
慶應義塾大学病院玄関ホール「福沢諭吉先生」像
中央線信濃町駅の駅ビルを出ると目の前に慶應義塾大学病院があります。この病院は私がいろいろとお世話になった病院で、いまでも年に四回ほど定期検査で通っています。
この病院の玄関ホール正面に、とても立派な「福沢諭吉先生」像があります。この付近にATMコーナーもあるのでここにたまたまいると、この病院を訪れる人たちとこの像とのふれあいの情景を観察できます。特に「小さな子供と母親」との組み合わせが面白いことが多い。(か)
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『ケース・1』
子「・・あッ!・・このオジサンだれ?」
母「分からない?偉い人なのよ~」
子「へ~えらい人なの?」
母「そうよ偉い人よ~、・・ホラ!お札のおじさんよ」
子「へ~おさつのおじさんなんだ~。・・ボクよくわからない、・・ボクみたことない」
母「そうね~、○○ちゃんのお年玉じゃこのおじさんのお札はもらえないものね~。・・お母さんはこのおじさんのお札好きよ~。みんな好きよ~」
子「へ~みんなこのおじさんすきなんだ~・・ボクおさつのおじさんになりたい!」
母「そうね、たくさんお勉強したらなれるわよ~」
(えッ?お母さん!それ本当ですか?)
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『ケース・2』
泣きじゃくる子供の手を引っ張りながら、無理矢理この像に引き寄せようとするお母さん。
この子はこの病院のロビーで待ってる時に騒いでしまって怒られているようです。
子「やだ~!やだ~!こわいよ~」
母「なんでお母さんの言う事が聞けないの!!病院で待ってる時は静かにしないとダメでしょ!!」
子「やだ~!やだ~!こわいよ~」
母「静かにしないと、このオジサンが怒りにくるわよ!わかった?!このオジサン怖いわよ!」
(と、お母さんはなんと!福沢先生像を指差すのです)
子「やだ~!やだ~!こわいよ~!わかったよ~!静かにするよ~!」
(お母さん!子供のしつけ方、そうとう間違ってますよ!)