品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

計量講習会の新しいあり方

2012-02-20 07:42:39 | 品質計量管理


商工会議所のそれゆけ逸品運動に参加する旗(2012/02/20)

「計量士の逸品とは何であるか」

商工会議所から、逸品運動に参加しませんかと言われて、計量士の逸品について考えている。


商工会議所主催(7回)、計量協会主催(5回)、工業会主催(8回)の講習会が開催されてた。その各地の意見から次のことが感じられる。

1.計量、測定を実施している事業所は非常に多くあり、計量士から見ると大企業に比べて改善の必要性を多く感じるが、事業所は必要性をあまり感じていない。

2.事業所が発展するためには、計量、測定を改善すると効果があることをPRすると事業所及び社会が発展する。

3.講習会の開催方法は、各団体に適した方法は次のように思える
1)商工会議所
参加者を10〜20と想定して、基礎的なやさしい一般的なことを2時間程度で行う。

2)工業会
参加者を10〜20と想定して、基礎的に専門性を取り入れて3時間程度行う。

3)計量団体
適正計量主任者を対象にして、測定トレーナー養成の講習会を6〜7時間程度行う。

4.テキスト
1)商工会議所向け
パワーポイントで写真、図、で簡単な内容とする。

2)工業会
現在使用しているテキストを使う。

3)計量団体
トレーナー養成用に、商工会議所向け、と工業会向けの内容で指導要領書を作成する。

5.教育技術
このことは、これまでの計量団体が意識してやってこなかったので、関係者で工夫する必要がある。計量測定の教育方法を工夫すると計量測定がこれまで以上に社会に貢献できる。

老人のぬいぐるみ