

2013-10-24 | わたくしごと

黒松白鹿とおでん、至福の時。

 関東では急に寒くなりました。いよいよ「おでん」の季節です。うれしいじゃ~ありませんか。今夜は妻がつくってくれた美味しいおでんと燗酒、もう完璧です。おでんは大鍋でつくるのですが、大鍋からつついて食べると、ついつい食べ過ぎてしまうので、まず定量を小鍋に移し「今日はこれだけだからね。」と自分によ~く言い聞かせて、計画的に食べる様にしています。「たまご」をどのタイミングで食べるか?、いつも悩みます。
 江戸前の美味しいおでん、私の好きなお店は「お多幸(おたこう)」。日本酒とおでんを楽しんだ後の「しめ」は、やっぱ「茶飯と豆腐」。「茶飯」といってもお茶で炊いたものではなく、おでんダシで少し固めに炊きあげた茶色の飯。「豆腐」もおでん汁でしっかり煮た濃い茶色の豆腐。このふたつのコラボ、完璧ですね。ランチには「とうめし定食」として人気があるそうです。
 でもこの組み合わせ、私にはやっぱ呑んだ後の「しめ」のご飯、「そろそろしまいにすっかな~。大将!茶飯と豆腐で頼むわ~・・でも燗酒も、もう一本だけ一応もらっておくかな~。」みたいな。・・結局「しめるはずの茶飯と豆腐」でまた酒を一本飲んでしまうのでした。
 ・・楽しい季節がきましたね。

  とうめし定食

------------------------
 二年前の出来事です。標高1,450mの山の我が家で「おでん」を作り、食べる直前に「からし」が無い事に気がつきました。そのとき「おでん」鍋を囲んでいた、ドイツ永住の兄、スペイン人の兄嫁、ただの小金井市民の妻と私、協議の結果「やっぱおでんには、”からし”でしょ!」との結論となり、私と兄は標高1,450mから標高900mの茅野市のコンビニまで「からし」を買いに夜の山道を車で疾走したそんな恐ろしい経験を思い出しました。みなさん「おでん」は「からし」の在庫を確認してからつくりましょうね。(か)

ビンタンマーク

2013-09-23 | わたくしごと

ビンタンづくし

 先日、お友達のMNGWMTKさんがバリのお土産を送ってくださいました。MNGWMTKさんは「ひとりあそび研究家 Q-G」として様々な創作活動をされています。日本バリガムラン界の巨匠MNGWK-1さんの奥様です。一座としても、年末恒例渋谷光塾ワヤンのときには「宣伝営業、受付会計、司会進行、総取仕切役」と、毎回すっかりお世話になっています。
 バリには毎年行かれているようですが、今回はずいぶん長期間ご滞在のようでした。帰国後、まだお会いしていないので、「お土産話」は、うかがっていませんが、「お土産現物」を先行して送ってくださいました。
 いただいた「ビンタンTシャツ」。はじめ、梱包を開いた時は「じぇ!じぇ!」っと、その色の派手さに驚き、後ずさりしたのですが、こうして並べてみるとバランスのとれた、とてもきれいな「色彩」の組み合わせ、素晴らしい!改めて感心しました。さすがに「選択の妙」ですね。ありがとうございました。
(この記事、一座のブログなのか?個人の御礼メールなのか?わけがわかりませんね。スミマセンデシタ。)
-----------
 上の写真、ブログ画面に掲載してみて発見したのですが、写真の「ビンタンマーク」を「裸眼立体視」することができます。もちろん完全ではありませんが、立体視すると「ビンタンマーク」が浮き上がってきます。
 方法は二つあります。「交差法」と「平行法」です。まず焦点を合わさないで、ボワ~っと目を寄り目ぎみにして写真全体を「楽く~に眺めます」、つぎに~・・と。ここまで説明を書きながら、自分がこの写真を繰り返し「立体視」の目線で眺めているうちに、だんだん頭が痛くなってきました、すこし気持ちも悪くなってきた・・。なので、みなさんはこの写真では絶対に立体視を試みないでください!・・オサワガセシマシタ。
 「裸眼立体視」に興味のある方は、「裸眼立体視」のために制作された「正規資料」でお試しください。書店に沢山並んでいます。(か)
-----------
(出:ウィキペディア/ステレオグラム)
何も器具を用いず肉眼で直接ステレオグラムの画像を見る方法を「裸眼立体視」という。裸眼立体視には、平行法と交差法がある。
平行法は右眼で右の画像を、左眼で左の画像を見る方法であり、交差法は左眼で右の画像を、右眼で左の画像を見る、つまり視線が画像の前で交差するように見る方法である。

・・雲・・

2013-09-21 | わたくしごと

・・雲・・

 中央線に乗って、立川に出かけ、ジブリの映画「風立ちぬ」を観てきました。
 素晴らしい作品でした。音楽も素晴らしかった。
 なかでも私の印象に残ったのは「雲」。
 人物や飛行機の背景の「雲」が、本当に生き生きと描かれていました。刻々と表情を変える様子を巧みに描かれた「雲」。主人公「二郎」の夢や思いや覚悟のあらわれのようにもみえました。「二郎」の表情がわずかに変わるシーンでも、背景の「雲」はどんどんと沸き上がって刻々と変化していくのです。ほんとうに素晴らしい「雲」でした。
 一緒に観ていた妻と、映画館から出て来た時に、どちらからともなく「この映画は『雲』だね!」と感想が一致しました。
 最近ちょうど、百田尚樹の「永遠の0」を読んでいたので、大空いっぱいにひろがった無数の「零戦」が静かに飛去って行くラストシーンでは、零戦や戦争へのいろいろな思いが重なって、ウルウルしました。
 ジブリ、素晴らしい映画をありがとう!
-----------------------
 スタジオジブリが我が家の近くにあるからでしょうか?ジブリの新人採用試験のことを勝手に想像してしまいました。(ここからの記事は全て妄想です。)
 「エ~~みなさん。本日は遠路はるばる採用試験にお越しいただきまして、ごくろうさんです。今日は雲がとてもきれいなので、皆さん外へ出て、今の雲の姿を1時間でスケッチしてください。写メに撮ってそれを見ながら写したりはしない様に。みなさんの目にみえている今の空と雲を描いてください。これが試験です、みなさん頑張ってください。なお、今日おいでいただいたみなさんには、採用の合否にかかわらず、トトロ弁当を差し上げます、お楽しみに。小金井公園で雲をみながら楽しく食べてください。」・・・そんな採用試験だと楽しいですネ。
 でたらめ書いて、ジブリのみなさんスミマセンデシタ。
(か)

-----------------------
あッ!今日は一座の稽古日なのだ。
梅スタジオの、おとうさん、おかあさん、
今日もよろしくお願いします。

「ブレる」

2013-09-20 | わたくしごと

「ブレる」
2013.09.19.19:00 中央線小金井付近


「中秋の名月」「さらに満月」「そして晴天」
昨夜は、なにやら「三拍子そろったとても凄い夜!」とのことでした。
確かに肉眼で眺めている限りとても美しい「月」でした。
「素晴らしかった!」、餅つきウサギも確認できました。
でも、三脚無しで手持ちで撮ると、どうしても写真が「ブレる」。あたりまえか。
そこでもう途中から居直って、
「ブレる」を極めようと、いろいろ撮ってみて、気に入ったのが上の写真。
信号と電柱の「ブレる」感じが気に入っています。
そんな事をして遊びながらエースとお散歩をした、とても気持ちの良い夜でした。(か)
・・・・・・・・・・・・・・
「心にブレのない人」にはこのように見えたはずです。(たぶん)
 
・・・・・・・・・・・・・・
「心にブレのある人」にはUFOも普通に目撃されています。(ウソ)
 


台風18号の2

2013-09-16 | わたくしごと

 -----------------------
 2013.09.15
 関東地方、きょうは台風です。
 「風」がとても強い。雨は横から降ってくる。
 庭木の枝がグワングワンと揺れている。
 きょうの台風は18号。(鉄人は28号)
 今日は一座の練習日だったのですが、中止。
 次回は今週土曜日ですね。
 12月「光塾公演」に向けた準備が始まります。
 ほんとか?

 -----------------------
 私が子供の頃には「台風がくる!」
 この言葉には今より敏感でした。
 (またいつもの思い出話)

 停電も普通にあったし。
 窓もアルミサッシではなかったし。
 「大きな台風がくる!」そんな時、
 父は閉めた雨戸にさらに内側から釘を打ち、
 母は万が一に備えて握り飯を準備する、
 小さい子供が三人もいたからね。
 雨戸を閉めた室内は薄暗く、
 一家の中心の「ちゃぶ台」の上には、
 停電対策の「ロウソク」が準備されていました。
 小学校は臨時休校。
 父も家に待機、家族が一体となる緊張した時間!
 でも子供達には「ワクワク」した時間でした。
 子供にはそんな大人達の緊迫した不安感はなく、
 学校が休みになった「喜び!!」のほうが数倍大きかったようです。
 好きな絵本を出して来たり、「お絵描き自由帳」と「クレヨン」を準備して、
 雨戸のしまった薄暗い室内で「ワクワク」していたことを覚えています。
 家族が一体となった本当に楽しい時間でした。台風ありがとう!
(か)
 ----------------------- 
「台風の被害に遭われた方、不謹慎でゴメンナサイ。」
 と今書いた矢先。
 -----------------------
 2013.09.15.11:35
 速報
『なにか飛んできて、居間の窓ガラスが割れました。取り敢えず、テープで補強。戦時中のよう。これ、どこに届けると、「今朝、武蔵野市で窓ガラスが割れるなどの被害が出ました。」ってニュースになるんだろう…?』
 との連絡が、メンバー(は)より入りました。お大事に。

 

台風一過の2

2013-09-16 | わたくしごと

台風一過。まるでワヤンのような美しい夕空。

穏やかな夕空。
虫の声が爽やかです。
今朝の台風が、まるで遥か昔の出来事の様に思えます。

今日は練習もなかったので、一日のんびりと、録りためていたドラマ「やられたらやり返す。倍返しだ!」シリーズを見て過ごしました。ソフトバンクのお父さんが頭取役で、正岡子規がカタキ役の、例のアレです。いよいよ次回は最終回。楽しみですね。
子規の非情さから自殺に追いこまれた悲運の父「家族に乾杯!」のカタキを「直樹」は討つ事ができるのでしょうか?アントニオ・イノキの元妻もからみながら、ドラマはいよいよクライマックスへ・・。
「十倍返しだ!」
ご覧になっていない方にはまったく訳の分からない記事です、すみませんでした。忘れてください。

上の写真、左端が「中央線」高架です。
曲がっているとお思いでしょうが、駅が近くなり支線が増えるので高架が膨らむのですネ。
中央線はあくまでも「直線です!」。
(か)

カナダ鷲

2013-08-22 | わたくしごと
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
イチロー!日米通算4000本安打達成!おめでとう!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



(出:The Voice of Russia Photo: EPA)

>久しぶりに都心で打ち合わせ、仕事場のある小金井から中央線に乗ってお出かけです。
>私が出かける時の出来事。
>妻に「ちょいと打ち合わせに出てくるね。7時までには戻る、夕食はいります。なにか買ってくるものはあるかな?」と声をかけた。
>妻は私の方を見ることもなく洗い物をしながら少し考えて「ミニカナダワシ買ってきてくれる?適当な大きさでいいから。」と言った。
>「えッ?!ミニカナダ鷲?!」
 「なんでそんなこと急に言うんだよ!もうすこし事前に相談してくれよな~」
 「だいたいそんなものいったいどこで売ってるんだよ~?!オマエね~、いくらミニでも鷲って凄くデカイんだよ!凶暴なんだよ!だいたいワシントン条約でそんなもの輸入できないんじゃないかな~!」
>と、ただ一人、驚き!焦り!うろたえる夫。
>妻は何も答えず、私の方を見ることもなく洗い物を続けるのであった。
>ここのところ暑い日が続いています、みなさんも気をつけてお過ごしください。・ワン。
(か)

 
猛禽類 鷲目 鷲科 ミニカナダ鷲:98円

トイレの神様

2013-08-10 | わたくしごと
   木造の架構例です。
   垂直材は「柱」、水平材は「梁」、
   梁上の細い材は屋根の場合は「垂木(タルキ)」、床の場合は「根太(ネダ)」と呼びます。
   (これからは心を入れ替えて少しは役立つブログ!を目指します。たぶん。)

 すでに二ヶ月ほど前になりますが、アメリカで繰り返し巨大竜巻が発生してものすごい被害がありました、子供達も含む沢山の方が無くなりました、お気の毒です。ここ最近は竜巻、猛暑、豪雨など世界的な異常気象になってきているので本当に不安ですね。
 この巨大竜巻のニュースで、危うく難を逃れた人たちの話から、地下室・トイレ・クローゼットなどに避難して助かった人が多かったようです。地下室は別としてトイレ・クローゼットには建築的に共通する特徴があります、簡単に言うと狭い部屋なのです。これは架構的には狭い範囲に「柱や梁が密にある状態」で強度があり安定している場所です、また窓が小さいのでガラスが割れても突風の吹き込みが少なくて済みます。居間などの広くて窓の大きな部屋に比べると安全なのです。日本でも「地震の時は便所に逃げ込め!」と昔から言われてきたそうです。そんな架構的な安全性からくる「地震時のトイレ安全説」を基礎知識に、これからの記事をお読みください。
ーーーーー
(これは実話です)
 中央線の車内で、高校生ぐらいの男子三人の会話。不思議な事にこの三人は会話を交わしているものの、それぞれが手元の携帯を絶え間なく操作していて、お互いに目を合わせることもなく淡々と会話をするのです。偶然そばに座っていた私は話のあまりの面白さに、本を読むふりをしながら耳はダンボのようになって聞き入ってしまいました。
◆男子A「きのうの緊急地震速報マジ怖くナイ?ケータイ急にスゲー音したシ!マジビックリした」
 (「ナイ?」などの疑問型では語尾を上げるのが特徴、英会話教育の影響か?)
 (また安易に多用される「マジ」は、疑問や強調とともに、子供達には会話にリズムを生み出す「魔法のコトバ」)
 (どうやら先日の「緊急地震速報!」に驚いたことが話題のようでした。)
●男子B「え?マジで?・・俺のケータイ鳴らなかったシ!」
◇男子C「・・え?え?スゲー音したジャン!俺なんかちょうどトイレにいたんだけど~ビックリしてトイレ飛び出してきちゃたシ~」
◆男子A「え?マジで?ちゃんと拭いた?・・でもオメ~馬鹿じゃナイ?地震の時はトイレの中のほうが安全なんだよ!知らね~の?飛び出さないでトイレにいた方が良かったジャン。」
●男子B「・・ソウソウ!おれも田舎のじいちゃんからそんなこと聞いた事あるシ、オカアも言ってたシ、地震の時はトイレが安全みたいよ。」
◇男子C「え?・・マジで?オレぜんぜん知らなかったシ。なんでトイレの中のほうが安全なんだよ?イミワカンネ~」
◆男子A「・・俺もよくワカンネ~けどサ~。・・とにかく昔からトイレは安全なの!これはデントウテキにそう言われているワケよ!」
●男子B「・・たぶんさ~?おもうにトイレは『神様』とかに守られてんじゃネ~の?昔から・・デントウテキに。」
◇男子C「え?・・マジで?」
◆男子A「そうだよ!だから『トイレの神様』ってよく聞くじゃん!」
●男子B「ソウソウ!歌もあるじゃん!昔、コウハクでもやったじゃん!」
◇男子C「え?マジで?・・そっか~?でも・・あれ?・・あれってトイレ掃除の歌じゃナイ?」
ーーーーー
 あ~苦しい!笑いをこらえるのもここが限界!と私が覚悟した時。この三人組は”吉祥寺”で下車してくれたのでした。・・マジよかった。(か)

 
 神さま(赤塚不二夫作)

おぬしの目は節穴か?

2013-07-24 | わたくしごと

完璧な状態で発見された「節穴」

 なんだかここ数日、東京は過ごしやすい気温で助かりますね。
 「おぬしの目は節穴か?」という表現があります。日常会話ではあまり使わない表現です、芝居がかりすぎるからでしょうね。
 時代劇などで、上役の同心が間抜けな手下の岡っ引きに向って「おぬしの目は節穴か?!」と怒鳴りますが、現代の警察で、県警の部長が部下に向って「お前の目は節穴か?!」とは・・・あれっ?・・やっぱ使いそうですね?・・なんだかこの表現は昔も今も「捜査」関係のみなさんの職場によく似合う表現のようですね。
 何がきっかけだったか忘れてしまいましたが?「おぬしの目は節穴か?」と、冗談で(もしかしたら本気?)妻から言われたのですが。言われた後に「ワ~なんだかすごく懐かしい表現だな~、そんな言い方たしかにあったな~、久しぶりに聞いたな~、鬼平犯科帳とか大岡越前でよく出てきたよね?」としばらく盛り上がり、そのうち話題は「節穴」そのものへと移ります。「節穴懐かしいな~、最近見ないな~、今もあるのかな~、元気かな~?」という話になり、最後には「よし!節穴を探そう!」という事になりました。(われわれ夫婦は要するに暇なのです。)
 家の内外をくまなく探索した結果、何と!立派な節穴があったではありませんか!庭のデッキに完璧な状態で発見されました。(それがこの上の写真)
 設計の常識として、このような箇所に「節」のある材料を使用する事はありません。設計図書の特記仕様書にはきちんと「デッキ材:〇〇材(無節) W90 D30 L2000内外 @100 防虫防腐剤塗布 」などと書き込まれるはずです。この「無節」の二文字が大切なのですね。この二文字には、工事を請け負っている工務店に対して「節の無い材料を使用してくださいね。節があると後々そこの部分が抜け落ちて『節穴』になってしまいますからね。わかりましたか~。材料代をケチったりしないでくださいね~。」という深い意味が託されているのです。
 では上の写真の状況は何故生じてしまったのか?理由は簡単である、我が家だからです。設計の段階で建設資金が底をつき、見積と予算がどうやっても合いません。減額の算段を進める中、設計者である施主自らが自暴自棄となり「も~なんでもイイ!もっと安い材料を使ってイイ!デッキ材なんか節が入っていてもイイ!」と思わず口走った結果が上の写真です。
 でも今となるとこの「節穴」、特に機能的に問題がある訳でもなく、名犬エースが足を突っ込んだりもしないし(覗いたりはするけど)。「これもなかなかカワイイし、楽しい景色だな~」とながめています。(か)

  
 おぬしの目は節穴か?

おみそ

2013-07-03 | わたくしごと
    キュウリが欲しくなりますね。白いご飯も。
    右から「金山寺味噌」「信州味噌漬け」「もろみ」、左が「やげん堀」。
    下町の味の集合写真。

 先日、とても美味しいお味噌三昧の頂き物をしました、亀戸にある老舗のお味噌屋さんの品です。ちょうど先日買っておいた浅草の「やげん堀」もあったので。下町の味を並べて記念写真を撮りました。「もろみ」と「金山寺」はさっそく「きゅうり」と食べました「バッチリーリトナーです!」このシンプルな食べ方が夏には一番ですね、サニーレタスで巻いても、カブのスライスにのせても美味しいですね、あたたかい白いご飯にのせてももちろんグー!。お酒もご飯も進んでしまいます。ありがとうございました。・・・あれ?これってもしかしたら今われわれ一座の中で競い合っている体重減量競争の妨害工作かも?・・陰謀を感じる美味さです。・・・そうなんですか?(う)さん?・・・今度、お返しに「かねふくのメンタイコ」でもお送りしますね、フ・フ・フ。
 むかし(「三丁目の夕日」の頃かな~、いつも話が古くてすみません)、子供たちが遊ぶ時「おみそ」と言う呼び方があったのを、みなさん記憶にありますか?「おまめ」と言うこともありました。これをご存知の方は「そうとうに古い!」。
 そうとうに古い私が子供の頃、下町だったので近所の子供達は「群れて」遊んでいました、いつも20人ぐらいはいましたね。子供達が「群れて」遊んでいたので紙芝居のオジサンも集客しやすかったのでしょうね。時代もかわり同級生達と遊ぶようになったのは私が小学3年生ぐらいの頃からかな~、それまでは「近所」の子供達は小学生から下は本当に小さい子供まで、みんなで「群れて」遊んだものでした。ちいさな妹の手を引いているおねえちゃん、赤ん坊をおぶって参加するお兄ちゃんとかもいました、上の子が下の子の面倒を見るのはあたりまえでした、というか近所の子供達全体で年上の子が小さな子の面倒を見ながらみんなで遊んでいたものです。
 そんな「群れ」が鬼ごっこなどをする時、普通のやり方だと遊びが成立しないのですね、小さな子はズ~っと鬼になってしまいます、そこでこの「おみそ」制度が生まれたのでしょうね。
 鬼ごっこをはじめる前に年長のリーダ格の子が「こんどは鬼ごっこやるからな~、ター坊、ハナちゃん、ヨッコは『おみそ』だぞ!」と群れに向かって宣言をします、一同「わかった!」。この名前をよばれた「おみそ」たちは鬼ごっこの中でつかまっても鬼にならなくて済むのです、でも、仲間はずれにされるのではなく、鬼ごっこにはちゃんと参加できる、鬼の子は「おみそ」の子もちゃんと追いかけます、「おみそ」の子も必死に逃げます、でもつかまっても鬼にはならないのでベソをかかずにすみます。けっこう歳のはなれた体力差のある子供達が一緒に遊ぶ事のできる柔軟なシステム!「おみそ」!なんとも微笑ましい素晴らしい知恵ですね。
 その頃の男の子達は遊ぶときは、たいてい首に「ふろしき」をつけていました、全力疾走するとマントのようにひるがえるのです。気分は完全に「月光仮面」。三丁目の空はもう夕日です、そろそろ帰らないとお母ちゃんに叱られます。(か)

 
 どこのだれかはしらないけれど、
 だれもがみいんなしっている。

中央線は直線です

2013-06-24 | わたくしごと

  中央線は直線です。
  中央線高架下。東小金井付近。180度振り返っても同じ光景がどこまでも続きます。

 武蔵野の今日は、爽やかな感じの良いお天気でした。唐突ですが今回は「中央線は直線です」という記事です。いつも思いつきでスミマセン。
 正確に言いますと、中央線の「立川」「国立」「西国分寺」「国分寺(わが一座の宴会場『新中華』の最寄り駅として名高い駅)」「武蔵小金井」「東小金井」「武蔵境」「三鷹」「吉祥寺」「西荻窪」「荻窪」「阿佐ケ谷」「高円寺」「中野」「東中野」までの区間が直線なのです。25キロもあるそうです。これってすごい!往復すると50キロ、フルマラソンより長い。(逆に考えるとフルマラソンって凄い!)
 なぜ駅名を「立川」から順に並べたかといいますと、地図をながめるとそうなのである。「立川」は西だから左端、「東中野」は東だから右端でなければならないのです。
 中央線は地図をながめてみる限り直線です。定規をあててみても直線でした。
 中央線を地図で見るたびに、いつも「あ~オシイな~!」と思う事があります。この中央線の直線部分が地図画面では「水平でない」のです!
 地図では南北が垂直方向、東西が水平方向に表現されます。したがって微妙に水平でない中央線直線部分は東西軸と微妙にずれていることになります。微妙過ぎるが故に「オシイ!」のである!。あ~できれば時計回り方向にほんのちょっと直したい!水平にしたい!私は地図を見るたびにこれが気になって気になってしかたがないのです。
 以前使っていた道路地図帳などはもう "最悪" でした。地図のトリミングの関係なのでしょう、中央線直線部分がページの一番下の端に位置していたではありませんか。右ページの一番下にはある中央線を目で左に辿って行くと左ページになるとだんだん消えて行くではありませんか?!!。モ~信じられない!いつも微妙なタイミングでページをめくらなければならなかったのです!あ~イライラしたな~!気持ち悪かったな~!ホント!
 中央線の計画の経緯を調べてみると、初めは甲州街道に沿って計画するものの地元の強い反対で計画を断念!次は青梅街道に沿って計画するもののまたしても地元の強い反対で計画を断念、「それならば『中とって』分かりやすくいくぞ!クソッ!」と計画担当者が、当時は本当に誰もいなかった、何も無かった武蔵野の「のどか」な地域の地図の上。ど真ん中に、定規をあてて「ズバッ!」と直線を引いたのが今の中央線であるとの逸話もあるようです。(ホントか?)
 それならば何故?!「あ~!なぜあなたは『ズバッ!』 と潔く!東西の方向に寸分ぶれることなく計画線を引いてくれなかったのですか?」と計画当時の技官殿に一言申し上げたいのであります。東西軸に、ほんの少しずれてて、ホント「オシイ!!!」(か)

 

ムサビ

2013-06-11 | わたくしごと

西武国分寺線鷹の台駅の広告枠。

 一座の稽古場「梅スタジオ」の最寄り駅「鷹の台」は学生さんが多く乗降する駅です。武蔵野美術大学、 津田塾大学、 朝鮮大学、東京創価学園、白梅学園などの学校への最寄り駅でもあります。要するにとても ”文化的な駅" なのですね。土曜日の夕暮れ時には駅のプラットフォームは、学校が終わった「学生さん」か、練習が終わった「一座のメンバー」で結構混雑しています。
 一座の設立メンバー6人(現在は7人)のうち、なんと!二人がこの「武蔵野美術」通称「ムサビ」卒なのです。これすごいですよね!設立メンバーの33.3パーセントをムサビが占め、そして ”さらにドン!" この二人のそれぞれの配偶者もまたムサビ卒なのです、まさに一座の周囲は ”ムザビ浸け" です(ワサビ漬けではありません)。この状況は、かつて一座がムサビのサークル活動などに関わっていた訳でもなく、学生当時に鷹の台駅前でダランから「ちょっとお話しませんか?」と勧誘された訳でもなく、ムサビの卒業生の会で「こんどワヤンやりましょう!」と声を掛け合った訳でもなく、まったくの偶然なのです。とても不思議な縁ですね。
 駅を降りてからムサビへは ”玉川上水の緑道" を通ります。今はすっかり年を重ねた元ムサビの二人は、「この歳になって、まさかまた ”玉川上水の緑道" をかよう事になるとは思わなかったですね。」と語り合いながら、数十年前にかよった木漏れ日の中を「梅スタジオ」へと向います。
 先日、練習がありました。
 みなさん共に歳をとってきたメンバーたちは、最近は顔を合わせるとまず「体重」「血圧」「尿酸値」の話に花が咲きます。次に「健康的な食事」「毎日の歩数」「運動方法」などそれぞれの工夫や努力の話題へと続き、スマホで「毎日の歩数」のデータを誇らしげに見せたりしながら、それぞれの健康監理の自慢話で盛り上がります。
 まあ毎回こんな会話をたっぷりと小一時間したあとに、「そろそろはじめますか~?」とやっと練習が始まります。
 その日は、メンバーのどなたか(たぶん前列中央の人)の唐突なご発声で、なんと!抜き打ち的に新曲を覚える事になりました。 ・・・”じぇじぇ!" 。
 歳をとってくると新しい事を覚えるのがだんだん苦手になってきます。日々忘れていくことは加速度的に増えているのですからメモリー全体の空き容量には余裕があるはずなのに、新しいことはなかなか保存されていかないのです。
 その日も、新しい事を覚えるのがモ~大変で大変で・・・頭の中はすぐにパニクリプリクラ状態!久しぶりの緊張感でパングル(*印)を握る手には汗!額には冷や汗!目にはうっすらと涙!
 そんな葛藤の中、この緊張状態からでしょうか?天罰でしょうか?とうとう元ムサビ二人のうち一人の背中に激痛が走りました、でもそこは大人、すぐに無理をせず「しばらく安静にしてきます」と言って庭に出て何故かタバコを一服(あれ?)。
 その後、復帰して練習を再開するものの、こんどはもう一人の方のムサビの右足太ももがツリはじめたではありませんか!・・・とうとうこのムサビ二人の状況から判断して練習続行は不可能!やむなく練習終了となりました。スミマセンデシタ!
 でもその後は、いつものように国分寺の中華屋さんで、また「健康」の話題に花を咲かせながら、いつものように大量のビールと紹興酒が消費されたのでありました。(か)

ーーーーーーー
(*印)パングル:ワヤン・クリッ(影絵人形芝居)の伴奏に用いるグンデル・ワヤン(鍵盤楽器)を演奏する時に使用するバチ。両手に一本ずつ持って演奏します。二本ずつは持てないので。


ーーーーーーー
 あッ!今夜はイラク戦です。23時30分キックオフです。それまでに飲み過ぎて寝てしまわないように注意しましょう。と自分に言い聞かせてます。