品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

測定教育(対象者)ごとのの項目

2013-03-28 07:29:13 | 品質計量管理

測定作業は、いろいろ業務で必要であるがその範囲が非常に広いために、測定教育方法の絞り込みが難しいので考えてみた。

1.新入社員向き
教育する事業場における
1)測定の役割
2)測定器の種類
3)測定機器の取り扱い方
4)5S
5)人間関係(仕事の教え方、てもらい方)

2.測定を指導する人向き(製造部の班長、係長など)
測定対象(製品、部品)について、新入社員よりも具体的に
1)測定の役割
2)測定器の種類
3)測定機器の取り扱い方
4)5S
5)人間関係(仕事を覚える人との付き合い方、コーチング)

3.測定方法を計画する人向き(検査課、生産技術課)
製造部の班長、係長などよりも広範囲に、詳しく
1)測定の役割
2)測定器の種類
3)測定機器の取り扱い方
4)測定精度の確認方法
5)測定精度の影響
6)5S
7)人間関係(測定作業を監督、指導する人への測定の説明方法)

4.校正部門の人向き
検査課、生産技術課の人よりも詳しく
1)測定の役割
2)測定器の種類
3)測定機器の取り扱い方
4)測定精度の確認システム
5)測定精度の影響
6)5S
7)人間関係(測定精度の説明方法)

5.測定を管理する人向き(計測マネジメントシステムの管理者)
上記の1.新入社員向けから4.校正部門向けまでをより詳しく
1)測定の役割
2)測定器の種類
3)測定機器の取り扱い方
4)測定精度の確認システム
5)測定精度の影響
6)5S
7)方針管理
8)品質マネジメントシステムとの相互関係
9)人間関係(コミュニケーションの仕組み、ファシリテーション)

事業所の製造物、文化などの影響を考慮する。

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