品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

測定トレーナー養成の必要性

2011-07-23 08:16:54 | 品質計量管理


ipad2で写した写真(2011/07/22)

素朴な質問として、測定器は問題なく使われているのに「マイクロメーターやノギスなどに教育が必要ですか」と、きかれます。

もっともだと思えるが、しかし、使われている状態を見ると、
1)てきぱきと少々の汚れはあっても測定されている場合や、
2)もたもたと測定していて、マイクロメータの温度が上がっている場合や、
3)乱暴な取り扱いで、ラチェットが破損している場合など
を見かけることがある。

発展途上国向けの製品を作る場合は、上記の1)~3)は、許されるでしょうが、全世界で売れるプリウスやipadなどのように性能、デザインなどの良い製品を作るには、それぞれの工程をルーペで確認するぐらいの緻密さが必要でしょう。

緻密な製造工程にはトレーニングが必要であるから、職場に測定トレーニングのトレーナーが欠かせません。

測定トレーナーワークショップという名称はどうであろうか。この方法が普及すれば”測トレ”と呼ばれるであろう。

老人のぬいぐるみ