今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

2020秋 放浪の旅 6日目(三重県)

2020年09月16日 | 旅日記
2020秋 放浪の旅日記 6日目<9/16>(三重県)
道の駅「津かわげ」
バッテリー不足が懸念されたので昨夜は早寝をしてしまった
静かな道の駅で朝まで熟睡した。血圧も脈拍も問題ない



伊勢神宮外宮
三重県といったら伊勢神宮に参拝しなければならない
道の駅から40kmの距離に2時間も要してしまった



少し疲れたので休憩場所に向かった



始めに「正宮」を目指すことに
正式な参拝の順があるのだが、今回は歩いた順に紹介する



金色の社殿が「正宮」になる



武漢肺炎の影響か参拝者の数が少ない



以前に「パワースポット」と騒がれていた場所も、今は誰も近寄ろうともしない



「別宮 風宮」



「別宮 土宮」



階段をあがり次の場所に移動する



「別宮 多賀宮」



駐車場に戻る



伊勢神宮内宮
朝の早い時間でなければ駐車場は無理だと諦めていたが、参拝者が少ないので運が良ければと思い車を走らせた
ギャンブル運は悪いがこのような運は昔からよく、満車の表示はあったが駐めることができた



「五十鈴川」 外宮でも気づいてはいたが高齢者の姿がほとんど見当たらない



「正宮」を目指す



「正宮前」 参拝者が多いように見えるが、修学旅行生である



このように参拝者が少ないのは初めてである



「御稲御倉」



「外幣殿」



「別宮 荒祭宮」



この鳥居の奥には行った記憶がないので歩を進めてみる



「別宮 風日祈宮」 伊勢神宮の雰囲気は外宮・内宮とも素晴らしいのだが、社殿が皆同じ形というのが残念な所だ



赤福本店で食べる赤福は美味であるが、今回は箱で購入



外宮・内宮参拝後、着ているものが汗でひどい状態になっていたので銭湯を探し汗を流す
私の旅でも初めての経験だと思う

夫婦岩
私のブログは寺社巡りばかりでつまらないとの声もある
そこで、人気スポットの夫婦岩が近くにあったので立ち寄ってみた



旅行雑誌等で見かける場所である



これが有名な「夫婦岩」 夕陽でも射していれば綺麗だったかも知れないが、突然雨が降ってきた



急いで車に戻ることにした



別宮 伊雑宮
伊勢神宮から20kmほど離れた場所にある。本降りの雨もいつの間にか止んだ



社殿の形など想像はついてはいたが、来てしまった






箱で買った「赤福8個入り」を開けた
夕食だと思って口に入れたが3個が限界だった



撮影 令和2年9月16日
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020秋 放浪の旅 5日目(三重県)

2020年09月15日 | 旅日記
2020秋 放浪の旅日記 5日目<9/15>(三重県)
道の駅「立田ふれあいの里」
道の駅に野菜や苗木を運んできている老人の賑やかな声で目が覚めた
天気も良く体調も良い。今日は三重県に入ることにした



50年ぶりの再会
三重県には大学時代の同期が三名いる。その一人と2年ほど前から偶然FacebookやLINEでつながり、やりとりしていた
近くを通過するとLINEで連絡すると自宅に来いということになった
突然の来訪にもかかわらず暖かく迎えてもらえ感謝している



彼が育てている秋田犬も猛烈に歓迎してくれた
右側の犬が、津市にある「上野英三郎博士と忠犬ハチ公像」のモデル犬



専修寺
火野正平氏のBS全国縦断「こころ旅」で、この山門前を自転車で通過した場面を視たことがある



偶然、私も同じ年にこの寺を訪れ、何か大きな行事と重なり参拝者の多さに驚いたことを記憶している
その1ヶ月後に何と境内の多くの堂宇が国宝や重要文化財に指定された

御影堂(国宝)



如来堂(国宝)



通天(重要文化財)



御廟唐門(重要文化財)
この場所には今回初めて訪れた。御廟だけに他とは雰囲気が違う



「雲幽園(史跡)」



池の鯉。面白い写真になった



茶所(重要文化財)
参拝者に飲み物などを提供する場所も重文、これには驚いた



巨大な御影堂(国宝)



津観音寺
人気の寺院ということで訪れた
境内に読経の声が響いて寺らしくていいなと思っていたらCDか何かのようだった



「仁王像」



ここを訪れるきっかけとなったのは五重塔の写真を見たことによる



「本堂」 旅の安全を祈願する



「五重塔」 小さな塔だがやはり見ていて楽しい



撮影 令和2年9月15日
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020秋 放浪の旅 4日目(愛知県)

2020年09月14日 | 旅日記
2020秋 放浪の旅日記 4日目<9/14>(愛知県)
道の駅「藤川宿」
国道1号線を行ったり来たりしていたので藤川宿に連泊した
売店で購入したゴールドピーチが感動するほど美味かった

甚目寺
道の駅から50km程走り、名古屋方面に戻ってきた
「仁王門」 街中にある寺だけに電線が気になる



三重塔(重要文化財)
数年前、名古屋港から北海道に戻る際に立ち寄ったことがあり、今回が二度目となる






この寺は鳩が多く、本堂内で餌を販売しているほどだ
餌やりに来た女性の周辺に鳩が集まってくる



「本堂」



境内には多くの堂宇があり、その一つである「十王堂」の「閻魔大王」



多くの石仏も点在しているが、このようなものもある



さんき薬師「西福寺」
間違って入った寺である。「ボケとガン」に効くというのでお参りしてきた



変わった絵馬があったので撮ってみた



性海寺
季節は終わったが「あじさい寺」として知られているという
周辺は、「大塚性海寺歴史公園」になっている



多宝塔(重要文化財)
この寺を訪れた目的はこの多宝塔である






本堂(重要文化財)






時節柄なのか



萬徳寺
駐車場を探すことができず、近くのコンビニに車を駐めての参拝となった



「本堂」



多宝塔(重要文化財)



多宝塔巡りも楽しい



鎮守堂(重要文化財)




「六地蔵尊」






撮影 令和2年9月14日
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020秋 放浪の旅 3日目(愛知県)

2020年09月13日 | 旅日記
2020秋 放浪の旅日記 3日目<9/13>(愛知県)
道の駅「藤川宿」
暑くて夜中に何度も目が覚めた。曇ってはいるが車内の温度は朝から27度もある
この道の駅は数年前台風を避けるために利用した事がある。コンビニ併設の便利な道の駅である



三明寺
豊川市にある寺院でここには魅力的なものがある
雨脚が強く片手に傘を持っているため、カメラが自由に動かせない



三重塔(重要文化財)
国宝や重要文化財に指定されている塔を撮るのも私の旅の目的の一つである



「石橋」の奥に本堂が見える



豊川稲荷(妙厳寺)
雨が更に強くなってきたので予定にはなかったが豊川稲荷の駐車場で雨が弱まるのを待つことにした



「山門」 境内にある建物では一番古い



「本殿」 大きさにも驚くが、賽銭箱が船のように長い



「霊狐塚」



1,000体以上の狐の石像が安置されている



「おさすり大黒天」 多くの参拝者に撫でられて削られている



「奥の院」



財賀寺
初めて参拝するお寺でどこに何があるのかさっぱりわからない

「文殊堂」 駐車場から石段を上がると文殊堂が見えてきた



ここには文殊堂と本坊の建物だけが、他はどこにあるのだ。周辺を歩いてみると案内板を見つけた



石段を(走っている)男性に尋ねると石段の上に本堂があるという
私も「男子厄除坂」を上がることにした



石段を上りきったところに「本堂」があった
体中から嫌な感じの汗が噴き出している。帰りは「女坂」をトボトボ歩いて下りた



この寺に来た目的は仁王門と仁王像を拝観する事だったのだがどこにあるのだろう
走っている例の男性が来たのでまた尋ねると下にあるというので歩いて行った



仁王門(重要文化財)
長く急な石段を上から眺めると気持ちがすっかり萎えてしまった
例の男性が石段を駆け上がってきたので自分には石段は無理だと伝えると
車で行け駐車場まであるということを聞いた



仁王像(重要文化財)
車で下に下りると例の男性が待っていてくれて駐車場の場所を教えてくれた



彼も車を駐めていると聞いたので行ってみると黒塗りの「フェラーリ」が駐まっていた
彼はすでに階段を駆け上がって行ったが、金持ちで親切な人もいるんだと嬉しくなった



天恩寺

「見返りの大杉」 
 1575年、家康が長篠城へ向かう際に天恩寺で一泊した翌日、大杉の下まで来た時に延命地蔵に呼び止められ、大杉の影から矢を射る敵から寸前で身を守ったという逸話がある
 家康は延命地蔵へ礼拝し、何度も大杉を見返りながら長篠へ向かったという



「石橋」



「石垣」



仏殿(重要文化財)



薬医門(重要文化財)



「お願い地蔵」に旅の無事と好天をお願いした



撮影 令和2年9月13日
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020秋 放浪の旅 2日目(愛知県)

2020年09月12日 | 旅日記
2020秋 放浪の旅日記 2日目<9/12>(愛知県)
道の駅「デンパーク安城」
北海道では体験できない高温多湿の車内で寝不足の朝を迎えた
田園風景の中にある道の駅で、売店は花や野菜中心である



滝山寺・滝山東照宮
徳川家康の地元である岡崎市にある寺社
初めての場所で迷ったが、滝山寺宝物殿駐車場に駐め1日が始まった



最初に宝物殿から。住職自ら説明してくれるのだが話が実に面白い
運慶快慶作の重要文化財の観音像(源頼朝の歯と髪が口元に入っている)の説明には引き込まれてしまう



本堂(重要文化財)



綱吉寄進の梵鐘



本尊の薬師如来。現在調査中らしいが運慶だったらどうしようと住職が笑みを浮かべ話してくれた



滝山東照宮
最近、各地にある東照宮巡りをしている



金と黒の豪華な社殿を想像していたが違っていた
最初、工事中のシートに覆われたのが東照宮と思っていた



拝殿・幣殿・本殿(重要文化財)



次に予定していたのは違う寺であったが近くにいい寺があったので寄ってみることに

大樹寺
松平家の菩提寺で徳川家康とも深い関係がある

多宝塔(重要文化財)
以前一度訪れた事があるが、陽射しが強すぎて多宝塔が上手く撮れなかったことを思い出したのだ



今日も条件的には変わらないが左手にあった木の枝が払われているので全体を撮ることができた



今日新たな発見があった
写真だけではその喜びは伝わらないと思うが説明する

「本堂」である



「本堂」から見ると一直線上に「総門」がある



「総門」の奥には大樹小学校の校門。その奥に「三門」がある
そして、三門の彼方に「岡崎城」が見えるよう造られているという



自分一人では探せなかったが、側にいたご夫婦の奥さんからすべて教えていただいた
足下のマークも見つけてくれた「ビスタライン眺望点」との記載がある



松平家の墓所(岡崎市文化財)



徳川家康は桶狭間の戦いにて織田信長軍に敗れこの大樹寺に逃れてきた
自害しようとしたが住職の言葉によって止められた(柱の言葉)



家康の遺言で徳川代々の将軍の位牌(等身大)が安置されている



撮影 令和2年9月12日
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020秋 放浪の旅 1日目(愛知県)

2020年09月11日 | 旅日記
2020秋 放浪の旅日記 1日目<9/11>(愛知県)
苫小牧港発のフェリー「きそ」が定刻に名古屋港に着岸、秋の旅の始まりである

熱田神宮
ここ数年名古屋では雨に迎えられることが多い。名古屋港を出発した瞬間ポツリと雨が降り始めた
旅の安全を祈願しようと「熱田神宮」に向かうことにした



途中、小雨が本格的な雨に、更に短時間の間に豪雨へと変化していった
参拝は無理かなと思いつつ、駐車場で待機していた



雨脚が弱まったので「別宮 八剣宮」へと向かった
以前訪れた時、ここだけ厳重に警備されていたので、三種の神器の1つである「草薙剣」が祀られているのではないかと考えていた



ところが、今日は警備員も不在で、どうも浅はかな考えであったようだ



境内で唯一朱塗りの社殿の「南神宮社」



拝殿前に参拝者が多かったので斜めから



「土用殿」(明治26年まで)神剣を奉安した御殿



知立神社
国宝や重要文化財の塔巡りを旅の目的の一つにしている



多宝塔(重要文化財)
永正6年(1509)重原城主山岡伝兵衛によって再建された
廃仏毀釈を生き延びた神社における仏塔は全国的にも数少ない



鯉が眼病を患った長者の娘の身代わりになったという「片目の鯉」の伝説地



知立神社「拝殿」



豪雨などまるでなかったように、どんよりした雲が消えていく
多宝塔が青空に映える



遍照院
空海自らが彫ったと伝承される見返り姿の自像が本尊(秘仏)



本堂。御本尊の秘佛は弘法大師の命日である旧暦3月21日に特別開帳される



境内には数多くの石仏が点在している
本堂近くのこの石仏が一番可愛いので撮ってみた



「見返大師」の扁額



見返りとはこのようなイメージか



撮影 令和2年9月11日
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

武石英孝展(北海道岩見沢市7条西1丁目7番地)

2020年09月04日 | 博物館・美術館・記念館
武石英孝展
岩見沢市絵画ホール・松島正幸記念館 2階展示室
(岩見沢市7条西1丁目7番地 電話0126-23-8700)
開催期間/2020年7月24日-9月26日
開館時間/10:00-18:00
入館料/一般210円 高校・大学150円 中学生以下無料

*経歴・展示作品リスト・説明文はパンフレットの内容から記載

武石英孝は小樽桜陽高校在学中に、学生美術全道展で文部大臣賞を受賞したことから、美術の道を進む決意をする



*すべての作品(技法・材質)は油彩・キャンバス

作品 1「休息」2002年 162×162 第77回道展・会友賞
モデルは武石の妻の祖父である



作品 2「刻」2003年 130×162 第78回道展・会員推挙
人物画の中に人生の一端を表現することができないだろうかとテーマを練りシリーズ化した



作品 3「ひととき」2006年 130×162 第81回道展
穏やかな日々を送る老人の人間としての気高さを感じさせる作品だ



作品 4「馴鹿」2000年 182×227 第75回道展・北海道美術協会賞
モデルは自身の娘である



作品 5「仮面」1999年 227×182 第74回道展・佳作賞



作品 6「冬の午後」2007年 130×162 第82回道展



作品 7「雪の日」2009年 130×162 第95回光風会展・奨励賞
光風会では2003年の初入選以降出品を続け09年奨励賞、13年会友賞の実績を重ね、14年光風会会員となる



1981年北海道教育大学札幌分校特別教科教員養成課程美術工芸科卒業後、高等学校の美術教師として活躍する



作品 8「舞台裏」2018年 193×306



作品 9「バレエ」2017年 65×53



(躍動感があり個人的にはとても好きな作品だ。一部を拡大してみた)



(武石氏とは7年間同じ職場に勤務し楽しい時間を過ごした。日展で入選したと聞くまで絵を描いていた事さえ知らなかった)



作品 10「理科室」2013年 130×162 第99回光風会展・会友賞



作品 11「陽射し」2012年 162×130 第43回日展・第6回北海道現代具象展
2006年に「具象の新世紀展」に招待されたことをきっかけに、「北海道現代具象展」の実行委員として名を連ね、活動に参加してきた

(モデルの娘 早代さんも芸術の道を歩み、9月13日-9月26日 同会場にて「武石早代写真展」を開催する)






作品 12「予感」2016年 130×162 第91回道展
人物は静けさの中に、いつもたった独りで、悩みに耐えていたり、物思いにふけったりしながらその空間に佇んでいる



作品 13「きこえる」2017年 162×130 第103回光風会展、第92回道展



作品 14「窓」2018年 130×162 第93回道展



人物そのものが放つ存在感とそこに着目した作者の優しさが作品の魅力になっている



作品 15「標本」2017年 130×162 改組第4回日展



作品 16「標本Ⅱ」2018年 130×162 第104回光風会展・会員賞、第94回道展



作品 17「NORTH43°」2019年 130×162 改組第6回日展



作品 18「草原」2015年 65×162



作品 19「夕暮れ」2015年 65×162



作品 20「遡上」2017年 65×162



作品 21「タコ公園」2018年 65×162



作品 22「ゾウ公園」2018年 65×162



作品 23「鰐」2016年 146×112



作品 24「三段滝」2005年 117×73




武石英孝展小作品展(同館1階展示室)

「蟹」



「冬の日」



「余市港」



「鮭(燻製)」



「林檎」



「skull」



「object」



「DIVE」



「如雨露」



「Crimson sea bream」



「Humpback whale」



「Podothcus sachi」



「唐辛子」



撮影 令和2年7月28日
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする