
きれいに整備された「クレーコート」。クレー(赤土、本当はレンガの粉)。
この柔らかな赤土の感触、とても気持ちが良い。
ただしこのコート、とてもデリケート。
天候に左右されやすく、使用の可否が直前まで安定しないのが難点。
このコートの予約、かなりの確立で「天候不順によるクローズ」、利用者にはつらい。
テニスコートの表面素材(サーフェス)は、大別「ハード」「クレー」「グラス」「オムニ」の4種類。ボールの弾み方やプレイヤーの足の滑りやすさといった性質に大きな差がある。
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コートの種類(グランドスラムでのコート仕様)は以下のとおり。
>「ハードコート(全米オープン・全豪オープン)」今の国際大会の多くがこれ。
>「クレーコート(全仏オープン)」フランス、スペインなどラテン系はこれ、テレビ写りが良い。
>「グラスコート(全英オープン)」ウィンブルドンのセンターコートで有名。
>「オムニコート」庶民向けの一般的な仕様。日本における公営コートのほとんどがこの砂入り人工芝。天候に左右されにくくコンディションは安定して、プレーヤーの膝にも優しいが、なにか寂しいものを感じる。靴底が砂だらけ、車や玄関も砂でジャリジャリになってしまうのも寂しい。でも使用料が安いからジャリジャリしてもブツブツ 文句は言えない。庶民のテニスは寂しい。(か)

「クレーコート」はとてもデリケート。
2時間も経つと足跡だらけになってしまう。
最後に丁寧にブラシをかけて荒れたサーフェスを整える。
特に、となりのコートが若い学生さんたちだったりすると、
私たちオジサンチームはムキになってきれいにして自慢する。ハハ。
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先々週のテニス・マイアミ大会決勝。
ジョコビッチがマレーに楽々勝って優勝。
やっぱりしばらくはジョコビッチ君の時代だネ。

「どうだ!今日はラケットを壊さなかったゾ!」とはたぶん言っていない。