品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

リコールを防止する測定設計の伝え方

2013-04-28 08:19:02 | 品質計量管理




測定器の定期検査用具


逸品を伝える幟


正しい測定の実施を呼びかる幟

ISO10012の測定プロセスの設計を使いやすように、測定の不確かさを早見表で推測する方法に取り組んでいる。

ISO10012を意識しなくてもこれまでの測定プロセスの設計結果に大きな間違えはないが、さらにうまい方法を考える場合にはISO10012を利用するとよいと思う。

次に、測定の不確かさの早見表が完成すると測定プロセスの設計はやりやすくなるので、そのあとの測定作業を正しく実施してもらえる方法を考えている。

新緑を見ると多くの人に気分がよくなるので、製造に関係する100万人を超える超える人が測定プロセスを見たら測定作業を正しく行う気持ちになってもらえることが必要である。

100万人の人が1日に行う測定回数は、1000万回を超えるから1000万回の測定が毎日正しくやられなければ良い製品は生産されない。すなわち不良品が出ることになり、その結果は当然新聞に報道されるリコールが起きることになる。

リコールの防止には、1000万回の正しい測定作業の実施が毎日欠かせない。

リコール防止のお手本は、交通安全運動が良いと思う。

老人のぬいぐるみ