品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

品質管理能力向上講座の実験装置

2011-01-09 07:43:24 | 品質計量管理
計量ワークショップの9回目の打ち合わせで、商工会議所の希望は「品質管理能力向上講座」であった。
計量管理を行えば品質管理の能率が上がるので、計量管理講座ではなく目的を表す計量ワークショップのテーマが決まった。


テーマを見て参加される人は計量を予想してこないであろうから、期待を裏切っては失礼になので計量と品質管理の関係が理解できて、品質管理に効果的な情報を提供する必要がある。

そこで実験を取り入れようとして、ピンポン玉の跳ね返り高さの実験を工夫したが、実験道具が簡単にできなかったので結果としてコイン転がし実験になった。

ピンポン玉の実験では、跳ね返り実験では跳ね返り高さの目測による測定誤差があるから計量管理には適しているが、コインの転がし実験ではコインが止まった位置であるから測定誤差が出ないので計量管理には適していない。

ここまでやった感じたことは、
①制御系の実験は一般人には理解されやすく、実験装置も作りやすい。
②計量管理系は一般人に理解しやすい実験装置が作りにくい。

これから計量管理が理解されやすい実験装置を工夫してみよう。

老人のぬいぐるみ

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